次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2013/01/23

巣箱の確認と掃除

文:小池さん
写真:桑木さん

冬恒例の活動をしましたので報告をします。
校庭に付けている鳥の巣箱の営巣状況を確認し、掃除をし、付け直すのです。

2013年1月19日土曜日午後からの月例の活動の前に、集まったのは、松井副校長、大人3名、子ども6名と私の合計10名。
松井先生は、脚立を2つ用意して下さっていました。



今年は、確認した巣箱それぞれに、確認の時に番号のシールを貼り付けて写真を写し、営巣したか、しなかったか、巣の状況はどうだったかの記録を残すことにしました。


校門横の巣箱を①としました。
ここは,この活動の広報用に、こんな場所ではよもや営巣するはずがないとおもいつつ、オブジェとして4年ほど前に付けたものです。
毎朝夕、にぎやかに登下校する子供たちの頭のすぐ上の2mほどの位置ですが、シジュウカラはここは子育てに安全と考えるらしく、毎年営巣します。
今年も、まさにその通りに営巣していました。

校門横以外は、時計回りに合計10個の巣箱を順番に確認していきました。
(以下、①から⑩の外観と内分の写真)




















確認の結果は、10個の巣箱の内5個の巣箱に営巣していました。
プール横のプラタナスの木に付けたものは、付けた位置が高かったためか、スズメが巣を作っていました。スズメの巣は、枯草でいっぱいで、シジュウカラの巣の緻密な作りとはずいぶん違うので、すぐにわかるのです。
数としては、例年より、ちょっと少なめの結果でした。
②の巣箱は、巣を作りかけた跡がありました。

この結果をまとめたのが、この資料です。


カブトムシ御殿横の⑨の巣箱には、かわいそうではありましたが、巣立つ寸前まで育ったのに、巣立ちが何かの理由でできなかった個体が、干からびて残っていました。

午後の活動の中でも話しましたが、野生の生物が生きていくのは容易なことではありません。毎年たくさんの卵が産まれ、巣立っていきますが、次の年まで生き延びて、おとなになれるのは、わずかです。

小学校では子供たちが元気に学び、育っているように、シジュウカラにとっても子育て出来る場所であってほしいと毎年思うのです。

以上です

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