次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第11回特別活動は、「カリフラワーなどを収穫しよう”」を2月4日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2018/04/28

お知らせ:スクールニュースNo.338で紹介

スクールニュースN0.338で
紹介されました。
いつも、取材に来てくださる月刊「スクールアメニティ」誌の岡本さんの手で、以下のスクールニュースが配信されましたので紹介します。

以下転記です。
スクールニュース 最新記事, 'スクールニュース vol.338 編集部から'
地域がつくる学びの機会
つくし野ビオトーププロジェクト2018年4月)
13年目のつくし野ビオトーププロジェクトが好天の4月21日(土)、町田市立つくし野小学校の視聴覚室で始まった。
都市近郊に暮らす子ども達に自然体験を提供しようと、平成172005)年に小学校と地域の協働で始まった取組である。
創設者である学校長の異動後は、同校の元保護者である小池常雄さん(環境カウンセラー)を中心とした地域が活動を引継ぎ、毎月の定例活動と不定期の特別プログラムをあわせた年間20回ほどの活動を行っている。
この間、地域では子ども達が自然体験を得る機会が限られてきたようで、近年のプロジェクトの参加者は就学前児童を中心に増加傾向を見せている。
1年のスタートはこの場所(つくし野小学校視聴覚室)から
1年のスタートはこの場所(つくし野小学校視聴覚室)から
運営側も支援を申し出る人が地域の外からも現れるなど、自然体験を軸に人のつながりが広がりを見せている。
この日もプロジェクト支援者とのつながりで、環境・農業を学ぶ現役大学生が参加。
自作の紙芝居で子ども達に生物多様性を説明した。このテーマは小池リーダーも活動のたびに繰り返し説明する内容で、子ども達の年齢を考えると実感するには難しいテーマだ。
しかし、瞬きも忘れて紙芝居に見入る子ども達の様子からは、「大切なことは無意識のうちに伝わっているのでは」と思えた。
自作の“飛び出す”紙芝居を披露した小口恵美香さん(大学2年生)に子ども達の目はくぎづけ
自作の飛び出す紙芝居を披露した小口恵美香さん(大学2年生)に子ども達の目はくぎづけ
毎年4月はオリエンテーション「さぁ、今年はなにやろう?」と題して、プロジェクトの趣旨や安全確保などの説明を行う回が設定されている。
加えて近年はお試し体験として、前年度に畑に植えた作物の一部で収穫活動も行う。
そのため、初参加の子(と保護者)だけでなく、継続している家族も参加して、自分が植えた苗、蒔いた種の成長した姿を確認する。そしてそれを獲って食べる。
サプライズとして行われたタケノコ掘りの場所は、いつも見るバス停の裏山。
ここは、開発前のつくし野の原風景が残っている場所で、自然や地域と自分がどのようにかかわりをもっているのか、小池リーダーや顧問の中村一幸さんの説明を聞きながら、子ども達はタケノコを探し回っていた。
急斜面でのタケノコ掘りに限らず、この活動は保護者の服装と持ち物もプロジェクトの成否を左右する
急斜面でのタケノコ掘りに限らず、この活動は保護者の服装と持ち物もプロジェクトの成否を左右する
13年目のプロジェクトは次回から本格始動。「植える」から「食べる」までの「植える」を体験。サツマイモの苗(ツル)を植える。

過去のスクールニュース  http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/

開催案内:第1回特別活動「野菜のお世話~サヤエンドウの収穫」を開催します!

第1回特別活動
「野菜のお世話~サヤエンドウの収穫」
を開催します!
不定期開催の第1回特別活動を実施します。上の写真は、今朝の畑の様子。こんな感じ。
主にサヤエンドウの収穫の比較的短時間の活動です。
畑で、お待ちしています。
開催日時:2018年4月28日土曜日午後3時から1時間以内。
集合場所:専用畑に直接集合
持ち物:野菜収穫用の小さいハサミ、モンシロチョウの幼虫を育てたい人は容器、ビニール袋。新聞紙。飲み物。プラスチック容器
注意事項:高温になりますので、それに対応した準備は各自お願いします。
    :短時間の活動ですので、タープは張りません。
    :土を耕す作業はしませんが、農業に適した服装。長靴。帽子。
3月に植えたジャガイモはこんな感じ。もう花芽がいっぱい。咲いている花もあります。
今日は収穫しませんが、タマネギはこんな感じ。ますます大きく育っています。
お待ちしています。
文章:小池常雄
写真:  同
ブログ編集:同

