次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2010/02/20

活動報告 09年度 第10回 「里山に春を見つけに行こう」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん

雨や雪が多く寒かった2月の中旬でしたが、2月20日(日)の活動日は天気もよく暖かで最高のハイキング日和でした。

つくし野小校庭に、参加者60名ほどが集まり、まず、顧問の小池さんから1週間前に行われた「全国学校ビオトープコンクール」銅賞受賞の表彰式の様子を話していただき、賞状のお披露目がありました。

次に、顧問の高見さんから里山ハイキングのことについて説明をしてもらいました。



その後ハイキングに出発しました。

最初に、体育館裏の畑の階段のところへ行き、これから歩くコースを見渡しました。


そこには、青い小さな「イヌノフグリ」が咲いていました。


階段を下りて、森村学園の林の中の鎌倉古道を通って、御野立所に着きました。

そこで、木の実を拾いながら休憩しました。



次に、大石神社の大きなモミの木を2本見て王子神社でトイレ休憩です。

ここにも大きなモミの木が1本ありました。




王子神社を出発して国道246号線を渡って福泉寺の近くを通っていよいよ里山です。

畑の脇には椿などの花が咲いていました。



ヒメシャラの木の実をとったり、カラスの巣を見つけたりしながら歩きました。

昨年好評だった大きなミモザの木の前で集合写真を撮影しました。

昨年ほどには満開ではありませんでしたが、とてもきれいでした。


尾根道を進むと、コナラの実が地面に落ちて芽を出しかけているものがたくさんありました。


この辺で、昨年度の卒業生のY君が合流し、遠くに見える土地の歴史や、次に行った天王社の歴史を説明してくれました。

Y君は、小川村や長津田の歴史にとても詳しく、この企画は昨年度に引き続いて2回目の参加です。

説明後、参加した保護者から拍手でたたえられていました。

天王社では、神社の軒下に今年もアリジゴクの巣があり、1匹発見することができました。

どんどん歩いて中村集落のお地蔵さんを見て東工大裏の尾根の畑を通りました。


畑の隅に今年も土器がありました。

近くでおやつタイムです。

ここまでおやつを運んでくれた3人の5年生に分けてもらいました。

近くを歩いていた2年のI君が、なんと、まだ生きのびていたトノサマバッタを見つけました。

これには一同びっくりしました。


再びゴールのセントラルパークを目指して歩き始めました。

だんだん列が長くなってきましたが、幼稚園の子もがんばって予定より30分ほど遅れて、全員無事に歩き通しセントラルパークに到着しました。

セントラルパークで残ったおやつを分けてもらったり、感想の発表を行って解散しました。


1年ぶりでこのコースを歩いて、ほとんど変わっていないことにほっとしました。

つくし野の近くにこのような里山がいつまでも残って、今回参加した子ども達が大人になっても歩けるとよいなと思いました。

顧問の皆様、Y君、参加者の皆様、ありがとうございました。
09年度 第10回ビオトープ活動 アルバム

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