次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第13回特別活動は、「春キャベツ・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月31日日午後の実施します。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。今年度の定例活動はすべて完了しています。

2014/05/17

活動報告 2014年度 第2回 「はたけでおイモや作物を作ろう!」


文:小池さん
写真:平嶋さん・小池さん



小池です。
5月17日(土)、本年度2回目の活動を実施しましたので活動報告をします。

いつものように小学校の東門の前に集合しました。
今年から事前の参加者の申し込みの確認は、ブログを通じてのものだけにしていますので、全体でどのくらいの人数が集まるのか、私には事前につかめません。
また事情があって遅刻する人がいても待つことが出来ないのでドキドキしましたが、20名以上の参加者がありほっとしました。


皆でそろってビオトーププロジェクトの旗をもった平嶋さんを先頭に畑に移動です。

畑では中村さんがトラクターと共に待っていて下さいました。
中村さん、平嶋さん、小池の3名で午前中から畑の準備やタープ張り、肥料などの資材の搬入などの準備をしてあったのです。高見さんはお仕事があったのですが、あとから駆けつけてくださいました。

この日は温度が高くなったので、水分の補給に気を付けながら活動を開始しました。

活動前のお話しでは、サツマイモという作物の特徴、原産地、苗の作りかた、苗の植え方のいろいろ、などについてお話ししました。この日準備しておいたのは、「ベニアズマ」120本と「ムラサキイモ」40本でした。昨夜、ホームセンターに行って予約しておいたものを購入し、そっと我が家の冷蔵庫に保管しておいたのでひんやりした苗でした。

またサツマイモ以外にも、この日準備しておいたカボチャ、トマトの苗、それからエダマメ、ラッカセイのタネについてもお話ししました。

はじめに、昨年、カボチャとソバを植えてあったところの小石をみんなで拾いました。ひとつずつでも皆で丁寧に拾うとたくさんの量になりました。昨年の秋、ソバを収穫した時にこぼれたタネが発芽し、もう小さな白い花を咲かせていました。とても可憐でかわいかったので、そっと掘り出し、水に浸しておき、希望者は持ち帰ることにしました。ソバは、うまく管理すれば比較的長い時間、小さな花瓶でも花を咲かせ続け、楽しませてくれます。

その後、中村さんがトラクターで畑全体を耕して下さいました。驚くほど大きな石が埋まっていて驚きました。この日は参加者が少なかったので、子どもたち全員が順番にトラクターの運転をさせてもらいました。中村さんが丁寧に、安全確保をしながら貴重な体験をさせて下さったことが印象に残ります。

石を拾った後、牛フンやトンプン、ケイフン、苦土石灰などの肥料をまいて、もう一度中村さんが全体を丁寧に耕して下さいました。

中村さんと保護者のお父さんたちがウネ(作物を植えるために周辺より少しだけ高くしたもの)を建ててくださっている間に、こどもたちとお母さんで野菜の収穫をしました。

サヤエンドウはもうすっかりおおきくなっていてたくさん収穫できました。
ミニツララダイコンは、もうちゃんと育っていました。ハツカダイコンもとてもきれいな形にたくさんできていました。ビニール袋一杯に収穫して、お土産を持ち帰ることが出来ました。この日の夕食のおかずになったかな?ソラマメは収穫するにはほんの少し時期が早く、この日の収穫は見送ることにしました。

ウネの準備が整ったので、全員でサツマイモの苗を植えました。いろいろな植え方があるけれど例年と同じ「船底植え」という方法で植えました。「パープルスウィート」という種類のムラサキイモを40本、ベニアズマを120本植えました。サツマイモは合計160本植えたことになります。

昨年、カブトムシ相撲大会の参加賞としたエダマメも2ウネ植えました。落花生も1ウネ植えました。
カボチャの苗も、10本ほど植えました。昨年はカボチャの苗の台木に使われていたユウガオの実がたくさんなって、料理して食べることが出来、いろいろな経験が出来ましたが、今年はどうなるでしょう?

活動が長時間になったので、作業途中でしたが記念撮影の後、集合写真を写して解散としました。

解散したあと、中村さん、高見さん、平嶋さんと小池の4人でミニトマトの苗を5つほど植えました。また、堆肥置き場に分解せずに残っていた大きな枝などを、破砕機で細かく砕き、早く堆肥になるようにしました。

わたしたちのこの活動は、つくし野の街に育つ子どもたちが、子どもたちの時間にこそ経験すべき色々な体験活動を、小学校の活動では実施しにくい内容を優先し、特に環境学習の視点を重視しつつ企画し実施してきました。この考えは当初から一切ぶれておらず、今後とも変わりません。

今回の活動の参加者数は、児童11名、未就学児1名、保護者11名、顧問他4名の合計27名でした。引き続きよろしくお願いします。

ありがとうございました。

 *  *  おまけ  *  *

活動の日の夜、私はガラスのコップにツララダイコンとハツカダイコンを入れ、氷水で冷やしました。そしてお皿に並べてみました。洗っただけで、お味噌、韓国味噌、マヨネーズ・・・どれを付けて食べてもとてもおいしかったですよ!

また、平嶋さんはヤーコンのおイモをこんな風にして食べたそうです。きんぴらと素揚げです。平嶋さんによれば、味は「シャキシャキの歯ごたえがなかなか…」だったそうですよ!!

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