2011年12月10日土曜日

アンケート結果報告 11年度 第8回 「たき火をしよう。火を学ぼう。」

文・グラフ: 小池顧問、井上さん

64名の方から回答をいただきました。

参加者が約130名と今年度最多となりました。

アンケート用紙ちゃんと配布できなかったため、回収率が高くならなかったのは残念でした。



ほとんどの方は好意的な回答でした。難しいと感じたお子様もいました。


ほとんどの方は、丁度良い話の時間であったと感じたようです。

小池さんの話を聞いて思ったこと


<子供>

  • 声の大きさがよかった。
  • 焚き火のしかたがわかった。
  • 火はだいじなんだなぁと思いました。
  • よくわかった。
  • ためになった。
  • 火はべんりだなと思った。
  • いまこそ、火を気をつけて大事につかっていくときだ。
  • 火はこうしてたくんだなと思いました。

<大人>

  • 子供には普段火の扱いはさせてきませんでしたが、今後は少しずつでもやらせてみたいと思いました。
  • 子供達にとって普段なじみのないお話をしていただき、とても良かったです。
  • この後でやるたき火が楽しみになった。
  • 火の使い方を大人も子供も知っておくべきだと思いました。
  • わかりやすかった。
  • 改めて火の大切さを感じた。

火の大切さを感じていただけたようです。


※カップ蒸しパンは、準備不足により、きちんとしたものを作ることができませんでした。食べたかったのに食べられなかった方、申し訳ございませんでした。
※くるみ、コーヒー、焼きバナナは、出なかったメニューです。

<美味しかったベスト5>
第1位 焼きも
第2位 ねじりパン
第3位 けんちん汁(豚無しの豚汁)
第4位 ピザ
第5位 焼きもち
<食べてみたかったベスト5>
第1位 カップ蒸しパン
第2位 焼きバナナ
第3位 コーヒー
第4位 パンケーキ
第5位 焼きおにぎり

そのほかに食べたいもの


<子供>
ししゃも、やきチョコ、肉まん、ココア、やきにく、やさいいため、じゃがバター、えび、ソーセージ、やきみかん(おいしかったら)、グラタン、チャーハン、とうもろこし、なべ、めんるい、だんご、ちくわ
<大人>
甘ざけ、おでん、スモークチーズ、芋煮、ソーセージ、焼き栗、焼きだんご、ちくわ

食事のメニューも挙がっています。
複数の方からココア、ソーセージ、ちくわ、だんごをメニュー加えて欲しいとの要望がありました。

楽しかった、よかったことはなんですか?


<子供>

  • 火をつけること。きえないようにすることがむずかしいけど楽しかった。
  • 火であそべてたのしかった。
  • 火です。
  • 自分たちでたき火ができたこと。
  • ねじりパンをやったこととマシュマロを焼いたこととたき火
  • 食べることがたのしかった。ねじりパンがおいしかった。
  • パンがよくやけたのでよかった。
  • おいしかった
  • たいやきがたべられてうれしかった。
  • いろいろなりょうりがたべられる。
  • バームクーヘンをみたところがたのしかったです。
  • 友達できた!!
  • 他の学年となかよくなれた。
  • 手伝いができたこと。


自分たちで火をつけ、消えないように火の管理をしたこと、自分でパンを焼く(調理した)こと、それを食べて美味しかったことが、楽しかったと感じたようです。

焚き火以外にも、友だちができたことや、お手伝いが楽しかったという方もいました。
みんなで集まって、自分たちで何かをすること自体が楽しく、そのことを通して友だちが増えるのは良いことだと思います。

<大人>

  • アウトドア経験ができて楽しかったです。
  • いろいろなメニューが参考になった。来年のオートキャンプで使いたい。
  • 子供が火とふれあったこと。目の前で口に入れる物ができあがり味わえたこと。
  • 子供達が普段なかなか近づけない火を扱えた事。
  • 自分達で作ったものはおいしい。
  • ねじりパン焼き。油断するとこげてしまい加減が難しかったですが、楽しかったです。
  • 大勢でワイワイと協力しながら美味しい物を食べられたこと。
  • 大勢で作って食べるとおいしい。
  • バームクーヘン作り。
  • 火を使えたのはよい経験になります。これだけ大規模には他ではできません。
  • 普段出来ない火遊びが出来る。
  • 今は家庭でたき火ができないので子供達によい経験になった。
  • 親子共に一緒に火を使って様々な食材を食べることができました。
  • こどもたちが生き生きとしていたこと。
  • 各メニューのリーダーが決まっていた為作業しやすかった。ねじりパン用にパン種がすでに分けてあったので作業しやすかった。
  • みなさんで協力していてすばらしい。
  • 誰もがケガすることなくおわってよかった。

