次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2017/08/02

活動報告:第5回定例活動

第12回カブトムシ相撲大会 
つくし野場所を開催しました。

今年は、この活動の12年前の創設者田村先生のお名前を冠し、≪田村健治先生記念≫として開催しました。事前の小物の準備は、3週間ほどの間、少しずつ進めたのですが、当日しかできないこともあります。この日の朝9時、畑で賞品とするカボチャやエダマメ、ミニトマトを収穫することから始めました。

今年は、春先に雨が少なかったことと、キジバトなどに、芽吹いたばかりを食べられたこともあり、例年、エダマメを参加賞にしているのですが、数が足りず、賞状をもらえなかった人に限定してエダマメとミニトマトのどちらかを選べるようにしました。
年間を通じて活動に必要な資材や事前の準備がとても多く、午前中は10時から準備を始めました。高校生の2名が手伝ってくれたことが、今年の特徴です。
慌てて、おにぎりでの簡単な昼食を済ませるともう参加者が集まり始めました。
受付を開始すると参加者が多いこと。昨年はとても少なかったのですが、5月、6月の活動の参加者を見ると今年は多いだろうと予想していたのですが、たくさんの人が集まってびっくり。
それでも1時過ぎには、12年目、12回目の大会を始めることができました。
初めに、いつものようにこの大会の目的、歴史、3種目内容とルールの説明をしました。
いつものように、オモチャ、標本、生きている…3種類のカブトムシの違いを問うこともしました。
例年やっているように年間を通じてカブトムシを育て、命の循環を感じ、体験することも重視していますので、カブトムシの飼い方の説明をKさんにしていただきました。Kさん、(Mさんにも!)には、カブトムシが持参できない人向けのレンタルカブト(これは活動後、責任もって飼うと約束してくださった方に差し上げました。)も提供いただきました。
 
昨年は、勝ち抜きトーナメントは16組の参加でしたので、シンプルでした。今年は、昨年より多いだろうと、倍の32組の出場枠を用意しておいたのですが、それでも足りません。44枠分に急きょ枠を拡大して大会を始めました。
参加人数が多かったので、体重別選手権は、受付が終わると同時に計測を開始。早登り・勝ち抜きトーナメントとともに、並行して進めました。
初めてこの大会に参加した人が半分以上だったのですが、トーナメントは順調に推移しました。
それでも、ともかく参加人数が多かったので、1回戦が終わるまで20試合以上。
合計で40試合近くを、ほぼ休みなく一人で行司をしましたので、いささか疲れました。
でもそれぞれの試合は、1回戦で負ければ今年たった1回の試合になる子もいたので、手は抜けません。
上位に勝ち進むにしたがって、一本勝ち(角で相手を投げ飛ばす技)も出て、熱戦が繰り広げられました。
時間が長くなったのと、途中の給水もかね、アイスキャンデーを子供たちや大人にも全員に支給。家族そろって食べるほほえましい姿も見られました。 
勝ち抜き、トーナメントは最上位に残った3人が、いずれも未就学の小さな子ばかり。
これも、カブトムシ同士の戦いなので飼い主の年齢が関係しない結果となるはずなのですが、考えてみると、「愛のムチ(コーヒーマドラー)」で、あまりつつきすぎないほうが、かえって蜜場を占拠するホールドの時間が長くなる結果となったのかもしれません。
小さい子の参加者が多かったのですが、その子を抱き上げたお父さんが、最初は子供の手を取っていたのが、途中から一人で一生懸命「愛のムチ」を操作する場面が見られ、笑えました。
審判の立場上、子供が操作しないと失格ですよ!!と(やさしく)注意する場面もありました。まあ、家族で楽しい時間になればよいのですが、そこは審判ですので…。

今年はスムースな大会進行を図り、事前の準備をなるべく丁寧にしておいたことと、樋村さん船崎さんがトーナメントの進行とともに、先に終わった体重別や早登りの賞状づくりをして下さり、表彰式は大変にスムースに行きました。
表彰は田村健治特別賞から始め、プレゼンターは田村ゆり子さんにお願いしました。
2名の表彰だったのですが、一番小さなカブトムシを体重別選手権にだしたA君、トーナメント4位に想定する表彰は用意していなかったのですが、その4位に相当する成績だったB君の2名に差し上げました。
体重別選手権のプレゼンターは樋村さん。表彰の時に、表彰状に書いてあった文章ではなく、樋村さん自身の言葉で紹介してくださったのが、印象に残りました。

体重別メス部門は、1位がSH君(長津田小1年)の「しんげん」の、6.94g、2位がMKちゃん(天使年中)の「めい①」の5.3g、3位がYY君(南つくし野2年)の「?」の3.48gでした。
毎年同じですが、この部門は出場者が3名と少なく、全員入賞。穴場です!

体重別オス部門は、1位がRT君(?)の「ランタ」の10.94g、2位がMK君(南4小1年)の「たべる」の10.14g、3位がKA君(南4小3年)の「がんばるくん」の10.02gでした。この部門の出場者は、27名でした。

早登り選手権部門は、1位がYS君(天使年少)の「かぶと山」の15.05秒、2位がKA君(つくし野5年)の「カブくん」の24.16秒、3位がAMちゃん(つくし野3年)の「?」の24.75秒でした。この部門の出場者は35名でした。
勝ち抜きトーナメント部門は、1位がMAちゃん(天使年少)の「まほ」、2位がTN君(天使年少)の「かぶちゃん」、3位がNKちゃん(天使)の「?」という結果となりました。上位3名がいずれも未就学という面白い?結果となりました。
今年は初めて、田村先生のご家族から頂戴した資金を基に、勝ち抜きトーナメント1位の人に、優勝トロフィーを用意しました。ちゃんと大会の名前と ≪ 優勝 ≫ の文字も、金属のパネルに刻印してあります。
リボンに第12回大会優勝 〇〇〇〇…として名前を書き、1年間お預けします。1年後の大会では、優勝トロフィー返還式をすることになります。
参加者は、未就学:16名、1年生:7名、2年生:7名、3年生:9名、4年生:3名、5年生:4名、6年生:0名、中学生:0名。高校生:2名。子供の合計48名。
保護者:35名。
運営側は、田村(ゆ)、樋村、船崎、小池の4名でした。
(運営に当たっては、高校生のI君、Y君、Sさんご家族、Mさん、Kさんにご支援をいただきました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。)
大人の合計は、39名。すべての合計参加者は、89名でした。
所属校は、小学校は、つくし野、南つくし野、南第4、恩田、長津田の5校。
幼稚園は、つくし野天使、小川、ひまわり、鶴間、レイモンドの5校。
合計10校でした。
 最後に運営スタッフ一同で記念写真をパチリ。皆さんありがとうございました。
文章:小池常雄
写真:樋村、小池
ブログ編集:小池
≪おまけ≫
つくし野小3年のご子息のお母さまSさんから、ご自宅のカブトムシ小屋の写真を送っていただきました。
とてもとても立派に、ご自宅の庭に設置してあり驚きました。この大会は、1年間をかけて育てたカブトムシを持ち寄って行う大会です。
もう、来年の大会が始まっているのかもしれません。(笑)

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