次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2010/06/25

活動報告 6月25日、26日 「畑のお世話」

文・写真: 小池顧問

小池です。週末、25日、26日と一人でしたが、畑の世話をしましたので報告します。

この時期、本当に1週間で雑草がぐんぐんと伸びてしまうのです。


トウモロコシは家庭菜園用の背丈の小さい種類のせいか、もう房を付けています。


ところが、キュウリとトマトが何者かに食べられています。



犯人はどうやら白いフンから考えて、カラスかムクドリか・・・。


熟したものを見計らってたべられてしまいました。

そこで、日曜日に台所の流し用のネットを買ってきてトマトなどにかぶせました。

ちなみにかじられたトマトはこのまま放っておいても腐るだけなので、小池が自宅に持ち帰り、食べられたところを慎重に削り取り食べました。

ごりごりして人間にはまだ未熟でしたが・・・。

ラッカセイはかわいい黄色い花をつけています。


大豆は枝豆の赤ちゃんを充実させつつあります。


キュウリの雄花も可憐です。


カボチャは雌花の花弁が取れたものがありましたので、そっと枯れ草を下に敷きました。


カボチャの雄花はたくさん咲いています。


これはスイカの雄花。


ナスも大きくなりつつあります。


ヤーコンはこれからぐんぐんと大きくなります。


無農薬のシソはバッタにたべられています。まあ、これもよし。


最後の2カットは小池の自宅の食卓の窓際になっている野菜たち。

キュウリの雄花は朝みるととてもきれい。


トマトはさすがにカラスは来ない位置なのでネットには入れていません。


梅雨にぬれてみずみずしく・・・・。

畑の野菜をみなさんと収穫できるのを楽しみにしています。

特別報告 「アフリカからの高見さんのお便り」

つくし野小のみなさん、暑い日々ですが、勉強に運動に頑張っていますか?

顧問の小池です。

高見顧問からメールが来ましたので、紹介します。なんと、今いるのは、日本よりもっと暑い場所・・・アフリカはコンゴ。

ワールドカップ観戦ではなく仕事の出張ですが・・・。

「高見です。今、仕事でアフリカ、コンゴのキンシャサ市にいます。

仕事とは、キンシャサ市内の道路改修の調査です。


仕事をしていてもこの土地の身近な生き物はとても気になります。

昨日は側溝にオタマジャクシ、メダカらしき魚などを見ましたし、トカゲもなかなかきれいな色合いをしています。

野鳥では、鳴き声、姿から、なんとなくアカショウビンに似た鳥を頻繁に見ます。

カラスに似た鳥は胸から腹の付近が白く、真っ黒でないので、不気味な感じはしません。

コンゴ川を見る機会がありました。ちょうど瀬になっている場所があり、ラフティングにちょうど良さそうな状況でした。

河川近くの湿地でカエルを見かけました。体長3cm、トノサマガエルの仲間のように見えました。

ジャンプしましたが、走るように移動もする、変わったヤツでしたね。

知らない生き物なので(毒を持つかもしれず)素手で捕獲することはあきらめましたけれど・・・。


川を越えるときに、川原で洗濯をしている光景を見ました。

川の水はあまりきれいには見えませんでしたが、慣れているのか子供たちは水浴びもしていました。


今週末には日本に帰りますが、7月の活動で、アフリカの森のお話。

9月の活動でアフリカでの川と人の暮らしの関わりのお話しをできそうです。

楽しみにしています。


コンゴの東部は広大な熱帯林が広がり、ブラジルのアマゾン川流域に次ぐ世界の肺(酸素を供給する)の役割をしているような場所があります。

ここには数が激減しているゴリラの生息地でもあり、京都大学の霊長類研究所の研究者が何人か調査に入っている模様です。

コンゴはまだ政情が安定している国ではないので、エコツアーのようなことは無理ですが、世界の宝を持続的に維持していきたいものです。

エチオピアのアジスアベバ経由で当地キンシャサに入りましたので、広大な森の上を飛行したわけですが、さすがに大規模森林、上空に大量の水蒸気を供給するためか眼下のほとんどが雲で地表が見えませんでした。