普段はできない体験、みんなで作って食べたこと、アウトドアレジャーの参考になったことなど、良かった点のようです。

楽しくなかったこと、なおしたほうがよいことはなんですか?


<子供>

  • メニューをふやしたほうがよい。

まだまだ、食べ足りない人がいたようです。(笑)

<大人>

  • 作っていないメニューはプリントに載せない方が良いと思う。
  • メニューが多すぎる。
  • 料理ができ上がった時に子どもたちに知らせた方が良い。

子どもとは正反対の意見です。作る人と食べる人の意見の違いでしょうか。




ホームページについてご意見がありましたお書き下さい


  • 写真が見られるようにしていただきたい。
  • 更新が遅い様に思う。
  • 今後よく見るようにしたい。

写真は、ビオトープ通信の中で、期間限定でご覧頂けるようにお知らせしています。

なるべくタイムリーに更新できるように致します。

そのほか、きょうの活動、これからの活動に対するご意見・ご要望


激励のお言葉を多数いただきました。

アンケートにご協力いただきありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。

活動報告 11年度 第8回 「たき火をしよう。火を学ぼう。」

文: 小澤校長先生
写真: 桑木さん、小池さん

今年最後のビオトープ活動でした。『たき火のすすめⅤ』=(食べるもの、もやすもの、もとはみな命あるもの。大に・・・・は、100名を越え130名程の参加者でした。年間のテーマ【命のたいせつさ、命のうつくしさ、命のいとおしさ を知ろう】のもと、今回の目的は「自然に優しいたき火を通して、自然と人の暮らし、火の役割を学ぶ」です。今年は特に大震災を踏まえ、災害時の炊き出しの練習にもなることを意識しながら進めることにしました。この会も5回目となったので、協力してくださる保護者の方々も要領を得ていてスムーズに実行できました。


1週間以上も前から燃料となる木材の確保に走り回ってくれた人もいます。何日も前から当日の朝まで、食材の買い出しにスーパーに行ってくれた人もいます。他にも・・・・ありがとうございます。

準備のため、9時半過ぎから動き出してくれたスタッフ・保護者・子どもがいました。母親の指示を聞いてよく働く子どもに感心するばかりでした。エライゾ!!子どもたち。

かまどのセット、たき木の準備、ねじりパン用の棒の準備、冷たい水でのサツマイモ洗い等々、本当にありがとうございました。


晴れて、風がない絶好のたき火日和。でも、バケツに水を用意しました。当然ですね。
1時前から、参加者が続々と集まって来ました。今回は会費として一人100円をいただきましたが、その他にパン生地を多くの人が持参してくれました。

活動の最初は、小池さんからたき火についてのお話でした。
  1. 火と人間のかかわり(暖をとる、明かり、料理、心のやすらぎ、神聖な火)
  2. 火の便利さ、火のこわさ(火事・火傷)
  3. たき火を見ていると心が落ち着くのは?
  4. たき火での料理は、なぜ、おいしいの?
  5. 自然にやさしいたき火(大きい火でなく、必要最小限の火を安定して燃やす美学)
  6. 燃やして良いもの、いけないもの
等々

小池さんの話の中で、高見さん(アフリカのガーナでの仕事に一区切りをつけて、日本に帰って来ました)が撮った写真を見せてくれました。学校を終えた子どもが、たき木を持ち帰る様子が写っていました。生活に(煮たり、焼いたり、暖をとったり)欠かせない火を作り出すためには燃やすものが必要なのです。この前は、水を運ぶ子ども達の写真を見せてもらいましたが、生きていくためには子どもも働かなくてはならないのです。わたし達の生活と比べてください。


