次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2010/10/16

活動報告 10年度 第6回 「ビオトープ畑で実りの秋を体感しよう」

飼育小屋の前に集合した人数は、大人と子どもを合わせ約90名。小池さんが本日の予定を話してくれました。そして、度々の特別講師、田村前校長先生からのお話もありました。(特別の、特別の講師として奥様も来てくださいました)。長岡さんから6月のヤゴ救出作戦の結果報告もありました。プールの環境を変えることで、ヤゴの数、ヤゴの種類に大きな変化が出ていることを教えてもらいました。

最初は、巣箱の点検からです。スタッフが脚立(きゃたつ)を登りひとつ一つ、高い木からはずしてくれました。この巣箱の中に鳥が住み卵を産んで育てたのかを確認するときです。留め金を外して屋根を開きました。

「あったー」。コケ類と思える植物と犬の毛と思えるもので平らなベッドが作られていました。鳥が生活をして子育てをしたのでしょう。別な巣箱からは柔らかで暖かそうなベッドと、つがいのヤモリが出てきました。鳥がいなくなってからはヤモリの夫婦の住み家になっていたようです。シジュウカラという鳥の巣のようですが、4個ほどありました。

巣箱には床がVの字になっているものもありました。案外、この形の巣箱を好むのだそうですが、ススキやワラのようなものを使って半球の形の巣も出てきました。4個ほどありましたが、スズメの巣だそうです。中には、卵のカラが残ったままのものもありました。基本的には、カルシウムを補うために親がカラを食べてしまうのだそうですが。

12個の巣箱のうち8個に鳥が巣を作った様子が見られました。巣箱づくり、大成功でした。中をきれいに掃除して、こわれたところを修理して、また木にかけます。今年、この巣箱から飛び立ったひな鳥が、成鳥になって巣づくりをしてくれると嬉(うれ)しいですね。






次は、ヤゴ救出大作戦への下準備です。スタッフの人たちが、プールにネットを張ってくれました。9月の活動は「川で学ぼう、川で遊ぼう」でしたね。その時に、スタッフの方がみんなのために草を刈ってくださいましたが、その草がプールの裏に置かれていたのです。ちょうど良い具合に乾燥していたようです。(1ヶ月先を見越した活動があったのですね。驚きました)。

その草をプールサイドからネットに、子どもたちが投げ込みました。来年もたくさんのヤゴと出会えることを願いながら。たくさんのトンボの羽化に立ち会えることを期待しながら。


畑での収穫です。用意してもらったブルーシートに座りながら小池さんの講義を聞きました。まず、一週間前に収穫したカボチャユウガオについて。そして、お待ちかねのクイズ学習です。「野菜の不思議・豊かさを知ろう」クイズでした。野菜の生まれ故郷を答えたり、野菜のどの部分を食べているか等々の問題でした。いつも難しいのですが、今回も・・・。

ただ、「今、私たちが食べているものの中には、新大陸=アメリカ大陸が原産でヨーロッパに持ち込まれた物が多くある。また、熱帯地方で育てられていた食物を改良したものが多い」という知識が私にはありました。また、小池さんのクセを読み取る力も持っていました。それは、小池さんが個々の問題の正解に○を付けていくのですが、・・・あとは内緒です。小池さんにばれてしまうと裏をかかれてしまいますので。私は、9問の正解でした。でも、恒例の小池プレゼントは、今回はなかった。残念でした。

小池さんは、最後に「COP10」の話しをしてくれました。今、名古屋で開かれている「生物多様性条約第10回締約国会議」のことです。これは、「絶滅危惧種」=ベンガルトラチチュウカイモンクアザラシ等々のこと、「外来種」=カミツキガメウチダザリガニ等々のこと、企業が動植物を利用して医療品を開発する場合、「原産国」に金銭を還元するなどして利益を分け合う国際ルールづくり等々のことが話し合われています。難しい話ですが、少しは興味をもってほしい話題です。

田村先生の指図(さしず)で、サツマイモ掘りが始まりました。大きいサツマイモを掘り出した子ども。大きすぎて途中から折ってしまった子ども。なかなかサツマイモにありつけない子ども。でも、一生懸命に畑の土と格闘していました。

土の中から出てきたサツマイモはきれいな色をしていました。大小、たくさんの収穫がありました。子ども達には1個ずつ配り、大人も各自が取りました。各家庭で、どんな食べ方になりましたか?

お寺からお借りしているこの畑、今度は何を育てるのか思案中!

スタッフの皆さん、楽しい時間をありがとう。

毎回、児童の安全確保のため参加してくださる保護者の皆さん ありがとう。

また、次回を楽しみにしています。











10年度 第6回ビオトープ活動 アルバム

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