2016年9月14日水曜日

長崎からのお便り + 夏の終わりに咲いた4種類の花

文章:SAさん、小池
写真:SAさん、小池
編集:平嶋


つくし野から遠く1000㎞離れた長崎から、お便りをいただきました。
さらに、私の身の回りで、夏の終わりに咲いた花を4種類、ご紹介します。(小池常雄)


《長崎のSAさんからお便りをいただきました》
(一部小池の責任で固有名詞などを調整しています。)

小池さま。
こんにちは。初めて直接お便りさせていただきます。


いつもも娘と孫娘がビオトーププロジェクトでお世話になり、心より嬉しく、感謝いたしております。
広い東京でこんな素敵な出会いに恵まれ、この子達は幸せですね〜💕 有難うございます。


昨夜遅く、娘から小池さんのイネの花の写真が転送されていた事に気づき、今朝早速我が家の壺を確認してみますと…一本の稲穂の開花が確認できました。開花どころか実りに見えますね。



昔、長男の小5の時の宿題で稲の観察があり、自宅で観察を続け、初めて花を見て感激した事がありました。
この春、いつものつくし野の娘家族への野菜を送るため、近所の産地直売所へ出向いた時、稲の苗のプレゼントがあって持ち帰り、今年は久しぶりに自宅でイネを育てているのです。


毎夜、寝床でビオトーププロジェクトのブログを見せて頂く様になって、早1年半が経ちます。 こんなに長い活動をボランティアでなさっておられ、お仲間の皆様には心より感謝を申します。


これからも地域の子供達が自然に触れ、心豊かに育っていきます様、皆様の息の長い活動を念じております。
日曜日の少しの雨で、庭も生き返りました。(注:この夏、九州や西日本は、高温と渇水傾向です。)

植物は私たちにいつも季節を教えてくれ、豊かさを与えてくれる気がしますね。小さな庭ですが私の庭も見て頂ければ幸いです。写真を添付します。






これからもどうぞ宜しくお願い致します。

遠く長崎より  SA」


遠い遠い九州・長崎から、うれしいお便りをありがとうございました。

ブログは書いていても、どんな人がどんな状況で読んでいてくださるかわかりません。こういうお便りは、心から嬉しく思います。

頂いた写真は、稲穂、コムラサキシノブ、リンゴ?でしょうか?

長崎のご自宅を訪れる昆虫や小動物たちの様子もお教えいただけると幸せです。ありがとうございました。




《イネの花が自宅で咲きました》


この写真、何の花か、わかりますか?



日本人にとって一番身近な食べ物お米となるイネの花です。写したのは、8月28日日曜日。品種にもよりますが、本当は、町田市周辺ではもう少し早く、お盆のころに花が咲きます。

春先のブログでもご紹介しましたように、毎年我が家の玄関で育てているバケツ稲4鉢での田植えが今年は少し遅くなり、ようやく我が家では、この時期に花をつけました。

でも普通にいう「花」とはずいぶん違うでしょう?後にモミ殻になる薄緑色の中央部分から、ひっそりと白いオシベが外に出て風に揺れているだけの、とてもシンプルで地味な花です。

これはイネが風媒花(ふうばいか)…と言って、虫の力ではなく、風の力を借りて花粉を飛ばす方法をとるので、派手な花びらを付けて、虫に見つけて蜜を吸いに来てもらう必要がないので、こんなにひっそりと咲いているのです。

私たちが毎日食べているごはんになるイネは、身近で季節を感じさせてくれる作物です。小さいバケツでも意外にたくさん育ってくれ、この後の稲穂が垂れていく姿は地味ですがとても好きなので、私は毎年こうやって玄関先のほんのわずかなスペースを利用して、栽培しています。

こんなわずかなイネでも、まもなく目ざといスズメたちに見つかってしまい、ほとんど食べられてしまうのですが、まあそれもまた良いか…と思う毎年です。

この後、次第に中身が充実し、稲穂が垂れてくるはずです。私の家の前を通りがかったら、イネの成長を見てくださるとうれしいです。






《3種類の似た花が身近に咲きました》


これら3種類の花が私の身近で今咲いています。





多少の違いはありますが、ある意味とても似ています。


はじめの花の名前はフヨウ(芙蓉)と言います。私の自宅のお向かいの、道沿いに咲いています。花は観賞用で、木本(もくほん:つまり木)です。ピンクのものが多いですがこれは、白色。

むつかしい生物学の分類では、「アオイ目アオイ科フヨウ属フヨウ」です。



2つ目は、私たちの畑に咲いています。きれいなクリーム色の花をつけています。でもよく見ると、花の下には鉛筆のような実をつけていますね。そうこれは、オクラの実。つまり花は、オクラの花です。

同じくむつかしい分類では、「アオイ目アオイ科トロロアオイ属オクラ」。英語でもokra(オクラ)です。


3つ目は、やはり私たちの畑の隅に植えてある植物です。そっくりな花をつけています。でもよく見ると実はずんぐりと丸く、硬いカラにおおわれています。

これは、綿(メン)の花です。綿花(メンカ)とも言います。綿は英語ではCotton(コットン)。下着やタオルやハンカチなど、身近なものにたくさん使われています。

同じくむつかしい分類では、「アオイ目アオイ科ワタ属ワタ」です。


ちょっとむつかしい生物学の分類まで引っ張り出しましたが、ようするにこの3つの植物は皆アオイ目アオイ科。親戚同士です。

これらでもたらされる作物はずいぶんと違い、ヒトの利用方法も違うけれど、もともと親戚同士の植物の異なった特徴をうまく利用しているということです。

これは時々、畑でもお話ししている、ウリ科やアブラナ科やナス科の作物が、たくさんの種類があって、驚くほど多様な作物をもたらしてくれているのと同じ事です。

この時期、身の回りの小さなきれいな花を見て、生物多様性の恩恵の一つをまた考えた、夏の日でした。

読んでいただいて、ありがとうございました。
以上です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

つくし野ビオトーププロジェクトに参加した感想や、質問、希望など、どしどし書こう!
コメントの記入者欄には、ニックネームなど入れるときは、「名前/URL」を選んで、名前の欄にだけ、ニックネームを記入してください。「匿名」でも結構です。
間違えた内容を投稿したら、もう一度投稿し直してください。最後のご投稿だけを掲載します。
なおスパム防止をかねて、掲載の前に管理人がチェックを行っています。
そのため、コメントが掲載されるまで、少しだけ時間がかかりますことをお許し下さい。