2018/04/22

活動報告:2018年度第1回定例活動を実施

第1回定例活動
「さあ、ことしはなにやろう?」
を実施しました。
2018年4月21日土曜日、本年度もつくし野ビオトーププロジェクトの開始です。
本年度は13年目。延参加人数1万人となる年でもあります。
この日、10時過ぎから、樋村ご夫妻、船崎さん、大学生の小口さん、矢野君、高校生の石田君と準備を開始。この時期には珍しい高温になることが予想されましたので、休息場所としてタープを張り、先日の強風で斜めになったサヤエンドウの支えを引っ張って直し、草取りをし、、、という、作業です。
久々に、鳥よけカイト鷹も復活。なかなかかっこよく空を飛び!
私は畑の準備は、樋村ご夫妻たちにお任せし、支援に来てくださったSさんご家族とともに小学校の視聴覚室に準備に移動。この日は、プロジェクターやスクリーン、スピーカーを持ち込んだのでセットが少し大変!
簡単なお昼を食べて、開始時間になったのですが、参加者が来ない!!
定刻にいたのは3家族ほど。いったいどうしたことか?
それでも遅刻して続々家族が到着。10分すぎたころには10家族ほど。最終的には15家族ほど。
聞けば、午前中にどこかの幼稚園の催しがあったとか…。少しほっとして、活動を開始。
例年通り、私から、活動の歴史、昨年の活動の概要、今年度の年間スケジュールなどをお話しました。
ブログでの年間100回の活動報告紹介、井上さん制作の18分間の活動紹介ビデオ、昨年再放送されたEテレの「趣味の園芸やさいの時間」、BSPの旅番組「ニッポンぶらり鉄道旅」(田園都市線の旅)で紹介された録画を見ました。
これはビデオのオープニング映像。

視聴覚室でのお話の後、慌てて片付け。活動旗を先頭に参加者は徒歩で畑に移動。
私は慌てて資材を車に積み込み、後を追います。
はたけでは、高校生と大学生の3人も合流して待っていてくれました。
最初に支援して下さる皆さんを改めて紹介。
高校生と大学生の支援者が増えていますので、改めて紹介。
中村さん、樋村ご夫妻、船崎さん、取材の岡本さんも紹介。
この日、畑で収穫するものを紹介した後、農大2年生の小口恵美香さんのオリジナルの飛び出す紙芝居の2作目!!
今回は、前回はジャガイモでしたが、今回はカブトムシのお話。
(このカブトムシの絵本は評判が良かったので、ブログの回を分けてもう一度ご紹介します。)

ストーリーはさておいて、開くと中の絵が飛び出す仕掛けが全編。
カマキリのカマが左右でシュシュと別々に動くことろ、など秀逸。
参加者全員が見入っていました。
子供たちの顔は大きく紹介しないのがこのブログの決めごとですが、口をぽっかり開けて見入っている子供もいて、、、。




