次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2018/04/11

話題:キャベツの露・・・そして卵?

葉っぱの上に宝石?たまご?

いえいえこれは庭のプランターで育てているキャベツの葉の上の露。
昨年秋、苗を長雨で一度だめにして、2度目に育てたもの。ほとんどは畑に移植したり、参加者に配布したりしたけれど、一部自宅に持ち帰りプランターに植えておいたもの。
正直なところ、本当はブロッコリーと思って育てていたのですが、どうやらキャベツらしく。苗の時は見分けがつかないのです。笑
真冬には食べ物がなく、飢えたヒヨドリにつつかれて丸裸にされたのですが、このところの気温と温かい日差しで何とか回復。
中村さんの畑のキャベツは、この時期、温かさでトウが立ってしまったものもあるのですが、我が家のものは結球もせず、トウも立たず。
なんとも今シーズンは天候がむつかしく…。
私の自宅のプランターのものは、寒さに当たった時期が結球前の苗の状態だったので、トウ立ちするスイッチが入っていないのかもしれません。
夜露も降るのですが、朝見ると、葉先に露がついているのでどうやら、葉っぱの中から染み出た水分らしく…。
何のことはない普通のキャベツの葉っぱなのですが、朝陽に透かして見るとこんな感じ。
とてもきれいでしょう??
これらの写真を写した翌日昼近く、今後はモンシロチョウがキャベツに飛んできて…。
 うろうろとキャベツの周りを飛び回り、これは…と思って、立ち去った後、葉っぱの裏側を探してみると…。
 ほとんどは、白い半透明な米粒型で縦に筋が入った、1mmに満たない卵なのですが、ひとつだけ色が違います。
理由は、わからないのですが、成熟度合いが違う気がします。
お母さんチョウのお腹の中で、早く成熟していたのかもしれません。
どの卵も、葉っぱの裏側に産み付けられていました。
だから普通には、こんなに強い春の陽ざしが卵に注ぐことはなく、葉っぱを空かした柔らかい光しか、卵には当たらないので、こんなに強くくっきりとした影が落ちることはありません。
さあて、どうしましょう…。
このまま、放置すればキャベツは丸裸になります。
キャベツを収穫して食べることだけが目的ではなく育ててはいますが、それにしても、食堂のすぐ外のプランターのキャベツたちが丸裸で、幼虫のウンチだらけになっていくことに、家族が理解をしてくれるか、いささか心配ではあります。

・・・と書いたところで「虫愛ずる姫君」のママから連絡があり。この卵のことを話したら、「育ててみたい…♡」とのこと。
昨年秋は、アゲハと思ったらガの幼虫だったり、イモムシでもいろいろなドラマがありました。
それで、昨夜、プランターのキャベツの苗を掘り出して、小さな植木鉢に移し、ご自宅にお届けしました。
これなら、卵から孵って1mmほどの小さいイモムシも見失くことなく、育てられるでしょう。
大きくなるとこのキャベツでは小さすぎて食べ物が足りなくなりますが、その時は、スーパーでキャベツの外側の葉っぱをもらってきて育てればよいのです。
この卵、間違いなくモンシロチョウになります。
・・・だって上にあるように産卵シーンの証拠写真付きですから…。
続報を発信してくださることを楽しみにしています。
皆さん、お楽しみに…。
文章:小池常雄
写真:  同
ブログ編集:同
写真撮影日:2018年4月7日・8日

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