次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2016/03/20

おさかなの話への反響 その1:お便り(SYDさん、Aさん、MAちゃん)

文:SYDさん、Aさん、MAちゃん、小池
写真:平嶋、井上、小池
編集:平嶋


3月12日(土)に活動歴10年目最後を飾る、本年度定例12回目(特別活動6回を合わせると18回目)の活動を実施しました。今年度の活動はこれが最後でしたが、内容が好評で、いくつかのメッセージを頂きました。ご紹介をします。(小池常雄)




《スクールニュースで配信されました》

今回も月刊誌「スクールアメニティ」の記者、岡本さんが参加してくれました。今回の活動が、スクールニュースとして配信されましたのでお知らせします。

『スクールニュース vol.175 編集部から 体験型環境教育の現場
 つくし野ビオトーププロジェクトシーズンX 2016.3月』



《SYDさんから、感想をいただきました》


毎回、とても楽しませていただいている「つくし野ビオトーププロジェクト」ですが、今回の内容はまた、知的好奇心を掻き立てられる、とっても興奮する活動でした。


「東大の教授先生の授業ってどんなんだろう?」…と想像もつきませんでしたが、始まってみると、もうお話がお上手でひきこまれ、時間の経つのを忘れました。


最初に東大農学部でどんな研究をしているのか学部の紹介から始まり、学園祭で有名な鰻丼(うなどん)や、「東大に推薦で入る裏技?!」など、「この学校に行きたい!」っと思ってしまうような内容でした。




その後、「キンギョはなぜ海がきらいなのか?」について教わったのですが、非常にわかりやすく面白く、日本一の大学に行けば、こんなに面白い授業が受けられるんだなぁと、感動しました。


タイムマシンで高校1年生に戻れるなら、猛勉強して東大を目指したい^^
 とりあえず大学に行かなきゃっ…と手近な大学に行った私は、今日の授業を受けてみて、その質の違いに本当にびっくりしました。




子どもから「鰻(ウナギ)の研究をしたいから、どこそこの大学に行きたいっ!」と進路の相談をされるようなったらいいなぁ。
子どもがそういう選択ができるようになるためにも、今後もビオトーププロジェクトをはじめ、いろんなところに出かけたいと思います。


今回も素晴らしい企画をありがとうございました。


Hちゃん作:粘土の「たい」



SYDさん、おたよりありがとうございました。

金子先生の親しみやすくわかり易いお話しは、なにも東大の先生だから、我が国のトップの研究者だからという事だけでなく、先生のお人柄とともにその分野がとてもお好きで、ご自身がお好きなものをみなさんにも好きになってほしい、知ってほしいというお気持ちが強いからかもしれません。2度目のご来校でしたが、ありがたいことと思っています。(小池記)



《Aさんより、感想をよせていただきました》

(小池の責任で、いただいた2通のメールをお気持ちを損ねないように配慮しつつ1つの文章に調整しています。一部、わかりやすいように注記やふりがなも加えています。)

今年度もとても楽しく、貴重な体験をさせて頂きましてありがとうございました。


活動に参加させて頂いたおかげで、地域の自然や生き物に興味がわき、見方が変わっていくのを感じます。
子供は、畑を目にすれば近くに行ってじっくり眺め、あのフカフカの土をさわりたいなあとか、種まきたいなあとか、あの野菜はそろそろ収穫するのかなあ、美味しそうだなあなんて言いながら楽しそうです。


電車や車の窓から里山を見つければ、あそこを歩いてみたいなあと言うし、小鳥の声がすれば耳を澄ましたり、四十雀(シジュウカラ)を見つけて喜んでいます。
また、トンボを見かければ 、無事に羽化出来て良かったね…という気持ちが湧くのだそうです。

イナゴの佃煮(つくだに)を食べさせてもらって食料問題を考えた事や 、火の事を教えて頂いたり、中村さんから炭のお話(つくし野では昔炭をやいていた!)を聞けたのも本当に貴重でありがたかったです。