紙芝居の後は、いよいよ野菜の収穫。
最初は、サヤエンドウ。
やや収穫の最盛期には早いけれど、それでも収穫できる量はありました。
これは個人の収穫にせず全部をまとめて平等に分けることにしました。
これは、ベビーサラダという、生で食べられる野菜の種のミックスを撒いた部分の覆い。例年はこの時期はまだ寒い日もあり、路地ものは文字通りベビーなのですが、今年は温かく、とてもベビーというような大きさではなく、しっかり若者位に育っているものもあり・・・。
これは、タマネギ。普通のタマネギとしての収穫にはまだ早すぎるのですが、新タマ、もしくは葉タマネギとしてなら既にもう食べられる大きさに育っています。
今期は種から育てたせいもあり、数としては十分な量が育っています。
それで、日当たりが良くなるように…と、間引きの意味もあり、子供たち一人にひとつづつ収穫体験。
新玉の収穫なんて、誰もしたことはなかったのでは??
さてその次は、サプライズ。
中村さんのご厚意で、ご所有の竹林でタケノコの収穫体験。
例年よりはるかに今年は収穫時期が早く、もうあまり残っていないのでは?という事前の相談だったのですが、それでも子供たちが一生懸命探すと、小さなものも大きなものもそれなりの数が収穫できました。
参加家族それぞれにちょうどいい大きさのものを十分に…というわけには全くいかなかったのですが、それでも自分の住んでいる街に生えてきたタケノコを食べるというのは、また別の意味があります。
最後は、お約束のベビーリーフの収穫。
お店でパックに入れて売られているものとは、大きさがずいぶん違いますが、それでもいろいろな種類の野菜の若葉が収穫できました。
いくら家族が多くても、それくらいにしておきなさいと言われるほど、ビニール袋いっぱいに収穫した男の子もいました。
いつもながら、立ち上がる前に根っこについた土を落としてから!!!と、注意する私の声が響きます。(笑)
この後、これから先の活動のお話をして、集合写真を写し、その後収穫物の配分。
この日の収穫では、どうしてもばらつきが出てしまうことが分かっていたので、参加の手続きの時、予め番号札を渡して置き…。
その番号を決める時は、参加者の番号を知らない小口さんにばらばらに番号を並べて不公平が生じないようにしてもらいました。これは番号札を置いているところ。
大学生2名と高校生の収穫風景。
活動の中では、収穫できなかったので、解散のあと、自宅用に収穫。
これはお約束の集合写真。
54名もいるとこんな感じ。
でもまあ、皆さんニコニコしてくれている雰囲気は伝わるのではないですか?
活動の説明の中でも、繰り返しお話しましたが、私が参加者の皆さんに差し上げたいのは、野菜やおイモやタケノコではないのです。
これらを植えたり、育てたり、収穫する「体験」というもの・・・をプレゼントしたくて、もう13年目になります。
野菜などはお店で買えば、すでに形は整えられているし、土もついてはいません。
虫が葉を食べて穴も開いてもいません。
それでも、自分の手で収穫した穴の開いた野菜は、格別の味がしたのではないですか?
収穫物があった日の夜、ご家庭の食卓で、収穫で感じたことなど、どうしてやさいの葉っぱに穴が開いているか?など、お話していただける時間をもっていただいたなら、うれしいのですが…。
本年度の活動も、実り多いものになることを願っています。
これは中村さんが畑の隅にあげてくださった小ぶりのこいのぼり。
これは、サヤエンドウの葉っぱをむしゃむしゃ食べていた、幼虫。
大きさから類推すると蛹になる前の終齢かな?種類は不明です。
これは大麦。畑の隅に植えたもの。
種が実れば、そのまま炒って麦茶もできると思いましたが、少し量が足りません。
種で保存して、麦茶は来年のお楽しみかな?
この日の参加者は、未就学:15名、1年:2名、2年3名、3年3名、4年2名、5年1名。小学生の合計:11名。
高校生1名、大学生2名。
未成年の合計29名
保護者18名。(参加者の家族数は15)
顧問・取材者:中村、樋村ご夫妻、船崎、岡本さん、小池の6名。
大人の合計:24名総参加者数:53名
つくし野天使幼稚園以外は、南が丘幼稚園、森の風保育園。
つくし野小学校以外は、小川小、恩田小でした。
以上です。

文章:小池常雄
写真:岡本さん、船崎、小池
ブログ編集: 小池


2018/04/21

話題:モンシロチョウのタマゴのその後(その1)

