2016年12月26日月曜日

活動報告 2016年度 定例第8回「畑でサツマイモを収穫しよう!」

11月20日(日曜日)午後、本年度定例第8回目の活動(本年度通算第14回目)を実施しましたので活動報告をします。(小池常雄)

《2016年度 定例活動第8回 活動報告》
この日の準備は、活動の前々日、金曜の夜から始めました。その頃天気予報では、活動予定日の土曜日は終日降雨を予報しており、日曜に延期することが濃厚でしたが降雨量は少なくないと見込まれていました。
それで、金曜日に勤務先から自宅に戻り、20時半ころから、1時間ほどかけてお芋の上にシートをかけたのです。
畑ですから、活動で土に汚れるのは仕方ないこととしても、泥んこになってしまうと収穫をしにくいと考えたのです。案の定、土曜は早朝から終日雨。結果として、日曜日の開催となりました。

日曜日は、前日の冷たい降雨がうそのよう。雲一つない晴天で気温も急上昇。午後からはうす雲が出て、ちょどよい気温と日差しの絶好の活動日和となりました。

この日は晴天でしたが、前後数日はずっと曇天か雨天で気温が低かったので、やはり晴れ男だった天国の田村先生のおかげかもしれません。
当日の準備は朝9時半から、樋村さんと小池で、サツマイモに掛けてあったブルーシートを外すことから始めました。うまく畑の外に水が流れ出るように工夫をしておいたのですが、うまくいかなかった部分もあり、シートの上に大きな水たまりもできていました。これをこぼさずにすくうのが大変。大きなバケツをたくさん畑の横に用意し、活動の後の手洗い用に用いました。

続いて平嶋さん、船崎さんも来てくださり、顧問集合。参加人数が多く、活動場所が限られていたので、ブルーシートの敷き方を工夫し、長靴のままでも座れるように工夫しました。この日は、事前に準備する作業は限られていましたので、畑の他の作物の手入れも少しできました。

昼食の後、参加者の皆さんを迎えに行かねばならない時間に、平嶋さんと小池の2名で、校門に参加者を迎えに行きました。
すでに、つくし小東門には、参加者が集まってきてくれていました。いつもの集合時間と比べて、参加者の集まり方がとても早く、参加者はとてもたくさんいます。

家族単位で参加表を書いていただき、予定通りの時間に、畑に向かいました。人数がいつもより、かなり多いので、横断歩道を渡るときなど、どうしても2つに分かれてしまうので注意して移動しました。
畑は、今までこの場所で見たことがないような人数であふれました。後で数えたら、90名ほどの人数でした。私から簡単なお話をしました。
5月半ばに、皆で苗を植えたこと、今年は「紅はるか」という品種を主にし、「安納芋」、「紅あずま」も植えました。サツマイモの品種はたくさんあるけれど、大きく分けて、料理した時の食感でほっくり系とねっとり系があり、焼き芋など、最近はねっとり系が好まれる傾向にあるのだそうです。

有名になったシルクスイートという品種を植えてみたいのですが、なかなか苗を売っているところを見つけられずにいます。来年の課題です。

さらに今年はお試しで畑の片隅にて、牛フンの空き袋を2枚重ねにし家庭用の園芸土をいれたものを用い、家庭でもできるサツマイモ栽培に挑戦しました。今年は2袋作ったのですが、微妙にツルの伸び方と量が違います。
最初にツルが沢山伸びていたほうの土を崩してみると…。参加者から歓声が上がるほどの素晴らしい形のたくさんの芋が登場しました。水はけがよかった園芸用土を使い、適度に雨も降ったので成長が良かったのだと思います。

5月の活動の参加者には、希望者に苗を1本ずつお分けしましたので、それぞれのご自宅でうまく育っている家もあるかもしれません。芋の苗は、1本20円程。高いものではありません。でも、一本単位では売ってくれないし、すぐ植えなくてはならないので、なかなか普通の家庭でサツマイモの苗を1本だけ手に入れるのは、ハードルが高いのです。
次に、芋のツルを使った観賞用の観葉サツマイモの栽培方法をお教えしました。芋に近い部分のツルは、とても太くなり、植えた時の面影はありません。でもこの部分には、すこし栄養があり、きれいに切り取って水に差しておくと、芽が出てくるのです。これを明るい室内に置いておくと、1月ほどでかわいい葉っぱが付き、ちょっとした観葉植物のような観葉サツマイモになります。

畑で、真夏に畑で育ったツルと葉っぱはとても大きいですが、この葉っぱと茎はとても小さくて、台所の棚で観賞用に育てるのにちょうどいい大きさです。温度にさえ気を付ければ、春近くまで育てられるかもしれません。かわいいコップか、小さい瓶を見つけて、試しに育ててみてほしい…と、お話ししました。

さて、お楽しみの、芋ほりです。観光農園の芋ほりでは、事前にツルを切ってすべて準備してあります。でも私たちの活動は環境学習ですので、サツマイモのツルは、そのままにしておきました。

