次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2016/05/14

活動の前に準備をしました

文章:小池
写真:小池
編集:平嶋


今年度の活動は、無事動き出し、これまで以上に天使幼稚園からの参加者も増え、にぎやかに活動できており、うれしく思います。

今年も、ここ数年のように中心的プログラムは畑の活動です。

活動には、多くの参加者の皆さんが来てくださいますが、短い時間の中で、楽しく有意義な時間にするためには、事前の準備、活動後の片づけ、日常的な作物の世話が欠かせません。



本年度2回目の5月14日の活動に向けて、5月5日の夕方、中村さんと二人で準備をしました。

とくに、この日、農業指導などをしていただいている中村さんが、地域の青少年健全育成協議会の会合が重なり、当日の参加がかなわないため、事前に肥料をまき、トラクターで畑を耕し、ウネを立てて下さったのです。





手際よく、リズムよく、中村さんがウネを立てている時、2種類の物を畑に蒔いていたので、それは何ですか?とお聞きすると…。

一つは、サツマイモ専用の配合肥料。配合肥料というのは、その作物に適した肥料になるように、複数の種類の肥料などを混ぜ合わせたものです。




もう一つの、白い粉は…「米ぬか」なのだそうです。「米ぬか」というのは、玄米を精米して白米にするときに出来るお米の皮の部分を集めた物。

お米は玄米のママ食べることもしますが、炊くのに工夫が要り、堅く、ぼそぼそした食感になりやすく、おいしく感じない人も居るので、お米は精米して削って食べることが多いのです。この時にでるかすが「米ぬか」なのですが、ヌカ漬けなどにして豊富に含まれている栄養分を利用します。

中村さんによれば、肥料と一緒にヌカを蒔くのは、土の中の微生物を活性化(元気になる事)させるのだそうです。

直接作物の栄養になる肥料だけ蒔けばよいのではなく、堆肥を撒いたりするのは、もちろん肥料の役割もあるのですが、微生物の力をかりて土を健康にし、作物を健康にすることの意味もあるのです。




中村さんの作業に並行して、私は、中村さんが新たに畑の中にドラム缶と丸パイプ作って下さった高置水タンクを塗装しました。

高置水槽とすると水が勢いよく出るので、水撒きをしやすいのです。

ドラム缶は、さび止めのダイダイ色のママ、使われていましたので、畑の中にあるものとしてふさわしいように、緑色に塗ることにしたのです。




あわせて、昨年度頂いた、FRP製の農業資材入れが、表面が風化して、ガラス繊維の基材が露出している部分もあり、美しくなく、また、子供の手に刺さっても嫌なので、塗装することにしたのです。





また、14日の活動には予定が重なって参加できなかった樋村さんは、活動の前の週、資材の整理や畑の隅の整備などをしてくださいました。

これらの作業で、畑はすっかり整備され、5月14日の参加者の皆さんの到着を待つばかりに用意できたのでした。

私のように表面に出て、皆さんと接するのではなく、中村さん、樋村さん、平嶋さん、井上さん、船崎さんなど、皆さんの見えないところでこの活動を支えて下さる存在を是非、理解していただきたく、このブログをしたためました。

引き続き、皆さんの参加をお待ちしています。
なお、5月14日の活動報告はただいま作成中です。もう少しお待ち下さい。

(小池常雄)





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