次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2014/04/19

活動報告 2014年度 第1回 「さあ、今年は何をしよう?」



文:小池さん
写真:平嶋さん・小池さん



小池です。
4月19日(土)、本年度の初めての活動を実施しましたので活動報告をします。また、今年度は活動の変更点がありますので、それについて説明いたします。

例年通り、この活動の歴史・目的・成果の紹介からはじめました。私の自己紹介もしました。いろいろご支援して下さっている、顧問の皆さんや平嶋さんもご紹介しました。

この活動は創設者、田村健治元つくし野小学校校長(現町田市教育委員会)が、保護者や地域に呼びかけて始まったものです。ちょうど今年は、9年目。延べ活動回数は90回を超えていますので、本年度中に100回を超えることになります。

昨年度1年間の主な活動の成果を説明しました。

総数で786名ほどの皆さんに参加して頂きました。このうち未就学児を含め児童の参加者は、374名。保護者や講師の参加延べ人数は353名でした。最大の参加者は12月活動時の120名でした。2月の活動は前日の大雪でやむなく中止しましたが、これ以外の活動は延べ12回ほど実施することが出来ました。

昨年度の活動は「(独)国立青少年教育振興機構:子どもゆめ基金」、「町田市児童青少年課:地域こども教室」「JATA:(社)日本旅行業協会『地球にやさしい環境学習支援助成』」「(公財)安藤食・スポーツ財団トム・ソーヤースクール企画コンテスト」の幅広い先から4つの助成を頂いたことをお話ししました。活動の内容は、ブログで公開し、それぞれの助成団体に報告を行い、会計報告も無事終えています。

この日の参加者は1年生ばかりでしたので、井上さんが作ってくださった一昨年度の活動の様子をまとめたビデオをみんなで観ました。活動の概要を理解していただけましたか?


そして本年度の活動計画の説明を行いました。

基本的にこの活動が丸8年間で培ってきた活動の基本的な考え方・目標は一切ぶれておらず変えません。人気のある畑での作物づくりは、昨年同様、地主のENさんや、中村一幸さんのご支援で継続していきます。

しかし、これまでは小学校と地域・保護者との連携の形で、活動の実績を積み重ねてきましたが、つくし野小学校校長のお考えが、2年前のご着任時にお示しいただいた内容から変更されたことを受け、2014年度の活動においては、以下の点を、改変します。

1.活動の名称から「小学校」を外します
8年間の活動の名称であった、従前の「(町田市立)つくし野小学校ビオトーププロジェクト」から「つくし野ビオトーププロジェクト」に名称を変更します。
開催案内チラシにPTA会長と小池の名前を併記する方法は、校長からの指示に基づくものでした。また、これに校長名を併記するのはPTA側の考えに基づくものであり、当方はこれを受け入れてきましたが、今後、当団体名のみの記載に変更します。

2.小学校のHPからビオトーププロジェクトのHPへのリンクがなくなります
リンクをはることは、約5年前、町田市教育委員会の許可を得て実施。継続してきたものです。校長のお考えが変わり、今回変更します。当活動のHPはそのまま継続していきます。

3.PTAの関係団体から外れます
PTAの関係団体として、PTA組織の傘下に入ったのは、2年前に着任された金子校長の指示に沿ったものでした。PTAもこれを了承し、この2年回、案内物の印刷、配布でご支援を頂き、感謝しています。今回、PTAの関係団体でなくなることにより、学校施設利用の優先的な利用が出来なくなります。

4.補助金について
これまでも、活動の助成金の申請の主体は、ビオトーププロジェクトとして申請してきました。ただし、2013年度のJATAとトム・ソーヤースクール企画は、学校としての応募も可能であったため、事前に校長に相談し、校長の判断で、学校長名の署名と押印を頂き応募しました。
今後は、学校名での助成金申請は行わないというのが、校長のお考えです。今後は、任意団体としてだけの応募に変更していきます。

5.掲示板の撤去・移設
校長のご指示に従い、正門横の掲示版はすでに撤去いたしました。できれば他の場所に移設したい考えですが…。巣箱のみ残存させています。
これらの校長のお考えの変更を受け、更に下記のような変更が必要になります。

6.活動案内の配布方法と出欠の届の変更
これまでの保護者有志の方のご協力による開催案内の配布と出欠者の事前整理は中止します。代わりに、ビオトーププロジェクトの費用で400名以上の全校児童に案内文を用意し配布は、小学校の協力を頂きます。出欠の事前確認・整理はブログによるものを除き、やむなく中止します。
遅刻者への対応などが困難になりますので、ご注意ください。