中村さんが「火にかかわる話」を話してくれました。H24,1,14に宮前公園で行われる『どんど焼き』のことでした。正月の松飾りや注連縄(しめなわ)や書き初め等を燃やす行事です。火は穢れ(けがれ)を浄め(きよめ)、新しい命を生み出します。竹の爆ぜる(はじける)音は災い(わざわい)を退け(しりぞけ)、高く上る煙に乗って正月の神様が帰ります。どんど焼きは、祓い清めという役割と、正月に浮かれた人々を現実世界に戻す、二つの役割を担った行事と思われます。

この火にあたると若返るとか、焼いた団子を食べると病気をしない・虫歯にならないとか言われています。また、燃やした書き初めの紙が高く舞い上がると習字が上手くなり勉強も出来るようになると言われています。来てくださいね・・・と話してくれました。


臼井さんも来てくださいました。「何でも、お手伝いをします。声をかけてくださいね」と話してくれました。


小池さんの話の後で班決めをしました。たてわりの班にしました。5・6年生にはリーダーとして、マッチで火をつける役目になってもらうことにしました。小池さんからマッチの使い方を教えてもらったリーダーには、たった二本のマッチが配られました。火が付けられないと生き残ることが・・・・・・・

スタッフの皆さんが、新聞紙、乾いた小枝、枝、割られた廃材(いらなくなった板など)等々を用意してくれたので、あまり困ることなく順調に火おこしが出来ました。



今日、食べることができるものは、(ねじりパン・やきマシュマロ・ポップコーン・やきいも・バウムクーヘン・かぼちゃのバターチーズ・ぎんなん・ピザ・川魚の塩焼き・スイートポテト・やき栗・・・・)20品目でした。新作は、「たい焼き器」でつくった『焼きおにぎりのみそ味』・たい焼き(あんこ入り・当たり前?)でした。両方とも味見=検食しましたが、とても、とても美味しいものでした。ごちそうさまでした。









焼いては食べ、焼いては食べ、いろんな種類の食べ物でした。1年生の保護者の方々が焼いてくださったバウムクーヘン、私が入刀(包丁で切ります)したのですが、きれいな年輪になっていました。味も良かったです。おいしいバウムクーヘンを焼くことが出来たので、見事にこの会への参加が認められました。(冗談です)
  
今年小池さんが3本、用意してくれました。約1年前に田村先生が確保してくださり、乾燥させておいてくださったそうです。活動の途中で、代表の6年生3人が火を灯してくれました。すっごくきれいでした。Wood Candle(ウッドキャンドル)=木のロウソク。

木に割れ目を入れて乾燥させたとはすごいですね。今年は、日光のキャンプファイアーでも3本のウッドキャンドルに火を灯しましたが、今日はビオトープ活動を明るく照らしてくれました。





皆既月食になる満月が東の空に浮かび始めました。みんなで片付けを始めました。お腹を満たし心も満たしてくれた『たき火のすすめⅤ』、スタッフの皆さん、協力してくださった保護者の方々、ありがとうございました。

この後も、名残惜しそうに火と戯れる子、満月に狼に変身したかのようにグランドで遊び回る子ども達がいたことを書き足しておきます。

2011年12月2日金曜日

次回予告 12月10日 (土)「たき火をしよう。火を学ぼう。」



2010年度の活動より

前回は、相模原市立博物館に出かけ、「はやぶさ」の全天周映画をみたり、ビオトープの勉強をしたりしました。初めて行った人が多く、大好評でした。

さて、今回12月10日(土)の活動は、恒例のたき火です。

火と人の暮らしの関係を学んだあと、子供たちで準備をし、火をつけ、料理までをします。

環境にやさしいたき火を実践します。

本年は畑で作ったサツマイモは分析が終わっていないので一切利用しません。

全ての食材はスーパーで購入したものを用います。

落ち葉や雨ざらしの木材も燃やしません。

例年のメニューに加え、今年も新開発のメニューが登場します。

昨年好評だったウッドキャンドルは三連になって再登場します。ご期待ください。

今回も食材代として100円/人集金します。

ご参加いただける方は、下の申込用紙に記入し、12月8日(木)までに、担任に提出してください。

開催日時・場所


  • 12月10日(土) 13時00分
  • つくし野小学校校庭集合

スケジュール


10時30分準備をお手伝いいただける方は、校庭に集合。お手伝い大歓迎です。
13時00分つくし野小学校校庭集合 (それまでに受付などを済ませてください)
13時10分活動内容説明→火についてのお話し→活動開始
16時30分活動終了
16時15分解散予定