そして、3月の活動での金子豊二先生のお話に娘は引き込まれ、お魚にも興味が湧き、スーパーで魚の一匹買いをわたしに要求してきました。
鼻孔(はなのあな)、4枚重ねのエラ、側線(そくせん)の鱗(ウロコ)、顎(アゴ)、口等々をジックリ見たり、動かしたりしたいのだそうです。




この様にビオトーププロジェクトのおかげで子供は心豊かに成長していると感じますし、私も一緒に参加させてもらっているので子供の気持ちに共感出来て嬉しいです。

ところで、「つくし野ビオトーププロジェクト」の事は、娘の幼稚園時代に知り、早く参加したいなあと思っていました。

(小池注:今はご存知と思いますが、この活動は活動の趣旨などを理解して下さり、団体活動のマナーを守っていただければ、一切、参加者の制限をしていません。特に最近、長津田小、南つくし野小、天使幼稚園など、つくし野小以外の未就学の子どもの参加も増えています。)

だからつく小に入学した時にやったー!これで、やっとビオトーププロジェクトに参加出来る…と思いました。




どうして参加したかったかというと、東日本大震災の時、私は都心の職場にいましたので、帰宅難民(きたくなんみん:家に帰れなくなってしまった人のこと)となりました。

たった一晩でしたが、会社の自動販売機(じどうはんばいき)の商品はあっという間に売り切れ、普段あたりまえにあるものが次々と機能しなくなり、もろい世界に暮らしているのだなあ…と感じました。


そんな事があってから、今の便利なあたりまえの暮らしに漠然とした不安を感じるようになりました。
便利な暮らしを変えることは難しいですが、子供のためにも昔からある自然や生き方や食べ物を作る工程や地域の事を知る事は大切だと思うようになりました。


でも、私自身が疎い(うとい:よくしらないこと)のでどうしたらよいかと思っていたところ、つく小で体験型環境学習をしてくださっている「つくし野ビオトーププロジェクト」がある事を知りました。



今まで大変な事が沢山あったと思いますが、継続してくださって、自分達も参加する事が出来た事に本当に感謝しています。


ビオトーププロジェクトは当日だけでなく、事前準備、活動終了後のおかたずけ、ブログ配信と大変なのに、いつも暖かく迎えて下さる皆様に心から感謝をしています。
いつも本当にありがとうございます。


Aさんへ

初めてお聞きすることばかりで、驚きました。私の考えと一致するところばかりです。そんなお気持ちなら、幼稚園のころから来てくれればよかったのに…と今から思っても遅いですが・・・。

是非、下の御嬢さんも幼稚園に入る前から、家族そろって来てください。ご両親とも来てくだされば、何とかなりますから…。(小池記)



《Aさんの御嬢さんのMAちゃんより、
 3月16日(木)の日記と絵をよせていただきました》

3月16日(木)

わたしは土よう日にビオトーププロジェクトに行きました。そして、大学の先生のおはなしをききました。
おさかなクイズや大学のことをはなしていました。とてもはなしかたがわかりやすかったです。



そして、きのうわたしは自分でさかなのかんさつをしました。
先生のいったとおり、エラが4まい、そくせんがあるところのうろこは、あながあいているということなどぜんぶ本当でした。


うろこをはがしたら、しっぽのちかくのうろこは小さくてまんなかは中くらいで顔の近くは大きかったです。
うろこの大きさがちがっていてびっくりしました。口をおもいきりとじると、エラの上にのっているふたみたいなところがぱかっとあきました。



そしてかつどうのはなしにもどります。
かつどうのさいごに、たむらけんじせんせいの思い出のしゃしんがのっているビデオをみました。
ちょっとかんどうしてなきそうになってしまいました。
かつどうも、家でやったかんさつもとてもたのしかったです。





MAちゃんへ

日記と魚の絵をありがとう!

スーパーでおかあさんとお魚をさがしているところにばったり会いましたが、お魚を買っていただけたのですね…。

絵をみるとMAちゃんが、金子先生のお話をとてもよく聞いていたことがわかります。この文章と絵を見られれば、金子先生もとても喜んでくださると思いますのでご連絡しておきますね…。

おさかなは、どんなお料理になって食べたのかな??(小池)



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