ホテルの部屋にはヤモリがやってきて、マラリアを媒介する(かもしれない)蚊を食べてくれます。


ホテルの庭にはホロホロチョウがいて、どうも棲みついてしまったらしいようです。


庭にはバナナやパパイヤ、ヤシの木が茂り、熱帯植物園の中にいるようです。

コンゴ川ですが、電気ナマズ、ワニもいるとか。興味は尽きないです。」

2010/06/20

特別報告 「ギンヤンマの羽化」

文・写真: 長岡顧問

長岡家のヤゴが2匹羽化しましたので報告します。6月5日に持ち帰ったヤゴは、1L及び2Lのペットボトルの中で育てました。昨年までのアカトンボ類の飼育と同じく割りばしを1本立てていましたが、ヤンマのヤゴが大きく体重も重いことから、途中で割りばしを2本ゴムバンドでつなぎ、さらに登りやすいように全体にゴムバンドを巻きました。設置場所は室内水槽の前です。エサは、釣り具のお店で購入した生きた赤虫を餌でした。

6月20日20時にヤゴが水面に顔を出していました。



ヤンマの目とその周囲はすでにトンボのような感じで色は緑色になっています。


この時に写真を撮るために動かしたのか、また水中に戻ってしまいました。6月21日の朝も水中でした。6月22日の深夜2時30分に羽化が始まっているのに気付きました。ヤゴが割りばしの先端に上り、フィギアスケートのイナバウアーのような体形で、ヤゴの殻からぶら下がっていました。


一生懸命に殻から抜けようとして体をゆすっていますが、足場がないのでこのまま下に落あちるのではと心配し下にガーゼを置いておきましたが、30分後には頭を上にしてヤゴの抜け殻に足をかけていました。



残念ながら、この間を見逃してしまいました。翌朝朝6時20分には近くにカーテンにとまっていました。


鮮やかな緑色をしたギンヤンマでした。この後、庭に放してやり、つくし野の空に飛び立っていきました。
二匹目のヤゴは6月24日に羽化しました。気付いた時には天井にぶら下がっていました。


私は不在だったので、家内が写真を撮りました。8cm以上の大きなギンヤンマです。


自宅の庭のアシタバの葉にとまらせた写真です。


この後、元気に飛び立っていきました。

まだ羽化していないヤゴを飼育されている皆さんへの連絡です:

ビオトープで配布した飼育方法の図は、昨年のアカトンボの飼育で成功した方法のものですが、割りばしに改良を加えた方が良いようです。ヤンマは体が大きいので、ペットボトルから割りばしが十分に出ていない場合には、羽化の際にペットボトルが邪魔になる可能性があると考え、割りばし2本をゴムバンドでつなぎました。また、割りばしによっては表面がすべりやすいので、登りやすいように全体にゴムバンドを巻きました。それが良かったのか、我が家のヤンマは先端で羽化に成功しました。



その他、職員室の前の水槽では、小澤校校長先生が生きた赤虫をエサにギンヤンマを飼育していらっしゃいます。




アカトンボ類のヤゴも一緒に入れてあったのですが、ギンヤンマのヤゴに食べられてしまったようです。水槽に校長先生と一緒にヤゴが羽化する時に登る足場の網を入れました。毎日観察していると羽化したギンヤンマが見られるはずです。また、トンボ池の水草の茂っているあたり


に約1000匹のギンヤンマのヤゴを放しましたが水草の少ない方で泳いでいるヤゴを見つけました。


今年は、トンボ池からかなりの数のギンヤンマが飛び立っていくことでしょう。

最後にお願いですが、ギンヤンマの羽化をもっと詳細に観察できたら、是非とも写真とともに報告して下さい。

2010/06/19

「ビオトープ通信」 第48号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、こんにちは。

授業参観お疲れ様でした。蒸し暑かったですね。

さて今回は長岡顧問による第3回の活動報告のご案内です。

当日の感想は、連れて帰ったヤゴの様子など、みんなどしどしコメントくださいね。

チームビートルズの活動、翌日の枝豆の種まきの報告もあわせて掲載しています。

特に夏休みのカブトムシ番外編の情報をチェックまだの人はぜったいに見逃さないように!!