内容


  • 火と人のくらしやたき火のお話
  • たき火
  • 料理
  • 片付け

用意する物


  • 名札・カードケース (ある人)
  • 飲み物
  • 軍手
  • タオル
  • 汚れてもよい服装
  • 熱いものが入れられるマグカップかお椀
  • 使い捨てでないお皿
  • お箸

備考


  • 原則として1・2・3年生は保護者と一緒にご参加ください。保護者が参加できない場合は、事前にご連絡ください。未就学児の参加も歓迎しますが、必ず事前に年齢などをお知らせください。
  • 雨天中止です。中止や延期等、特別な予定変更はビオトープ倶楽部のメールでご連絡します。
  • 本活動に対する個人保険を年間で掛けています。しかし、本活動は小学校の行事ではなく、任意参加です。安全確保に努めますが、一切のリスクを排除できるものではないことを予めご了解ください。
  • 保険について本年は助成が得られたので、今年に限り例年の半額を集めます。家族でご参加の場合は300円/家族・年、4~6年の個人参加の場合は100円/人・年です。
  • 本年度は、日本財団、(財)河川環境管理財団、町田市地域子ども教室(児童青少年課)の3つの助成を受けています。

2011年11月29日火曜日

お知らせ 「救急セットを作りました」

小池です。本年、9月の活動から救急セットを活動に持参しています。

ネットなどで色々調べてみたのですが、高い割にはなかなか我々の活動にあったものは見つけられずにいました。

そこでFさんと御相談し、また養護の先生とも御相談し、写真のような救急セットをFさんが用意してくださいました。

費用は今年度の助成金から支出しています。

バッグは市販のものですが、Fさん手作りの刺繍で緑の十字のワッペンを付けてくださり、すっかり救急セットの雰囲気が出ています。

ちいさな傷など、応急対応用ですが、屋外活動などをするとどうしてもすり傷などは避けられません。

使わないで済む事が一番ですが・・・。

これからも事前の下見の徹底など、できる限りの安全確保に努めて参ります。



2011年11月14日月曜日

「ビオトープ通信」 第72号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

今回は、大学の先生をお招きした理科教室の活動報告と、奈良川の回のアンケート結果をお届けします。

§ 活動報告 11年度 第6回 「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/11/12-10.html

§ アンケート結果報告 11年度 第5回「「川で学ぼう、川で遊ぼう」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/11/11-5.html

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

2011年11月12日土曜日

アンケート結果報告 11年度 第7回 「博物館にいこう。博物館でまなぼう」

文・グラフ: 小池顧問、井上さん

51名の方から回答をいただきました。


今年度では最も多い参加者となりました。


ほとんどの方は初めて相模原市立博物館に来ました。3回目以上の方もいらっしゃいました。


「天文」に関する展示が圧倒的に人気でした。

「人と自然のかかわり」に関する展示は第2位で、ビオトープ活動の参加者らしい!?結果でホッとしました。


小池さんの話を聞いて思ったこと


自然の大切さの再認識、身近な所にあるビオトープ、生き物はみなつながっていることなどを感じていただけたようです。

宇宙の映画からビオトープへテーマが飛躍しすぎているようでしたが、宇宙の起源を探ることは、地球や生命の誕生を解明することすなわちビオトープの原点に深く結びついているのです。

短い時間でビオトープを伝えることは難しいのですが、生き物を大切にすること、ビオトープは身近な所にあることを理解していただけ、よかったと思います。

小さいお子さん、低学年の児童にも、もっとわかりやすくする工夫をしたいと思います。

「ハヤブサ」の映画を観て感じたこと


多くの感想を書いていただきました。一番多かったのは「感動した」でした。ハヤブサと自分を重ね合わせ、ハヤブサの経験した苦難を乗り越える姿に感動を覚えた方が多いようです。

ハヤブサは生き物や人間のような機械(ロボット)で、最後にカプセルを残して燃え尽きてしまうところに切なさやかわいそうに感じた方もいらっしゃいました。またハヤブサや小惑星イトカワについて知ることができたという感想もありました。

たのしかった、よかったことはなんですか?


