次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第13回特別活動は、「春キャベツ・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月31日日午後の実施します。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。今年度の定例活動はすべて完了しています。

2012/01/14

活動報告 11年度 第9回 「ことりを庭に招待しよう」

文: 小澤校長先生
写真: 桑木さん


1月14日(土)に本年度9回目の「小鳥の巣箱づくり」の活動を行いました。

午後からの巣箱づくりの前に、午前中に昨年、校庭のあちこちに取り付けた巣箱を取り外しました。それは、鳥が営巣(巣をつくった)した数の確認と巣箱の清掃のためです(汚れていたら鳥だっていやですから)。前年の巣材が残っていると営巣しないとのことです。

「巣が入っていそう」「巣が入っているよ、そんな臭いがするから」と非科学的推測で期待する大の大人がいる一方で、「入り口の穴の所に、鳥が出入りするときに着いた油が残っているから巣がありそうだ」と科学的な根拠に基づいた考えを述べる特別参加のKさん。いずれにしても、何が入っているのか期待しながら宝箱を開ける時のような心の高ぶりを感じているオジサン達が、そこにいました。


11個の巣箱のうち営巣が確認されたのは3個だけでした。昨年より数が少なかったです。しかも、卵のかけらと、孵化(ふか=卵がかえること)した鳥の死がいが残った巣もありました。病気になったのか、エサがなかったのか分かりませんが、自然は厳しいのですね。


午後1時の受付後、図工室で巣箱づくりになりました。

本日の特別ゲストが紹介されました。ある企業の環境開発事業(校庭の芝生化や建物の壁の緑地化等々)にかかわっている小松さん=Kさん・高村さん、市内の学校でボランティア・コーディネーターの山口さんです。つくしの小の活動に興味をもち、参加してくれました。



小池さんが、図工室の黒板に貼りきれない位の鳥や巣の写真を用意してくれました。また、いろいろな巣箱を見せてくれました。その一つに、昨年作った巣箱の中にスズメバチが巣を作り出した名残があるものもありました。昨年も参加したクワキさんの家のものでした。それらを使って、(1)庭で鳥に子育てをしてもらおう (2)鳥の巣はイロイロ=鳥は建築家 (3)どの種類の鳥の巣箱をつくろう (4)鳥によって巣の材料はちがうよ (5)巣箱はどこに取り付けたらいいの?等々を教えてもらいました。




実際に作ることにしました。AタイプからEタイプの5個の巣箱の設計図から自分で決めて作ります。今年は、さらにFタイプが加えられました。それは、エサ台=「雨よけ切妻屋根タイプ」です。曲尺(かねじゃく)で寸法を測り板に線を引きました。線に沿ってノコギリで切るのですが、難しいですね。板の厚さはカラスに突っつかれても大丈夫な10ミリ以上の厚さです。切り終わったら組み立ててみて、大丈夫だったら出入り口の28ミリの穴と底板に水抜きの穴を開けてもらいました。



キリとドライバーとネジ釘を使って組み立てました。最後にカラス等がふたを開けていたずらしないように、蝶番(ちょうつがい)を付けて開閉できるようにして、ヒートン2個と銅線で開閉部分を止めました。」


これで完成!!!

片づけて、完成した巣箱を背負って記念写真。かわいいでしょう。


作った巣箱に、小鳥がやって来るといいね。つくしの小の巣箱にも来てね。

スタッフのみなさん、保護者のみなさんありがとうございました。

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