さいごに、ブログのデザインが新しくなりました。シンプルに、そして携帯電話からも見やすくなりました。

§ 活動報告 10年度第4回 「プールからヤゴを救出しよう」

URL(ヤゴ): http://biotop-project.blogspot.com/2010/06/10-4.html
URL(カブト): http://biotop-project.blogspot.com/2010/05/2.html
URL(枝豆): http://biotop-project.blogspot.com/2010/06/66.html

§ 限定公開フォトアルバム

第3回活動「プールからヤゴを救出しよう」と翌日の「枝豆の種まき」の限定公開フォトアルバムへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

URL: [メールマガジン版のみの掲載]

2010年7月18日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

活動報告 6月19日 「枝豆の種まき その2」

文・写真: 小池顧問

6月19日土曜日、ビオトープ専用畑のお世話報告です。

2週間前に大豆の種をまいたのですが、実は発芽があまり芳しくなく。

原因は、小池がけちけち大作戦で、ちょっと古い種を使ったのが原因かと・・・。

種も生き物ですから古くなったり保存が悪かったりすると芽が出ないのです。

それで反省して、あわてて種を買い増し、土曜の午後に夏のカブトムシ相撲大会の土俵づくりで小池の家に来てくださっていた井上さん父とお嬢さん二人をお誘いし、小池の4名で種まきをしました。