博物館に来ることができたこと、ハヤブサの映画を見ることができたことを良かったこととして挙げている方が多かったです。
身近な所に立派な博物館があること、昔の家を通じて地域の歴史を実感できたことが良かったようです。
また、身近な生き物の剥製などの展示で自然を疑似的に勉強できたことも良かったようです。

たのしくなかったこと、なおしたほうがよいこと


通常の映画とは異なる全天周という特性から、残念なことに目の痛みや頭痛など、映画の鑑賞中や鑑賞後に体調を悪くされた方がいたようです。

町田やつくし野の身近な自然の話から具体的な題材を使って、自然の大切さをわかりやすく説明できるよう、工夫します。

そのほか、きょうの活動、これからの活動に対するご意見・ご要望


今日の活動については、みなさん大変楽しんでいただけたようです。
博物館など外の施設の見学を活動に盛り込んで欲しいとの要望もありました。来年度の活動を検討する上で参考にさせていただきます。

その他、スタッフへのねぎらいの言葉も多数いただきました。ありがとうございました。
今回は、公共の交通機関を利用した移動があり、ご参加いただいた保護者の皆様には、子供達の安全確保の面でご協力をいただきありがとうございました。

アンケートにご協力いただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

活動報告 11年度 第7回 「博物館に行こう。博物館で学ぼう」

文: 小澤校長先生
写真: 桑木さん


今回11月12日(土)の活動は、「イモ畑の収穫」を変更して「相模原市立博物館」に行きました。つくし野駅に集合し、つくし野〜長津田〜淵野辺と電車で移動しました。

自分で、しっかりと切符を買っていましたし、パスモやスイカを上手に使っていました。電車内でもマナーを守っていました。



今日に備えて、井上さんと小池さんが安全面の事前調査や予約を、前もってしてくれていました。歩道と車道がしっかりと区別された道を約20分位歩きました。


気持ちよい天気の中を歩いていくと、木々に囲まれた「相模原市立博物館」に着きました。外観が素敵(すてき)ですが、中も、とても奇麗(きれい)に保たれていました。地下1階の会議室を貸していただく約束になっていましたので、そこでひと休み(水分補給と歩き疲れの回復)。



小池さんが、ビオトープについて「紙しばい」風に分かりやすく説明をしてくれました。

ビオトープの語源はギリシア語からの造語〔bio(命)+tops(場所)〕で、転じて生物が住みやすいように環境を改変することを指すこともあります。ドイツ語ではBiotop=ビオトープ。英語ではBiotope=バイオトープで、生物群集の生息空間を示す言葉でもあるのだそうです。分かりやすく言うと、ビオトープというのは、もともと自然に生き物がくらしている場所を言うのだそうです。自然の形は山、野原、川、海などにわけられます。それぞれがビオトープで、その場所を好きな木や草や虫やその他の生き物たちが住んでいます。

小さなバッタなどは少しの草原がビオトープになります。その小さな虫たちを食べるカエルにとっては、水辺があるビオトープが必要になるのでしょう。そのカエルやネズミを食べるヘビにとってはそれ以上の広さのビオトープが必要になるのです。そして、それらを食べる大きな鳥(タカとかワシ)にとっては子育てのためにも林や森のあるビオトープが必要になります。そして、生命を終えると土にもどり、小さな生命を育みます。

それぞれの生き物が生きていくためには、それぞれに応じた自然の広さ(生息空間)が必要なのです。そして、その中で生命の継続がなされているのだそうです。

つくし野小の中に、いろいろな生き物がくらせる自然の場所=ビオトープを作り上げることができたらいいですね。さらに、つくし野の街全体がそのような場所になれたらいいですね。〜あるお家のエサ場に飛んでくる鳥を校舎の二階から見るだけでも、心が和むことがあります。校歌のように、小鳥がうたい チョウのとんでる つくし野の街〜



さあ、プラネタリウムで全天周映画【はやぶさ】を観ることになりました。映画館で放映されているものとは違います。私たちは、プラネタリウムの座席をリクライニングにして天井を見つめました。真っ暗闇の中から【はやぶさが】出てきました。


