文:小池さん
写真:井上さん、小池さん
小池です。活動報告をします。12月14日土曜日の午後、本年度8回目の活動をしました。このプログラムはもう8回目、例年最大の参加者を集める人気活動です。
いつもの活動と違い、たき火の材料を1月前から準備して小学校に運んでおき、当日も朝から保護者の皆さんに準備を手伝っていただきました。
はじめに私から、火のお話をしました。
人は、火を使うことを覚えて、体が強く大きくなり、火のエネルギーを使って様々に文明を発達させてきたことをお話ししました。
ローマ時代の4大元素説(万物は水・空気・土・火によって構成されている)は、人の暮らしにもっとも近く、重要なものを伝えているけれど、「火」だけは、現在の人々の暮らしから危険なものとして遠ざけられてしまっている。でも、見えない形になっても今も人々の暮らしを支えてくれている。しかし、ひとたび大震災などの災害が起これば、人々はたき火などで食べ物を作ったり、暖をとったりしなくてはならなくなる。
また、火を見ているととても心が落ち着いたり、幸せな気持ちになったりすることもある。今日は、子どもたちだけで、たき火の準備をし、焼き芋を焼いて食べる経験をする中で、最近なかなかできない経験をし、色々なことを学んでほしい・・・とお話をしました。
災害時の事を考えると、こうやってみんなで食べ物を作る経験は、いざというときに、貴重な体験になると思うというお話もしました。