次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2015/08/11

ご報告 「幼虫誕生!」+「畑の様子」

文:「鉄鋼マン」さん、小池さん
写真:「鉄鋼マン」さん、小池さん

小池です。


《幼虫誕生!》

「鉄鋼マン」さんより、おたよりをいただきましたのでご紹介します。


昨日、娘の水槽にカブトムシの幼虫がいる模様であることが判明。外から見える場所だけで9匹…全部では、一体何匹いるのやら…。



やもめになったままの長男の雄、後家になってしまった次男の雌も、そろそろ一緒にしてやらないといけないかなあ、と思いつつ、この調子で殖えちゃたらどうしよう…とも思います。

とはいえ、幼虫を見つけた子供達は大騒ぎでしたし、衝撃的な夏の思い出になったものと思います。私自身、カブトムシの孵化というのは、初めて見ました。

これから一年間、この幼虫達と付き合っていくのかと思うと、若干、心配なところもないではないですが、子供たちにとっては''命''に触れる良い機会だと思いますので、子供たちに世話をさせながら、育てて行きたいと思います。次のカブトムシ相撲大会の出場選手の育成を目指して。


鉄鋼マンさん、おたよりありがとうございます。

カブトムシの幼虫は、秋の気温が下がるまでにどれだけ、大きく育てるかが大切です。かれらは意外に大食漢です。ウンチは俵型のものを地表に出しますので、フルイで取り除いてやると良いです。

また、食べ物の補給と共に、湿度管理も大切です。霧吹きで補うとうまく全体に行きわたらせやすいです。

「握ってみて崩れず、水が滴らないほど。」が適量と言いますが、、、これは子供には難しいので、ご両親が手助けしてやってください。

温度管理は、直射光が当たらないようにし、暑くならないようにすることが大切です。追加の成長のご報告をお待ちしています。




《畑の様子》


今年は、カブトムシ相撲大会の賞品にたくさんのカボチャやスイカ、参加賞にエダマメを全員にお分けできたように、春先から夏にかけては雨が適量ふり、つくし野の作物は良好に成長してくれました。

その分、雑草との戦いも厳しいものがありましたが、ご支援いただいた方のおかげで、あのような賞品となりました。

その後は、梅雨明けと共に、ぱったりと降らなくなったのは、ご存知の通り。雑草との戦いも続いていますが、今度は渇水(かっすい:あめがふらなくて、野菜にとって必要な水が足りなくなること。)との戦いです。

中村さんが旧畑の隅にドラム缶をおき、中に井戸水を入れて下さっているのですが、なかなか十分ではありません。


以下の写真は、最近、新畑で採れた作物です。

ミニトマトは渇水傾向ゆえにおいしく育っています。



これはトウガンです。冬瓜と書きます。子どものころは良く食べました。出汁で煮ると柔らかくなり味が染み込みます。とろみをつけたり、そぼろを載せたり、冷やしたものがおいしく食べられ夏の思い出の食べ物でしたが、最近はスーパーでもあまり見かけなくなりました。


私も初めて作りましたが、成熟したものは表面にキュウリのような小さなとげがいっぱい。また、やはりキュウリのように表面に白い粉が吹きます。この量がとても多く、手が真っ白になるくらい。キュウリと似た部分があるのは、両方とも同じウリ科の作物だからですが・・・。


スイカもとてもうまくできました。カブトムシ相撲大会の1位の賞品にしましたが、種が少なく、しっかりとした身で、上品な甘さです。



これはユウガオです。植えたはずはない作物ですが・・・。じつは、スイカの苗の台木に用いられていたものです。穂木のスイカより強いので、脇芽は元のユウガオが生えてきたのです。


普通は、掻きとってしまうのですが、勉強になるので、そのままにしています。出来た作物はなかなか活動で使えるだけの量にはならないので、お世話になっているかたにお届けしたりしています。


休日の夕方には、水やりをしていますので、お時間がある方は、涼しくなってから新畑、旧畑を覗きに来てください。まもなく、ツルアリインゲンが収穫期を迎えますので、お土産が差し上げられるかもしれません。

以上です。

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