次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2011/05/11

高見さんのガーナからの手紙

小池です。

今月の活動日が、あと数日に迫りました。

今年は、町田周辺でサツマイモの苗を手に入れることができず、心配をしましたが、顧問や保護者の支援で九州宮崎県の農園から直送してもらう手筈が整いました。

苗200本が、今町田に向かっています。

これで全員に植えていただくことができる目途がたち、ほっとしています。

みなさんの参加をお待ちしています。

さて、先月お話をしてくださった顧問の高見元久さんがガーナから写真とともにお便りを下さいました。

めったに入れてもらえない飛行機の操縦室での記念写真もあります。

あんなヒゲ顔(ゴメン!)をしているとハイジャック犯にみられそうに思いますが、目元は優しいのです。

「高見@ガーナです。

前回は短い帰国でしたが、大勢のみなさんに参加していただき、わたしも楽しく過ごすことができ、感謝しています。

日本からロッテミルクチョコレートをガーナに持ち帰ったところ、ふにゃふにゃに柔らかくなっていて、割ることどころか、ちぎって食べることになりました。

やはりみなさんに試食していただいたガーナ産の暑くても割れる!!チョコレートがこの国向きなのかも・・・と考えました。

ガーナに戻ると、赤道直下のこの国では、もう太陽は頭上を通過して北側にあり、当然影は南側にできます。

つい一月前には北側にできた影が、こんどは南側にできるようになるのは赤道に近い国ならではでしょう。

先日は夜に停電があったので、あたり一面真っ暗になり、満点の星空を楽しめました。

南十字星もばっちり見えました。

ただし、写真ではどうも写らなくて画像をみなさんに送れないのが残念です。

この時期、西の低空に冬の大三角の一部、子犬座のプロキオンが見え、東南東にはさそり座、天頂に乙女座のスピカ、北には北斗七星も・・・。

北極星は低すぎて見えません。

うっすらとですが、天の川も見えます。

停電中の十数分間の天体ショーでした。

こうした星空は日本では見える場所も少なくなったでしょうね。

宿泊地のキャンプでは、夜と早朝の見回りを続けています。

成果は写真の通りで、たくさんのカブトムシ等がとれます。

先日、みなさんにお見せした種類です。

ほぼ毎日捕れるのでうれしいのですが、しばらく飼った個体は死んでしまいます。

寿命が短いのは、日本のカブトムシと同じですね・・・。

次回の帰国の時のために、ケンタウロス・オオカブトの標本ができないかと考えています。

太陽光でしっかり乾燥させれば大丈夫かと思い、試してみます。

ここのカラスがカブトムシの腹部だけ食べて頭胸部を放置するので、施設周りにはカブトムシのツノばかりが残骸状に散乱しています。

これも拾い集めています。

これらもよく見るとなかなか格好が良いのですよ。





飛行機の操縦席のアクラに戻るときに写したものです。ドバイ空港で出発待ちをしている間に入れてもらったものです。


次はいつになるか、お約束できませんが、またみなさんにお目にかかれ、ガーナのことなどお話しできるのを楽しみにしています。
遠い国から、みなさんのことを想っています。

お元気で!!



追伸:

『南十字星』の写真が撮れました。

星の位置がわかるように別添図もつけます。

この南十字星の縦軸の右下方の延長上に天の南極があるとか・・・。



特に好きとかではないのですけど、たくさん蛾の仲間がやってきます。こんな蛾は日本にいるのかな?




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