【はやぶさ】は、2003年5月に打ち上げられました。そして、2004年5月に地球スイングバイ(地球の引力と自分のロケットの勢いを利用して)を行って加速し、2005年9月12日に目標の小惑星『イトカワ』に到着しました。『イトカワ』は太陽系が出来た頃に生まれた小惑星だと考えられています。ですから、『イトカワ』を調べることによって、太陽系の秘密に迫ることができると考えられています。そして、11月26日には『イトカワ』への降下着陸を行い、試料採取(イトカワを作り上げている物をとる)のためのタッチダウンに成功しました。

その時のトラブルで、一時、【はやぶさ】は地球との連絡を絶ちました。行方が分からなくなってしまったのです。地球では、必死に【はやぶさ】を探しました。でも、見つかりませんでした。【はやぶさ】も死にものぐるいで地球に連絡をとろうとしていたに違いありません。でも、だめでした。あきらめかけていた時に、【はやぶさ】の声が地球にかすかに、しかし、確かに聞こえてきたのです。

予定より3年も遅れて【はやぶさ】は地球に戻って来ました。2010年6月のことです。無事にカプセルを分離した【はやぶさ】は、地球の大気圏(空気の層)に突入すると摩擦熱のため燃え尽きてしまいました。カプセルは回収され、後に、カプセルの中から微粒子が確認され、それが、「イトカワ」の物であることが確認されました。

この文章では、その迫力や感激をお伝えできませんが必見の価値があります。涙しながら観ていた人もいるのですから。劇場版ではありませんので、放映の日時等を博物館に問い合わせの上、行ってください。

因みに、このプロジェクトのすごさは数多くありますが、(1)イオンエンジンを使ったこと (2)それを長時間続けたこと (3)イオンエンジンを使い地球スイングバイしたこと (4)小惑星への自律的(はやぶさが自分で判断して)な接近飛行制御したこと (5)小惑星への突入、および離脱に成功したこと (6)大気圏再突入・回収したこと (7)小惑星のサンプル入手したこと 等々が挙げられるそうです。


この博物館には、プラネタリウム(全天周映画も行う)の他に、「台地の生い立ち」「郷土の歴史」「くらしの姿」「人と自然のかかわり」「地域の変貌=変わりゆく姿」等のコーナーがあります。自由に館内で学ぶ時間になりました。

小池さんは「人と自然のかかわり」=〈豊かな段丘崖の自然〉、里山のジオラマを使ってビオトープについて説明をしてくれました。

田村先生は「郷土の歴史」=〈原始の芸術〉で土器などの専門的なお話しをしてくれました。

私は「不審者対応」ということで、自由に歩き回りながら楽しみました。「くらしの姿」には、昔の鍬(くわ)や鋤(すき)や養蚕(カイコ)で使ったもの等々が展示してありました。私の生まれた家にもあったなーと思いながら見ていました。



時間が、あっという間に過ぎ帰る時刻になってしまいました。素晴らしい博物館の前で記念写真を撮ってから、淵野辺駅に向かうことにしました。

町田市にも、こんな博物館があるといいですね。

良い場所に連れてきてもらいました。スタッフの皆さんありがとう。

安全管理のために、たくさんの保護者の方々に来ていただきました。ありがとう!。

2011年10月11日火曜日

「ビオトープ通信」 第71号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

秋も深まりゆく今日この頃、遅くなりましたが、熱い夏休みの思い出を2つお届けします。

つくし野小学校と、鶴川第2小学校での2つのカブトムシ特別イベントの報告です。

熱い思い出よもう一度!!

§ 活動報告 11年度 夏休み特別編「カブトムシ講座&カブトムシ相撲」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

§ アンケート結果報告 11年度 夏休み特別編「カブトムシ講座&カブトムシ相撲」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/07/11.html

§ 特別報告 7月31日「第4回かぶとむし相撲町田場所」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/07/7314.html

§ 限定公開フォトアルバム

11年度 夏休み特別編「カブトムシ講座&カブトムシ相撲」の限定公開フォトアルバム&ビデオへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

写真URL: [メールマガジン版のみ掲載]
決勝戦ビデオURL: [メールマガジン版のみ掲載]

