次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/08/23

話題:夏の終わりの昆虫たち:ナナフシとカブトムシ

ナナフシカブトムシなどなど
 鉄鋼マンさんからお便りをいただきました。
3通のメールとそれぞれに添付されていた写真を、小池の責任で編集しています。
「めっきり涼しくなってきましたね。
8月15日、森村の森に行って来ました。

やはり、カブトムシやクワガタは、あまりいませんでしたが、不思議な虫を見つけました。
カマキリの一種かなあと思いつつ、写真だけ撮ってきました。
やけに動きが速いのが印象的でした。

今日、インターネットで、「カマキリ」で検索しましたが、それらしいものは、出てきませんでした。娘も「森にいるカマキリ」とか「変なカマキリ」などと音声で検索していましたが、出てきませんでした。
先程、次男が図鑑を持ってきました。
ヤスマツトビナナフシというものではないか、と言うことでした。確かに、この虫の様です。ナナフシは分かるけど、「ヤスマツトビ」って何だろうと思い、調べてみると、漢字では安松飛竹節虫、と書くのだそうです。
成虫も幼虫も、植物の葉を食べるとのこと、幼虫の食べ物は、コナラ、カシ類とのことなので、あの森に居てもおかしくはないですね。
私は生まれて初めて見ました。
素早い動きで去って行きましたが、子供達に姿を見せてくれて、色々調べてみようと関心を持たせて貰えて良かったな~と思います。
やはり、森村の森は、豊かな森なんでしょうね。身近にこのような自然があることを感謝したいと思います。


16日に、次男と庭で水撒きをしていた際に、次男がカブトムシの幼虫が、水槽の中で地上に出ているのを見つけました。

次男が「カマキリ先生が、幼虫が地面に出ているのは何か問題があるからだ、って言ってたから、土をかえてあげないといけないんじゃないかな?」というので、急いで開けてみました。
カブトムシは、外の水槽だけで300匹以上の幼虫がいました。
この状況は、追ってご報告いたします。
もともと、春先に幼虫マットを取り替えて、サナギになり、羽化するまで入れていた水槽です。

ケンカしないように、オスは早目に個室に移していたのですが、それでも早々に産卵していたようです。
開けてビックリ、水槽が幼虫のウンチで一杯になっていました。
幼虫も空腹及び環境悪化に耐えきれずに地上に出て来たものと思われます。
18日に、新しい幼虫マットを急いで補給し、残りの水槽も開けてみました。結果として、外の水槽だけでも、315匹の幼虫がいました。
ひとつの水槽で最大65匹の幼虫が出て来ました。

全く幼虫がいなかった水槽も、7匹だけだった水槽もありました。
産卵された時期はほぼ同じはずだと思いますが、密度の差で、成育状況は大きく異なり、7匹しかいなかった水槽の子は、既にサナギになってもおかしくないような大きさです。

この他にも、玄関に何組かのペアがいるのですが、親がマットに潜った際に、卵や幼虫を傷つけたり、ゼリーで幼虫マットがベタベタになってしまったりしていることもあるのか、なかなかうまく育っていないようです。

またまた、今年も里親探しに忙殺されることになりそうです。


今日(8月19日)で私の夏休みはおしまいなので、娘のリクエストに応え、また、森村の森に行きました。
昨年から、森への行き帰りに愛想を振り撒いてくれる見知らぬワンちゃんに挨拶し、森に行きました。
めっきり涼しくなりましたが、まだ、カブトムシもクワガタもいることに驚きました。
森の中のそこここに虫たちの死体もあり、また、先週まで盛んに鳴いていたセミの声もあまり聞こえなくなっており、季節の深まりを感じました。
コジュケイが、今までになく鳴いていたようにも感じました。
森を出ると、たくさんのカラスが、白い小鳥と空中戦を繰り広げており、子供達と一緒に、ドキドキしながら見ておりました。
田舎でもしたことのないような経験をさせてくれる森があることに感謝しながら、帰って来ました。」
文 章:鉄鋼マンさん
写 真:     同
ブログ調整:小池常雄


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