7.年間開催案の提示ができません
前年度までのように、小学校の年間行事・授業計画を基にビオトープ活動の年間計画を事前に調整することができなかったため、年度初めにいつ、どの施設を利用可能かが明らかにならず、年間予定を発表できません。随時、施設の借用が確定した時点で、案内を配布します。たとえば、「プールのヤゴの救出」と授業におけるヤゴ採りのスケジュールの関係です。
この活動の参加者のほとんどが、つくし野小学校の児童および保護者であることから再考をお願いしましたが、お考えは変わりませんでした。
政府系の子どもゆめ基金、町田市の地域こども教室は、年間あるいは半年間の活動に対するもの。いつ開催できるかが不明確では、助成を受けることが困難です。助成団体と協議します。

8.保険について
ご支援して下さる保護者が少なくなってきたため、集金することなど事務処理に労力をかけることができません。これまでこの活動が得た賞金で年間の活動に対する保険(必要経費約2万円/年)は継続して加入します。

9.新しいプログラムに関して
それぞれの活動プログラムは、これまでの8年で作り上げてきたものです。年間に加えられる新しいオリジナル活動プログラムは、2,3つがやっとです。従って、急にビオトープ活動に対する学校側のスタンスが変更されても、短期間で新プログラムを計画し、実施することは困難な状況です。なるべく代わりのプログラムを用意したい考えですが、これまでと同様のプログラムを実施することが精一杯であることをご了解ください。

10.保護者のご支援の要請
安全の確保などには、少なからぬ現役保護者の支援は必要不可欠です。特にたき火のプログラム(過去最大160名の参加者があったプログラム)、里山での活動など安全確保が重要な活動は、参加者全員の支援と安全確保が確保されないと判断した場合は、実施を中止することもあります。
是非とも、保護者の方の活動へのご支援を賜りますよう、お願いいたします。



私たちの活動は、つくし野に育つ子どもたちが、子供の時間にこそ経験すべき色々な体験活動を、特に小学校の活動では実施しにくい内容を優先して、企画してきました。この考えは、今後とも変わりません。


今回の活動は、児童3名(全員1年生)、未就学児0名、保護者3名、顧問他2名の合計8名でした。1年前の参加者が68名でしたので大幅な人数減でした。

ことしも1年、よろしくお願いします。


ありがとうございました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

つくし野3丁目在住の瀬川と申します。コメントということではなく、管理人様及び貴プロジェクトへのお願いの手紙なのですが、よろしいでしょうか。
私、健康のためのウォーキングで、しばしば「つくし野殿山市民の森」の前を通ります。そこでいつも悲しい思いをするのは(GW前後の季節がとくにひどいのですが)、子供たちによる池の荒らされようです。
ご存知かとも思いますが、この季節になるとカエル(オタマジャクシ)、ドジョウほか水中の生き物を求めて、小学生(あるいは幼児)たちが池の中に踏み込み、棒や網で池をかき回します。彼らが去った後の池はどろどろになり、棒きれやビニール、バケツの破片などが散乱して、見るに耐えぬ有り様です。
以前は注意もしましたが、最近は大勢で連日やってきますし、中には親も一緒になって池の中をかき回している姿を見ることも。もうお手上げの状態です。
この有り様では、とくにカエルを中心に、この小さな池の生き物たちも早晩絶滅するのではと危惧しております。
皆様、ビオトープの活動をされている方々は、当然、このような希少な自然を守るためにはどのように接しなければいけないかよくご存知のはずです。ビオトープづくりの前に、まず残された自然を守れなければ何もなりません。
池を荒らす子供たちはつく小の児童だけではないかもしれませんが、ぜひ地域の小学校等とも連携して、この殿山の池をどのように利用するか、希少な自然とどうつきあうか、捕獲ではなく観察の視点での子供たちへの教育を行っていっていただけないでしょうか。
田んぼにカエルが山ほどいた時代なら放っておいてよいのですが、残念ながら、いまの自然の状況はそれを許さないと思うのです。とくにこの小さな池においては。
「市民の森管理委員会」という組織も活動中のようですが、連絡先がわかりませんでしたので、貴ビオトーププロジェクト様に連絡させていただきました。連携する皆様でご検討いただければ幸いです。積極的な対応をよろしくお願い申し上げます。
瀬川清
segawa@t00.itscom.net