2011年11月10日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

2011年10月2日日曜日

「ビオトープ通信」 第70号

ビオトープ倶楽部会員の皆様、おはようございます。

めっきり涼しくなった今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

今回は残暑の奈良川での活動報告です。

§ 活動報告 11年度 第5回 「川で学ぼう、川で遊ぼう」

URL: http://biotop-project.blogspot.com/2011/09/11-5.html

§ 限定公開フォトアルバム

第5回活動「川で学ぼう、川で遊ぼう」の限定公開フォトアルバムへのご招待です。

重要なお願い:

フォトアルバムのリンク情報は、ご家庭の外には開示しないでください。
ご家族以外の参加者のお顔が写った写真の再掲載、再配布はしないでください。
(当日参加者にも禁開示、禁再配布)
個人情報保護にご協力願います。

URL: [メールマガジン版のみ掲載]

2011年11月1日まで約1ヶ月の期間限定なのでお早めにどうぞ。

つくし野小学校ビオトーププロジェクトより

2011年10月1日土曜日

アンケート結果報告 11年度 第6回 「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

文・グラフ: 小池顧問、井上さん

23名の方から回答を頂きました。

今回は、当初の予定から変更し3連休の初日となったこと、運動会と重なったこと、などから参加者が比較的少なくなりました。


※複数回答可

※複数回答可

そのほかの理由として、
  • 毎回ビオトープに参加している
  • メダカのことを知りたいからです



高見さんのお話を聞いて感じたこと


  • 国(ガーナ)のことがわかった
  • 日本からアフリカは14,000Kmあるなんてすごいと思った。
  • ガーナの気候は面白いと思った
  • かこくな国だとなと思った。
  • チョコレートがもらえてうれしかった
  • ゴミがちらかって、もっとふえたらどうなるんだろう。
  • 環境に気を配るということは幸せだということなのだと改めて思う。
  • サソリがすごかった。
  • お体に気をつけて、頑張って下さい。チョコレートありがとうございました。
  • ヘビが身近にいるのでちょっと怖いなぁと思いました。
  • 今までのガーナのイメージが高見さんのお話で変わりました。
  • いろんな国の生活習慣があるとわかっていても、実際の話を聞くととても楽しい。



金子先生のお話、実験から感じたこと


  • いろいろなことを教えてもらってめだかのことをもっとしった。
  • めだかのウロコの色が黄色があったからビックリした。実験は楽しいけどむずかしいと思った。
  • 実験は楽しいなと思った。
  • メダカのウロコを見て、黒と白では色がちがうこと。
  • 色素胞が年輪のようだったことにおどろいた。
  • わかりやすい説明だった。
  • 大きくなったらメダカの専門の先生になりたいです。
  • メダカの色が変わるって初めて知った。
  • 理科の実験は何才になっても楽しいですね。わくわくしました。
  • メダカの色が変わることを知らなかったのでびっくりしました。
  • 子供でも判りやすい説明と実験ができることで科学が身近に感じる。
  • メダカの色が変わるのを実際に見られて面白かったです。
  • 短時間にずいぶん色がかわるということなどがわかって楽しかったです。
  • 現在家でメダカを飼っているので・・・。なかなかできない実験をしてとても楽しかったです。


とても面白かった。この実験が何につながるという話はとても興味深かったです。子供にも伝わっていればいいなと思います。

4. たのしかった、よかったことはなんですか?


子供は、ウロコの観察、実験が楽しかったという方が多かったです。
大人も、実験器具を使用しての観察・実験を経験したこと、大学の先生に講義を頂いたことをあげています。
メダカの色、ウロコの色が変化することに驚いた方も多かったです。

5.楽しくなかったこと、直した方が良いことはなんですか?