作業の最初にお父さんたちと協力して、初めにツルを切り取るのですが、全体が絡み合っていて、簡単には行きません。それで根元を切った後、カーペットのようにくるくると丸めると、うまくツルだけ、取れるのです。

例年子供たちを直線に並べて、並行に芋を掘りながら進むのですが、この日は参加者が多く、長さが足りません。特に幼稚園の年少の子供たちが多かった(45人の子供の参加者のうち、21名が未就学児)ので、小さい子たちだけ、別の場所で掘ってもらうことに途中から変えました。何せ、掘る速度が違いますからね…。
ようやく歩けるようになったかな?…と思われる小さな子が、自分の頭より大きい泥だらけのお芋をよたよたと抱えて歩いている姿は、とてもかわいい姿でした。
例年、お約束の中村さんの芋ほりの実演!…は、やはり無駄な動きがなく、子供達から拍手を浴びていました。
参加児童が多かったので、その後のプログラムは、体験する対象を分けました。

ラディッシュの収穫は、小さい子供向けだったので、未就学の子供だけを対象にしました。玉ネギは、130本位、苗を用意しておいたので、小学生を対象に植えてもらいました。
実は、10月の活動で、長ネギを収穫したのですが、野菜高騰のおり、とても評判が良かったのです。でも、ある1年生の男の子が、長ネギの下には、「玉ねぎがついている!」と思っていたのだそうで、頑張って掘ってもついていなかったので、がっかりした…ということを後で聞いたのです。すぐにお母さんが、図鑑で、玉ねぎのでき方がわかる絵を見せてくださったのだそうですが…。
実際の体験や自分で試してみること…をとても重視している私たちの活動としては、そのままにはできません。やや時期遅れでしたが、あわてて玉ねぎの苗を手に入れに走ったのです。
この玉ねぎの苗が収穫できるのは、来年の初夏、6月から7月にかけてですから、ちょっと時間がかかります。その時は、是非、玉ねぎの収穫を体験してみてくださいね・・・。

収穫は、ほぼ例年並みにありました。安納芋はやや小ぶりのものが多かったですが、やはりスーパーマーケットで売っている安納芋が高いのはこういうことかな…とも思いました。

ネズミの害は、比較的少なかったのですが、お隣の落花生が全滅だったとお聞きし、そのせいかな?…とも思いました。

基本、収穫物は平等に分けるのが、この活動のこだわりです。参加家族が多かったので、顧問を併せて、40セットほど準備しましたが、ちょうどよい数でした。
参加人数が少ないと、ジャンケンで選ぶ順を決めて盛り上がるのですが、今回はやめました。代わりに、10個ほど収穫できた、とてもとても大きなお芋を持ち帰りたい子供をジャンケンで決めました。

大きすぎると、料理方法を工夫すれば、もちろん問題なく食べられるのですが、お店では売りにくく、普通は処分されてしまうのだそうです。

集合写真を写して、来月の予告をして、解散としました。
となりの畑では、白菜やキャベツ、ブロッコリーなどが、順調に育っています。名札をつけたマイ白菜以外にも、収穫できる野菜はたくさんあるので、ご心配なく。これらは、定例活動ではなく、特別活動としてブログで予告して収穫します。お楽しみに!!

今回の参加者数は、
未就学児:21名、1年生:6名、2年生:8名、3年生:54名、4年生:4名、5年生:1名、6年生:0名、中学生1名。高校生0名、子供の合計45名、保護者:35名で、一般の参加者は80名でした。

取材、顧問は、月刊「スクールアメニティ」誌より岡本さん、町田市役所環境・自然共生課から、AさんとKさん。運営側として、顧問他6名(田村ゆ、中村、平嶋、樋村、船崎、小池)の9名でした。

この日、故田村校長先生の奥様が、差し入れをもって駆けつけてくださいました。

子どもの合計:45名、大人の合計:44名の総合計89名でした。小学校は、つくし野小学校ほか、恩田小、南つくし野小の合計3校。幼稚園・保育園は、つくし野天使幼稚園以外は、小川幼稚園の2校(記載があったもののみ)でした。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
持ち帰ったお芋や野菜は、大切においしく食べてくださいね!