タマゴから孵った!ぐんぐん成長中!!
 4月8日日にモンシロチョウが卵を産み、「鉄鋼マンさん」ご家族に10日に差し上げたのですが、11日水曜日朝、1匹イモムシになった!と連絡があり、それが上の写真。
一つだけ色が違った卵がありましたので、これはこの日以外にすでに産み付けられていたのかもしれません。他の卵はまだ卵のままだというし…。
下の写真は、12日にいただいた写真、よく見ると上のほうにイモムシが…。
他のぶつぶつはアブラムシ。
これは放っておくと大繁殖するし、分泌物で周りをべたべたにしますので、かわいそうだけれど手でつぶすか、筆や刷毛のようなもので払いのけるのが良いのです。
以下の文章は、「鉄鋼マン」さんからいただいたメールとお写真を日付順にご紹介しています。一部文章は編集者の責任で調整させていただいています。

4月15日
幼虫は、3匹。モリモリ食べて、どんどん大きくなっています。日一日と葉っぱの穴が増えていくのも、普通なら頭に来てしまいますが、幼虫を育てていると思うと、また気分が違います。
最初、3匹は、それぞれ別の葉に陣取っており、縄張り意識があるのかと思いましたが、今は、3匹とも同じ葉っぱにいます。(写真には2匹しか写っていませんが、裏側にもう1匹います)一番若い葉っぱなので、柔らかくて、おいしいのだろうと思います。このまま、順調に育ってくれれば、と思います。
今、当家の玄関には、この3匹のアオムシのほか、ザリガニのザリちゃん、カワエビ、そしてオタマジャクシが4匹います。
ザリちゃんは、冬の間、一回も脱皮しなかったのですが、3月末から既に2回脱皮し、すごく大きくなりました。特にハサミが大きくなったと思います。子供の頃から、このハサミは、「手」の役割を果たしているものだとばかり思っていましたが、エサを取る時は、写真のように、足に見える部分を使っています。実際に見てみると色んな発見があるものですね。
昨日は、先々週に続き、カブトムシの幼虫の幼虫マットを交換しました。11月と12月に交換して以来で、これが最後の交換になるとおもいますが、全部で72匹、元気に 育っています。里親探しを、さらに頑張らねば、と改めて思いました。
4月16日
アオムシ達は、日に日に大きくなり、小さいながらも、すっかりアオムシらしい姿になりました。若葉は、食べ尽くされてしまいそうな勢いです。
4月17日
今日は、とても寒いですが、アオムシ4匹は、順調に育っています。
若葉は食いつくし、他の葉っぱに足を伸ばしています。

4月19日
昨日、子供達が、「小さい幼虫が2匹いる!」と言っていました。ピンぼけで見にくいですが、4枚めの写真の右下、穴のそばに1匹います。

受け取って以来、鉢植えのキャベツは、ずっと玄関に置いてあるので、新たに産卵されたと言うことはないと思います。
いずれにしても、鉢植えのキャベツの葉っぱは、食い尽くされて来たので、そろそろ葉っぱを調達に行かないといけないなあと思っております

4月20日
4匹のアオムシは、どんどん大きくなっています。キャベツの葉っぱも、若く柔らかいものは食い尽くされ、最初はほとんど手をつけていなかった大きな葉っぱもたべられはじめました。

いよいよ、スーパーで買ってきた(あるいは捨てられているのをもらってきた)キャベツを投入しないと足りなくなって来ましたが、冷静に考えると、スーパーに売っているキャベツは、見頃に虫に喰われていません。
即ち、農薬がついていて、虫も食べられない(=虫にとっては食べたらまずいことになる)ということなのだろうと思うと、若干複雑な気もしないではありませんが、では逆に、虫食いの穴だらけで、1枚めくると虫が転がり落ちて来るようなキャベツを買うか、と問われれば、ちょっと手が出ないな~というのもまた事実なので、それは仕方ないですね。自分達の分も、アオムシ達の分も、よ~く洗って、分け合うようにしたいと思います。
昨年の感じからすると、これだけ大きくなれば、あと数日でサナギになるのではないかと思います。


「鉄鋼マン」さん、「虫愛でる姫君」ちゃん続報をお待ちしています。
以上です。
文章:「鉄鋼、マン」さん、小池常雄
写真:「虫愛でる姫君」ちゃんの母上さま、「鉄鋼マン」さん
ブログ編集:小池常雄