2012年6月30日土曜日

遅れてきたシジュウカラ


梅雨に入り、先週はこの時期に珍しい台風も日本を縦断していきました。
ベランダの鳥の餌台は強風に備え、早々に撤去。
台風一過のつくし野はよいお天気になりました。

庭の手入れをしていると、ご近所からチーチーとか細い声。
子供達と一緒にお隣の家の軒下までのぞきに行きましたが
特に変わった様子もありませんし、雀が楽しそうに会議中。
しかし、どこかから聞こえてくるこの声は
小鳥が巣を作ってヒナを育てているに違いありません。
今頃、子育てする鳥ってなんだろう?
そんな風に考えていたところ、ベランダで洗濯物を取り込む私の耳に
またあのチーチーと騒ぐヒナの声がさらに大きく聞こえてきました。


まさか、ね?

ベランダの端から手を延ばした所に3年前に作った鳥の巣箱。
ずっと空き物件だったその巣箱は、台風のときも取り外すのを忘れ・・・。

恐る恐る近づいて耳を澄ませば、なんと巣箱からヒナの声が!!
そして辺りを見回せば、すぐ目の前の電線に、
大きな虫をくわえたシジュウカラさんが
申し訳なさそうに私を見下ろしています。

灯台下暗しとはまさにこのこと。

今年もシジュウカラの営巣はほとんどあきらめていましたし、
お友達の家では、どこも五月の連休前後に
シジュウカラの子育てをうらやましく見ていましたから、
古びた巣箱に今さら入居することなんて、頭の隅にもありませんでした。



シジュウカラのヒナたちの巣立ちはそう遠い先ではなさそうです。
朝から窓を全開にして、親鳥の囀りとヒナたちの命の歌に耳を傾けながら
つかの間の幸せを存分にかみしめているK家です。

どうか無事に巣立ってくれますように。
そして、つくし野の空で謳ってくれますように。

ヒナたちに餌を運ぶお母さん
毛艶もなくなり、ボサボサです

ヒナたちのフンを運び出すお父さん

そして、こっそり撮らせてもらったヒナたち
もうすぐ巣立ちのとき
我が家の巣箱に生まれてくれてありがとう


皆さんのおうちの巣箱でも
遅れてきたシジュウカラが子育て中かもしれませんよ

投稿者:きくちゃん

2012年6月29日金曜日

羽化は続く。(F家のヤゴ Part3)


F家 9匹めのトンボです。
ドアからパタパタと飛び出て、隣の木の枝に止まり一休み。どうぞお達者で。

2012年6月26日火曜日

ヤゴの恩返し


F家のヤゴたちは、ビオトープに貢献してくれてます。
朝から羽化、しかも二匹も!!

 お腹がきれいに透き通っています。

 完全に逆立ち!これから驚異的な腹筋で立ち直るヤゴくん。

30分後、 まだ羽はしわしわです。


 20分後、羽が伸びてきました。

まだ羽の模様が薄いですね。

2012年6月25日月曜日

F家のヤゴたち


F家のヤゴは、5匹トンボになりました。

シオカラトンボ
シオカラのヤゴの抜け殻
割り箸を登るノシメのヤゴ
羽化ほやほやのノシメトンボ
翌朝のノシメトンボ
シオカラヤゴ半身浴
シオカラヤゴ潜水中
最初に羽化したのは、シオカラトンボでした。
シオカラって青くないの・・・?って思って、子供の図鑑で調べてみたら、未成熟のオスはメスと同じような色だそうで、メスとオスで色が違うのをはじめて知りました。
メスかオスか判別できないうちに広い世界に飛び去ってしまいました。

それから次々と4匹ほど羽化しています。
これらは羽の模様から図鑑を見ると、ノシメトンボのように思います。
お腹はいわゆる赤トンボみたいに真っ赤ではないです。

うちにはシオカラがもう一匹いるのですが、昨日頭を出して半身浴していました。
ためしに沈めてみたら、しばらくしてまた半身浴状態に戻っていたので、羽化は近いと思われます。
以上、F家よりトンボレポートでした。