《おまけ:いつもの鉄鋼マンさんから、お便りをいただきました》

いつも大変お世話になっております。先日のイモ掘りでは、大変お世話になりました。
自分の子供たちを見ていて、年少でも十分、この活動の楽しさを理解できるはずと思っておりましたが、お話しをされる側からすると、なかなかじっと聞いてくれず、大変だったのではないかと思います。お疲れさまでした。


私は、娘のお友達のお手伝いをしてスコップでイモの周囲を掘っておりましたが、雨を吸い込んだ畑の土は予想以上に重く、悪戦苦闘してしまいました。暖かかったこともあり、汗びっしょりになりました。あのような状態の畑での準備は大変だったと思います。いつもながら、ありがとうございました。

昨年のようなネズミの登場はありませんでしたが、ミミズ、ハサミムシそしてしっぽの長いトカゲを見かけました。そのトカゲを怖がりもせずつかんでいる女の子がいて驚きました。田舎育ちの私もトカゲをつかんだことは無かったものですから…。

他の子も怖がるでもなくミミズに触り、そのほかに怪しい虫が出てきても騒ぐでもないのが、とても意外な感じがしました。イモを掘るだけでなく、生き物にも触れることができ、とても良かったと思います。

娘も、次の日幼稚園でお友達が『とても楽しかった』と言っていたと言っていました。
イモ掘りをきっかけにビオトーププロジェクトに参加した子たちが、今後のイベントにも参加したいと思うと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。


追伸(その1):
いただいてきたイモは、当日、焼き芋&天ぷらにしていただきました。
それぞれの味わいがあり、大変おいしかったです。長い期間丹精込めてお世話いただいたおかげと思います。本当にありがとうございます。イモはまだ残っていますので、家族で、大事にいただきたいと思います。

追伸(その2):
私はでっかいのがスコップ、ちっちゃいのがシャベルと認識して育ちましたが、関西文化圏の家内と結婚して、関西ではどうも逆に呼んでいるようだということに気がつきました。

さらに先ほど、wikipediaを覗いてみたら、JIS規格上は、『足をかける部分があるのがシャベル』とのこと。驚きました・・・。



追伸(その3):
最近、朝、駅に向かうときに、駅方面からつくし野小学校に向かって歩いてくる黄色い帽子(=1年生)の男の子が『おはようございます』と挨拶してくれます。見たことがあるような気はするのだけれど、だれだろうな…と思っておりました。

子供たちのお友達かもしれないな(つくし野天使幼稚園は縦割りラスなので、学年が違う子も同じクラスにいます)と思っておりましたが、分らないままでした。そしたら、イモ掘りに来ていました。
きっと彼は私のことを『ビオトープに来ているおじさん』と認識して、挨拶してくれているのだろうと思います。

子供たちは“〇〇ちゃんのパパ”という形で認識することが多いと思いますので、単独で、しかもスーツ姿と言う没個性の状態で良く私のことを認識できたなあ、と感心しました。

きっと、彼自身がしっかりした子なのだろうと思いますが、このビオトーププロジェクトが、自然ばかりでなく、“よその大人”と触れあう良い機会になっている、という部分もあるのではないかと思います。多少なりとも良い影響を与えてあげられるようでないといけないな、と改めて思いました。


追伸(その4):

うちの庭のプランターに、7本のオクラを育てていました。幸い、虫の被害もアブラムシが付く位で、8月から10月いっぱいまで2~3日に一度は収穫できました。
育つ都度収穫していたからか、ずんずんと上に伸びて、私の身長を超えました。一番大きいのは2mくらいあるのではないかと思います。

畑に生えているオクラとは、全く違う植物のようです。種類が違うのか、収穫の仕方の影響なのか・・・。
旅行に行っているうちに大きくなりすぎて収穫しそびれたものを残しておいて種を取ろうと思い、数か月置いておきました。カラカラになってきたようなので昨日、分解してみました。結構な数の種が取れました。来年、また挑戦して見ようかと思います。

追伸(その5):

最後に、テレビの放送は、田舎の母や姉も見て大変喜んでくれました。
自分の子供たちばかりでなく、良く見る子たちがテレビに出てくるのを見るのはちょっと不思議な感じでしたが、とても良い表情の写真ばかりで私もとても嬉しかったです。


自分の子供たちを見ていて、お話しの部分はあまり理解できないだろうと思いますが、感性に訴える部分はむしろ、未就学の子達の方がビビットに反応するように感じます。
庭に来る鳥を見て、サントリーからいただいたパンフレットと照らし合わせて喜んでいるのはもっぱら幼稚園の下二人ですし。


つくし野天使幼稚園は、各教室に鳥やカブトムシの幼虫を置いています。今年は、父兄から数十匹の幼虫の寄付があったとかで、各教室のほかに、玄関にも大きな容器に入れてカブトムシを飼い、メダカも飼っています。


春先には、幼稚園の池で孵化したヒキガエルのオタマジャクシを園児に配り、カエルになったらまた集めて池に放しています。
女性の先生しかいない中で、子供たちが生き物に親しむという点では大変良くやってくださっていると思います。

稲の栽培もしていたような・・・
そういう意味では他所の幼稚園と比べると関心は深いかも知れませんが、まあ、子供の興味関心と言うのは基本的にはみんな一緒だと思いますので、機会さえ与えてあげれば、食いついてくるものと
思います。

ただ、親がそれについていけない部あると思いますので少なくとも、うちの子たちのお友達については、多少なりともお手伝いできれば、と思います。

文:小池
写真:岡本さん、平嶋、小池
編集:平嶋



以上です。

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