お話を長いと感じた人もいたようです。

6.そのほか、きょうの活動、これからの活動に対するご意見・ご要望をお書きください。


今後の活動について、畑の収穫物に関する取扱に関するご意見を頂きました。一つの意見として、参考にさせて頂きます。

アンケートにご協力頂きありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。

活動報告 11年度 第6回「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

文: 小池顧問
写真: 小池顧問、桑木さん

「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」

今回の活動は、東洋大学の金子大谷律子教授に来ていただいて、驚きの学びをしました。「律子教授」に登場いただく前に、アフリカのガーナに出張中の顧問の高見さんが日本に戻っていましたので、「ガーナの報告会」をしていただきました。

今回も、たくさんの写真や資料を用意してきてくださいました。制服を着て学校へ通う子どもたち。日本とは様子が違う校舎。・・・・



アフリカの国、ジャングルで暑くて猛獣(もうじゅう)やヘビがいて・・・・と想像してしまいますが、高見さんの話では、むしろ、日本のようには蒸し暑くなく過ごしやすいとのことでした。でも、ガーナには毒蛇(どくへび)が多いと住民が言うので、ヘビには気をつけています、とのことでした。


いつも、空には雲が浮かんでいて、その雲の下では雨が降っているけれど、雲の下ではない数十メートル先では雨が降っていない時もあるそうです。ちょっと、日本では考えにくいですね。ガーナは、赤道近くの国なので春分と秋分の時期の昼12時には、太陽が頭の真上に来るのだそうですそうすると、自分の影は足の下だけになってしまうそうです。日本では、そんな時はありませんね。

現地の教科書も持ってきてくださいました。英語で書いてあるので、余り分かりませんでしたが、書かれた絵などを参考にすると、日本の総合の時間のように、「環境について=木々や生き物の命のつながり」を学ぶページがありました。子どもたちよ、英語も分かる大人になりましょう。


サソリの標本を見ながら、おみやげの「ガーナのチョコレート=甘みひかえめ、あたたかくても溶けにくい」をもらいました。

「メダカの色は変わるよ。どうしてかな?」・・・・

「えっ!!! メダカが赤く、金魚になっちゃうの?・・・私の予想」

いよいよ「律子先生」の登場です。
小池さんから律子先生の紹介代わりに、こども時代の出来事についての10問クイズがありました。



用意してくださった二匹の黒メダカ(いわゆる 普通の色の)が透明のビーカーで泳いでいました。黒いお椀と黒いフタがありました。(これだけで 色が変わってしまうの?)

〈一匹を黒いお椀の方に入れてフタをします。しばらく、そのままにしておきます。〉

〈どうなると思いますか?〉・・・・私の願望は、赤い金魚。


〈そろそろ、良い時間かもしれません。黒いお椀に入れたメダカを、もとの透明のビーカーに移して、二匹を比べてください。〉

『ヱ(ウェ)ー』、『黒い』『黒くなってるー』


しばらくすると、二匹の違いは分からなくなりました。もう一度、黒いお椀に入れて比べみると、やはり黒くなっています。メダカが感じ取った周囲の環境から、細胞内にある色素胞に変化が生じるのだそうです。それを調べるために、メダカのウロコをはがし顕微鏡で観察することにしました(少しであれば、ウロコはしばらくすると再生しメダカは死なないそうです)。


黒いお椀に入れないメダカのウロコから細胞内の色素胞の様子を見ました。その後、黒いお椀の中からメダカを取り出しました。目の部分を黒い紙をのせました(メダカに自分の周りの様子が黒い、と思わせておくために)。ウロコをはがして、色素胞の様子を見ました。固まっていた色素胞の中の黒い粒がちらばり、線香(せんこう)花火のようになっていました。


これが、黒くなるメダカの正体だったのです。

魚にストレスを与えても色を変えるとのことです。私は知りませんでした。魚のヒラメが周りの様子で、見られにくいように色を変えるのも同じしくみだそうです。




最後に、「律子先生」のご主人が来てくださっていたので、お話を聞きました。ご主人は東京大学教授で魚の研究で有名な方です。今回のお話は、「海に生きている魚が川で生きていけるか」。

「川で生きている魚が海で生きていけるか」。「もし、生きていけるとしたら、その条件は?」。私は、おもしろい問題提起だと思いました。

ビオトープのような限られた時間内では検証(調べること)は難しいとの事でしたが、興味あるお話でした。だって、人間が水の中で生きられるか?に、もしかしたらつながるかもしれないと、私は思ったからです。


メダカのウロコをはがす時に、悩んだよね。「メダカを傷つけていいのかな。メダカが死なないかな」って。ピンピンとはねるメダカのウロコをはがすの、ちょっと難しかったね。


「律子先生」、そして、ご主人、ありがとうございました。

保護者の皆さん、ありがとうございました。

スタッフの方々、ありがとう。