2012年6月24日日曜日

畑の収穫(番外編)


小池です。
年間計画でお伝えしていた以外の、番外編の活動をしましたのでご報告します。



6月24日日曜日夕方、ビオトープ専用畑の収穫をしました。
5月の活動の時に、植えておいた葉物野菜が、1か月とちょっとで早くも収穫できるようになったからです。
収穫したのは、コマツナとコカブ。
2つとも、この時期には短い時間で収穫できる野菜です。おいしくて栄養がたっぷりある野菜です。

でもお店で売っている野菜とはちょっと違っていましたね。
大きさが色々だったし・・・そう、虫が食べた穴だらけ・・・。
農薬はまいていないし、虫よけのネットもしていないので、この時期、葉物野菜は虫たちにもごちそうに見えたのです。
コガネムシの幼虫、緑色のイモムシ、黒いイモムシ、ダンゴ虫などいろいろな虫を収穫のときに見つけることが出来ました。
「ビオトープ」とは、生き物が住める場所のこと。
まさにこの畑も、ビオトープだなと思いました。

今日ばかりは、私のお話はなく、30分強ほどの短い活動でしたが、おみやげは皆たっぷり。
ビニール袋一杯の野菜を全員、持ち帰ることが出来ました。

今夜のおかずになったかな?
急なお誘いでしたが、幼児2、児童9、保護者8、顧問等1名、合計20名の皆さんに参加していただきました。

みなさんありがとう。

2012年6月23日土曜日

6月24日(日)野菜の収穫&畑のお世話をします


皆さま、小池です。お変わりないですか?

このところ、雨がたくさん降ったり、台風が来たりして、天気が良くなかったですが、ビオトーププロジェクト専用畑では、野菜がしっかり育っています。
5月の活動の時、自分で野菜を収穫することが楽しかったという声があったので、畑の一部に成長が早い、葉物野菜を植えておきました。
それがそろそろ収穫できます。

ついては、畑に集合して野菜の収穫をします。そして草取りもできたらいいな・・・と思います。
希望する人は、6月24日日曜日 午後4時 畑に集合してください。

今回は年間で予定していた活動ではないので保険の対象になりません。
3年生以下の児童は必ず、お父さんお母さんと一緒に来てください。それ以外の人も車に気を付けて、なるべく友達と一緒に来てください。
小松菜は消毒していないので、虫に食われ穴だらけですが、とてもおいしそうです。
コカブもおいしそうです。
この2種の野菜を収穫します。
持ち物はビニール袋、飲み物、帽子、できれば長靴で来てください。
今回は、30分から45分くらいの活動で、終わり次第解散します。

畑で、お待ちしています。

小池常雄

2012年6月9日土曜日

小山中央小学校のW先生から


小池常雄です。
先週の活動で、皆さんが自宅に持ち帰ったヤゴたちは元気ですか?
私も自宅に連れ帰り、玄関横のミニビオトープにしている、漬物鉢、火鉢、水盤に放しました。
これはとくに餌は与えませんが、ミジンコなどのえさを食べ、昨年はたくさん羽化してくれましたので、今年も期待しています。
また、その結果はお知らせしますね・・・。

さて、この絵は、小山中央小学校のW先生が、私たちの活動に、送ってくださった絵手紙です。
4月にお送りいただいていたのですが、ご紹介が遅くなりました。



タケノコが画面いっぱいに描かれていて、とても美味しそうです。
ビオトーププロジェクトが今年も引き続き開催できることを喜んでくださっているお気持ちが伝わってきます。
W先生は昨年度の3月のコケ玉作りの活動に来てくださいました。
その時、あまったコケを持ち帰り、秋に担任のクラスの児童たちにコケ玉をつくらせようと、大切に育てているそうです。
こうやって、私たちの活動が、広がっていくことはうれしいことです。
W先生は、また私たちの活動にも参加してくださるそうです。
楽しみにして、お待ちしたいと思います。
ありがとうございました。

アンケート結果報告 12年度第3回「プールからヤゴを救出しよう!」


2012年度第3回活動 アンケート結果

今回は54名の方が参加されました
アンケートは、こども26名、大人12名、合計38名の方から回答をいただきました。

1.勝呂さんのお話について



話を聞いた感想
<こども>

  • ヤゴの食べるものがわかった
  • 楽しかった
  • おもしろかった
  • ちょっとおもしろかった
  • 川のことが少しわかりました
  • すごく魚のことがわかっているな(魚のことをよく知っているのでびっくりした)
  • いろいろな魚がいるんだなと思いました
  • 話が長い
  • 川のことがよくわかった
  • とてもすごかったけど、ながかった
  • 人間ってひどいな
  • 聞いていて楽しかった
  • トンボはトンボでもいろいろな種類があっておもしろかったです

<大人>

  • いろいろなことがわかった。川をきれいにしなければいけないことがわかった
  • ミズガキの存在を知ることができて良かったです
  • とても楽しい話をしていただきありがとうございました
  • タナゴの生態は楽しかったです
  • わかりやすい話で、川の水が一定量流れるのは森が有るから等、動植物のつながりが理解しやすかった
  • 自然の大切さを実感した
  • ミヤマタナゴの生態の話が興味深かったです
  • 大人には興味深い話でした。ありがとうございます
  • トンボの種類とヤゴの形など初めて知りました。また、川遊びは確かにしていないなと思いました。機会が有れば川に連れて行ってみたいと思います
  • ミズガキが増えるような環境が多くあればいいですね
  • 生態系の多様性を守るためには自然を残すことがとても大切だと思いました
★楽しく、興味深くお話を伺うことができました。

2012年6月2日土曜日

活動報告 12年度 第3回「プールからヤゴを救出しよう!」


文:小池さん
写真:桑木さん

小池常雄です。
本年度、第3回目の活動を実施しましたので報告をします。

数日前の天気予報はあまり良くなかったので、雨の中でも決行しようと覚悟を決めていたのです。
しかし、幸い今日はくもり。
この活動には最高のコンディションとなりました。
「ヤゴ救出大作戦」の7回目の活動です。
小学校の視聴覚室に集合して、活動開始です。
田村健治先生も駆けつけてくださいました。

1.活動内容の説明

初めに、私から、今日の活動内容を説明しました。

次に、何故、ヤゴを救出するかのお話をしました。このつくし野の地区は、もともと里山と畑が広がる地域であったろうこと、その地区が開発され、トンボたちがくらしていたところに、私たちが暮らしていること。
トンボは羽があるので、飛んできて卵を産む場所を探し、ほかに水面がないのでプールに仕方なく卵を産んだろうこと・・・をお話ししました。
今日、ヤゴたちを救出しないと、もう来週には、プール利用の清掃ために水を流してしまう・・・だからヤゴたちを救出したいとお話ししました。


ヤゴたちの食べ物の話もしました。
トンボはヤゴもみな肉食です。でも、彼らの食べ物となるミジンコ、メダカ、オタマジャクシ、アカムシ、ミミズ・・・などの生物はみな、植物を食べています。この植物は太陽のエネルギーを基に、大きくなっていることをお話しました。
私たち人間も、またトンボ(ヤゴ)も同じく太陽の力で生きているということです。

2.特別講師 神奈川県水産植物技術センター 勝呂 尚之先生のお話

  • 先生はタナゴなど、淡水魚がご専門。でもトンボなど水生昆虫も詳しい先生。
次に今日の特別講師 神奈川県水産植物技術センター内水面研究所 勝呂 尚之(すぐろ なおゆき)先生をご紹介し、お話を伺いました。

勝呂先生は、ご専門の町田の周辺に住む魚などの生物の話をしてくださいました。
ミヤコタナゴは神奈川水系では絶滅してしまったこと、復活させたいけれど、卵を貝の中に産むという習性が災いしてなかなか簡単には実現しないことなどをお話しくださいました。

さらに、トンボなどの水棲昆虫のお話をしてくださいました。
川に住む生き物たちには、厳しい環境になっていること、外来種が強く、日本在来の生物の数が少なくなっていることなどをお話しくださいました。
生態系とは、多くの生物の複雑な関わり合いで成り立っていること、1つの種類であっても、絶滅してよい種類などはなく、役割をもった大切な生態系の一員であることなどお話しくださいました。
最近の絶滅危惧種(ぜつめつしそうないきもの)は「カワガキ」という種類の生物だそうです。
カワガキとは、川で遊ぶ子供たちの事。
安全に気を付けなくてはいけないけれど、川で遊び、生き物たちに親しんでくれる子供たちがいてくれてこそ、川の環境や生き物が守られるのではないか?・・・という、とても大切なお話しでした。

3.ヤゴの救出と集計

さあ、いよいよプールでヤゴの救出です。
4つの班に分かれてヤゴを救出しました。
町田市の判断に沿い、子どもたちはプールに入らず、保護者と私たちがプールに入りました。

今回は、去年の秋に、プールに刈り取った草などの植物を投入したりしませんでしたので、あまりたくさんはいないのではないか・・・という想像をしましたが、いやいやなかなかたくさんのヤゴがいました。

お父さん、お母さんたちが協力して、また児童もみな一生懸命数を数えて、集計表に書き込みました。
みんなとても頑張りました。




4.まとめ

視聴覚室に戻り、今日のまとめをお話ししました。
さあ、注目の、集計結果です。
残念ながら、ヤンマ類とイトトンボ類は1匹も見つかりませんでした。
でも、シオカラトンボ類は 28 
注目のアカトンボ類は 6,691 匹を救出することが出来ました。
なにもしなくても、これだけのヤゴたちが元気に冬を越していたのです。

ヤゴの飼い方のお話しをして、希望者に分けました。
大切に育ててね・・・。
また、トンボ池にも放しました。

私も家に持ち帰り、自宅の玄関先のミニビオトープに放しました。
これで、これからしばらく、これらの小動物は、植物(植物性プランクトン、腐った植物、他の小動物)を食べる。
  • おひさまのエネルギー(力のもと)は、様々な植物を育て、トンボ(ヤゴ)のエサも育てている。
  • 私たちが食べる食物は、動物もお魚も植物も、元はみな太陽のエネルギー
  • 君は何の力で動いている?・・・電池?ばね??原子力??・・・太陽のちから?
  • 君の家に来ているエネルギーは、何の力?今、重要なのは、炭酸ガスを増やし地球温暖化をまねく化石エネルギーではなく、再生可能エネルギー。
  • 今年度、助成を受け、少しずつ自然エネルギー、再生可能エネルギーについて勉強したい。

5.これまでの救出の成果は?




毎日、仕事からの帰宅が楽しみになりました。
去年と同じように、たくさん羽化してくれると嬉しいな・・・。

小学校のプール授業も間もなく始まります。
それと時を同じくして、ヤゴたちはトンボになります。
勝呂先生のお話しのように、暑さが苦手な、アカトンボたちは山に避暑に行くのかな??

皆さん、ありがとう、お疲れ様でした。

そして、今夜のこと。
ヤゴたちの夜の姿を見に行ったのです。
あすは午前中は雨という天気予報なのですが、もう気の早い何匹かのヤゴたちが、羽化用に差し込んだ小枝に上り始めています。
ヤゴにとっては羽化が一番危険で大切な時間です。
1匹でも多くのヤゴたちが、成虫のトンボとしてつくし野の空を飛んでほしいと願うばかりです。

<今回の参加者数>
児童23名、保護者22名、幼児5名、先生1名、顧問1名、講師1名、小池の合計54名