合わせて肥料を2種類調達し、まきました。

新らしいまめをまいたところはもう芽を出していたので、ネットを外しました。

さらに、キュウリとカボチャに消毒薬を散布。

隙間が少しあったので、すこしサヤインゲンもまいてみました。

作業は2時間ほど。お疲れさまでした。



小さなキュウリも実っています。

実はこの時期、大変に雑草の成長が早いので、こちらのほうも心配です。

20日日曜の夕方2時間ほど、小池一人でしたが、全体の草取りなどをしました。

サツマイモの苗も浮いてしまっているところを直すといいよ・・・という中村さんのご助言に従い、植え直しも一部行いました。

また、事後報告ですが、先週、町田市の青少年課に補助金の申請をしました。

田村元校長先生のご助言と小澤校長先生のご尽力で、なんとか申請をすることができました。

なんとか、申請が通るといいなと思っています。

蒸し暑い時期ですが、体に気をつけて、勉強や運動を頑張ってくださいね・・・。

以上です。

2010/06/06

活動報告 6月6日 「枝豆の種まき」

文・写真: 小池顧問

6月6日(日曜日)、13時半からビオトープ専用畑で活動をしたので報告しておきます。

当日は午前中から小池で下準備をしようと現地にいったところ、前日に活動することをお伝えしておいた中村さんがすでに作業の準備をしてくださっていました。

必要な資材を運び込み、玉ねぎを植えてあった場所をトラクターで耕してくださっていたのです。

また、Kさん父娘も前日の呼びかけと関係なく、お世話に来て下さり、草取りをしてくださいました。

午後からは、前日夜の連絡網をみて小池以外に19名の保護者や児童が来てくれて驚きました。

みなさん、積極的に働いてくださいました。

小池がずうずうしく、刈り払い機や選定はさみでの作業をお願いすると、初めての作業だったと思うけれどみなさん率先して作業してくださいました。

子供たちには一人ずつ大豆の種まきをしてもらいました。

今回はいつもの活動に比べて人数が少なかったので、一人が何回も植えられて良かったと思います。



ハトに芽を食べられないように、中村さんが用意してくださったネットをかけて完成しました。

夏にはおいしい、枝豆が食べられるといいなと思います。


また、雨でぬれてしまったお世話ノートを新しくし、立派な収納ボックスを廃材で小池が作りました。

作るのはひとりで30分もかけずに作ったのに、立てるのにはお父さんたち3人がかりで付けていたのが面白かったです。

ちょっと斜めに立っているのはご愛敬。

中にノートが大事にしまってありますので、お世話に行った人は是非、記入してくださいね・・・。


カボチャの葉が虫に食べられてひどい状態です。

手でつぶして対応していましたが、このままではとても収穫は難しくなるので、中村さんと相談して農薬を少しまきます。

残留しにくい弱いものにしますので、心配なく。

その後、雨も降り、週末にはまた畑を覗きに行きたいと思います。


枝豆の種まき アルバム

2010/06/05

活動報告 第3回 チームビートルズ活動 「カブトムシの夏支度と夏休みカブトムシ番外編の話し合い」

6月5日(土)、チームビートルズは、水槽の清掃、メダカ池の浚渫(しゅんせつ)の疲労をものともせず、15時30分にスタートしました。

さいしょは、石田さんのアドバイスにもとづく、第二御殿への腐葉土の追加です。

そのまえにそっとほだ木を2本ほど上げてみると、幼虫が綺麗にその下に並んでいるのが見えました。

石田さんによると、もう蛹室を作り始めているところとのことで、そっとほだ木を戻しました。今年の夏は3年ぶりに成虫が見られるでしょう。

予備のほだ木を、周囲の金網の内側に壁のようにならべて、その中に第一御殿に保存してあった腐葉土(飼育小屋の裏の落ち葉入れで自然に出来ていたもの)をすべて入れました。

これで、夏の乾燥や日差しからカブトムシを守る環境が準備できました。

また今年の夏に生まれてくる幼虫の生育する環境としても整いました。





第一御殿の南東の水分調整実験枡の土の状態を調べました。幼虫はすでに引越し済みでいません。

3週たって、土がパサパサに乾燥し、固くなって、幼虫の生育には適した状態でないことが確認できました。


対照的に第ニ御殿はほどよくしめった状態を保っています。

これは、屋根がないため雨水が入ることと、底が地面で、土地が低いため、地下水が補給されることが考えられます。

次は第1回に仕込んだ腐葉土の2回目の混ぜ返しです。

前回はそのままにした南半分も、今回混ぜ返しました。

北半分の方が落ち葉の分解が進んでカサが減っているため、土の量が増えているように見えました。


そのあと、疲れ果てたビートルズのメンバーは、中央昇降口の前に座って、3年ぶりに復活するつくし野小学校主催の「夏休みカブトムシ番外編」について打合せしました。

今回から、鶴川第二小学校の最大カブトムシ部門で2年連続優勝のマスターブリーダーの佐藤さんが参加してくださいました。

内容は、すでにメーリングリストの議論で、二部構成と決めています。

第一部: 講座編
  1. カブトムシの一生
  2. カブトムシのつかまえ方
  3. カブトムシの飼い方・ふやし方
  4. カブトムシの習性
  5. カブトムシ相撲の秘訣
  6. カブトムシの標本の作り方
第二部: 実践編
  1. カブトムシをあやつる練習
  2. 棒上り競争
  3. カブトムシ相撲
2時間程度で、カブトムシをいちども飼ったことのない児童や保護者の方にも役立つ、わかりやすい、たのしい内容を予定してます。

メンバーのお父さんたちで役割を決めました。

土俵の制作は小池顧問の役割となりました。

小澤校長先生にもご了解をいただいて、日程は7月31日(土)に決定しました。時刻は未定です。

この日は、夏の収穫祭と二本立てで開催し、カブトムシ相撲が終わったらみんなで収穫祭を楽しめるよう企画しています。保護者も児童もみんな楽しみにしてください。