次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2016/01/22

1月のお便り:巣箱・ピーナツリースにシジュウカラが…

文:鋼鉄マンさん、小池さん
写真:鋼鉄マンさん、岡本さん、小池さん

1月16日(土)に本年度第10回目、今年初めての活動を実施しましたが、活動の反響や巣箱の様子などを「おまけ」として発信します。



《その1:スクールニュースで紹介されました》

教育施設系月刊誌「スクール・アメニティ」の記者、岡本さんが1月16日も取材に来てくださいました。「スクール・ニュース」の記事は下記です。
 ↓
『スクールニュース vol.164 編集部から 体験型環境教育の現場
 つくし野ビオトーププロジェクトシーズンX 2016.1月』



《その2:つくし野小正門の巣箱に雪が…》

活動の翌々日、月曜日の朝は雪が積もっていました。土曜日に営巣を確認してお掃除をした巣箱の屋根にも雪が…。これはこれできれいなのだけど、お父さん(お母さんも?)たちは会社に行く電車が大混乱で大変でした!





《その3:鉄鋼マンさんからのお便り》

鉄鋼マンさんからまた、お便りをいただきました。


小池様

先週末は、巣箱作りに参加させていただきありがとうございました。
午前中の活動には、長男・娘と3人で、午後の活動には、家内・次男も含め一家5人で参加させていただきました。

午前中は、集合時間に遅れてしまいましたが、途中から参加させていただくことができました。

実は当家には、『野鳥記』という本があり、当日も持って行きました。これは、図鑑のようでそうではなく、定点観測を中心に様々な鳥たちの生態を追ったものです。(同じシリーズの『昆虫記』もあるのですが、生き物の生態が生き生きと描かれていてとても面白いです。こんな写真どうやって撮ったんだろうと思いますが・・・。さすが絵本をメインに取り扱っている福音館書店が出しているだけのことはあると思います。)

その『野鳥記』の中に、見開きでシジュウカラの巣が載っていました。空の巣で2組のつがいが子育てを始め、最後にどちらも空になるのですが、その経過は正“明”と“暗”で、この本の中で最も印象的です。

当日、私が最初に見せていただいた巣がシジュウカラのもので、「同じだ!」と思いました。

シジュウカラは苔を巣の材料にしているようですが、シジュウカラが実際に営巣していた巣箱は全てその根元に苔が生えており、息子は「うちは苔なんてないからシジュウカラは入ってくれないかも知れないね。」と言っておりました。

なかなか鋭い事を言うものだと感心してしまいました。

午後、会場の視聴覚室に行くと、板や様々な工具があり、若干緊張してしまいました。ノコギリで板を切るなんて、中学校の技術家庭の授業で折りたたみ椅子を作って以来のような気がします。

悪戦苦闘して何とかかんとか作っておりましたが、手際の悪い事夥しく最後に小池さんにお手伝いいただいて何とかかんとか滑り込みセーフとなりました。文明の利器のありがたみを実感いたしました。

次男と娘は、多くの時間、校庭で遊んでいましたが、最後にスチール製のハンガーで落花生のリースを作らせていただきました。

翌日、子供たちにせがまれて、庭の紅葉(もみじ)の木に巣箱を据付ました。合わせて、落花生のリースもぶら下げておいたところ、早速シジュウカラが来てくれました。




下の二人はあまり参加した実感もなかったようですが、自分の作ったリースに鳥が来てくれたことで、大興奮でした。鳥への関心も深まったようで、急きょ買ったポケット図鑑をペラペラと捲っております。

今回作った巣箱は巣穴が28mmでシジュウカラ・スペックなのだそうですので、ちょうどシジュウカラが来てくれて良かったです。(巣作りするのは春のようですが)

18日は大雪の影響で、人生最悪の超満員の田園都市線に4時間近く閉じ込められてヘロヘロになっておりましたが、その間にも、シジュウカラが訪れ、メジロも来てくれたようです。




頂いてきたサントリーさん作成の鳥のパンフレットを見ながら、子供たちは大騒ぎです。東急ストアで節分用に売られている落花生を買って、夜な夜な、子供達と落花生を取り替えております。

巣箱の裏に製作日と家族全員の署名(子供たちも自分で書きました)を入れました。そもそも巣作りしてくれるのかどうかもわかりませんが、自分では絶対作らないだろう巣箱を作る機会を頂きましたので、子供達と一緒に、折々の鳥たちの姿を観察してみよう
と思います。

貴重な機会を頂き、ありがとうございました。


鉄鋼マンさん、うれしい内容のおたよりありがとうございました。

お子さんたち3人との5人家族のにぎやかな様子とお気持ち、反応が感じられ、とてもうれしく思います。

2、3お伝えします。

①ピーナツリースは、スズメもカラスもメジロも食べられません。

食べ物の好みと、その付け方によるのですが、脂っこいものが好きなシジュウカラだけが、食べることが出来る仕掛けがピーナツリースです。

②シジュウカラは、この辺りでは巣づくりにコケを使うことが多いですが、シュロの繊維も外側には良く使います。

私の家の物は、外側にコケ、内側は白い犬か猫の毛で作られていました。彼らは巣の環境を選びますが、足元にコケが無くても、営巣します。

何せ飛ぶことが出来るので離れたところから、運んでくることが出来るのです。私には、白い犬か猫の毛をどこからこんなに運んでこられるのかが、とても疑問です。

鉄鋼マンさんのご自宅にも、この春、シジュウカラが営巣し、子育てする姿が見られることを願っています。

ありがとうございました。



《その4:岡本さんも巣箱を取り付けてくれました》

いつも取材に来ていただいている「スクール・アメニティ」の岡本さんからも、巣箱を設置したというお便りを頂きました。


昨日はありがとうございました。
昨日樋村様より頂きました巣箱を設置してみました。

今は家の中から見えますが、春になると手前の樹木の葉が茂ってしまい、巣立ちは窓(家の中)から見ることはできなくなると思うのですが、取付ける方を優先しました。



仮に営巣してくれれば、見ることになるのは私ではなく親の方が確率は高いので、「見れなかった」と向こうから場所を変えると言い出すことを期待しています。

なお、設置した木は根元に苔もあるので、そんなに物件として悪くはないと思います。




岡本さん、ありがとうございます。シジュウカラ、営巣するといいですね。

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