次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2008/07/11

観察報告 「ヤゴの羽化」 その1

執筆者: 長岡顧問

自宅に持ち帰ったヤゴが羽化しましたのでご報告します。

当家のヤゴは、ヤゴ救出時に説明した中で、最も簡単な方法で飼育しました。

飼育容器はペットボトルを切って、多少の水草と水を入れ、羽化用の割り箸をさしたもの。


餌は冷凍アカムシ。

ピンセットで一匹づつつまんで口の前で揺らすと食べました。

最初の数日は食べなかったのですが、その後、慣れてくると簡単に食べるようになりました。

羽化前の数日は急に餌を全く食べなくなりました。また、体、特に頭の部分が黒くなってきます。

羽化の順番は餌を良く食べた順番でした。

一匹目の羽化後の抜け殻。


羽化後のトンボ。



ヤゴは通常深夜から早朝にかけて羽化しますので、その瞬間はなかなか見られないのですが、ニ匹目は夕方羽化を開始しましたので、写真に取ることができました。

午前9時半に水面から頭まで出しています。


屋外に出したところ再び水中に。


羽化開始。


羽が伸びてきています。




羽が透明になり、腹部が細くなっています。

体液で羽を伸ばし余分な体液は排泄します。

蝶の場合は黒い色ですが、トンボは透明でした。




ついに飛び立ち天井に移動。


付記: 学校のヤゴの水槽でも一匹羽化した後のぬけがらを子供が発見しました。(田村校長先生)

0 件のコメント: