次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2012/11/10

活動報告 12年度第7回「畑でおイモの収穫をしよう」

文:小池さん
写真:小池さん、小松さん、井上さん、桑木さん

11月10日土曜日午後、7回目の活動をしました。
この春から育ててきたサツマイモなどを収穫するのです。

小学校の体育館横に集合。
車に気を付けて…という注意の後、まとまって畑に移動しました。
はじめに私から、エネルギーのお話をしました。
9月に作ったミニ四駆をさらに改造し、乾電池・手回し式発電機・ソーラーパネルの3つのエネルギーで動くようにしたことを紹介しました。
みんな(人間)は何のエネルギーで動いているのかな?…と考えると、今日収穫するサツマイモは太陽の光、エネルギーを吸収して実ったもの…ということは、太陽のエネルギーでみんなは動いている(活動できている)ことだというお話をしました。

サツマイモ、ラッカセイ、綿花という今日収穫する三つの作物について解説しました。
私も皆さんに説明するために、いろいろ勉強しましたが、初めて知ったことがいくつもありました。
この畑で採れたスイカやミニトマトは、七月のカブトムシ相撲大会の時に皆で食べました。とても甘く、おいしかったことを覚えています。
カボチャの苗をたくさん植えたし、実がなっているのも見たけれど、収穫する前に一つもなくなってしまったことをお話ししました。これはたぶんハクビシンという外来生物が食べてしまったのではないかという話をしました。
確かに畑のあちこちにカボチャのタネだけが散らばっていました。
つくし野には、どうやらハクビシンが住みつていて時々見かけるけれど、農家の人にとって大切な作物を食べてしまう。でも悪いのは、ハクビシンではない、彼らを放してしまった人間ではないか…というお話をしました。

いよいよサツマイモを収穫しました。
今年は掘り残しがないように、丁寧に掘っていきました。
雑草はあまり取れず、草ぼうぼうの畑だったけれど、地面の中には立派に成長したサツマイモがたくさんありました。段ボール箱に七箱くらい収穫できました。
私には、サツマイモは、太陽のエネルギーがいっぱいつまった電池のように思えました。



綿花も収穫しました。落花生は期待に反し、あまり収穫できませんでした。ですから、お湯まで準備しましたが、皆で生落花生の塩茹でを食べることはできませんでした。

その代り、午前中から準備しておいたつくし野で採れたサツマイモを試食しました。
田村先生からミカンの差し入れもありました。

収穫が終わると中村農園の中村さんがトラクターに乗って出動してくれました。
牛糞や鶏糞といった肥料をまいた後、耕してもらいましたが、あっという間でした。
東邦レオの小坂さんが野菜クイズをしてくれました。
かわいいカラフルな絵で、わかりやすい問題でした。
正解率が高かったので、小坂さんは驚いていました。
最後に、一人ひとつずつサツマイモのお土産をもらって解散しました。
今夜のおかずになったかな??
太陽のエネルギーはみんなを元気にしてくれたかな?
今回の参加者は、児童21名、未就学児5名、保護者27名、講師・ゲスト他8名の合計61名でした。

小学校からは、松井副校長と菅原先生が参加して下さいました。
今日のゲストは、小澤前校長先生、田村元校長先生と奥様、田村先生のお友達の内田さん、中田さん、(株)東邦レオの小松さん、小坂さん、そしてトラクターを出動して下さった中村農園の中村さんでした。顧問の中村一幸さんは別の行事がおありでしたが、途中で心配して畑に顔をだしてくださいました、事前に試食用のイモを譲って下さったり、中村農園にトラクターの出動を頼んで下さったりしたことを申し添えておきます。
みなさまのご支援で、今日の活動も無事、充実した内容で終えることが出来ました。
この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。


さて、翌日、形の良いイモをみつくろい、丁寧に洗った上で、畑を貸して下さっているお寺に届けました。
仏様にお供えしていただくためです。
いつも地域の子供たちの活動を見守っていただき、感謝しています。

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