2018年9月30日日曜日

話題:最近接した生きものたち(その1)

こんな生き物と接しました。
これ(上)は、稲刈りの畑から救出されたアマガエル。
指先に丸い吸盤が見える。Sさん撮影。
アマガエルは、私も子供のころからずっと大好き。
以下の3種の生き物は、Sさんの家で飼われている生きものたち。
これ(下)は、つくし野小学校の池で採取されたアカハライモリのメス。
1年半を経て、ずいぶん大きくなりました。
水棲の両生類。指先はものをつかみやすいように先生に細い。
接写してみると、正面から見た顔と横顔は、ずいぶん違う。
なかなか、美人??
これ(下)は、ご自宅近くで採取されたヤモリ。
夜行性だけあって、目がぱっちり大きく。
可愛いよね…!
さてこれは、ヤモリの指先。

イモリと体全体の形は似ているけれど、指先は全く形が違う。
有名なファンズワース力(りょく)でガラスにも貼りついて移動できる特殊構造。

これ(下)は、カナヘビ。
接写してみると、ぱっちりした目に焦点が合った写真でとてもかわいい。
また、長い長いしっぽが、スマート。
指は細く爪がとがっている。
恐竜映画に出ている恐竜は怖い顔をしていることが多いけれど、口角(口の両端)が上がっていて、人間の表情では、笑っているものに感じられる。また、正面から接写しているから、細長い顔が丸く見え、にっこりしているように見えて、かわいい!!
 
[手前の水槽の中が生きているカナヘビ。奥(水槽の外)のものはフィギアのカナヘビ。
さすがにリアルに再現してあるフィギアも、こんなに長いしっぽは再現しておらず。]
[追記]:写真を撮影して送ってくださったSさんちのAちゃんは、写真を写してみて、両生類と爬虫類が、「瞳孔の形が違う!」と気が付いたとか。(カエルは上下に閉じる。ヤモリは左右に閉じる。)自分たちで飼っていても、拡大して接写したから分かったこと!!私も知らなかった。スゴ~~イ。

下は、最近、酸性雨の影響もあってか、なかなか身近で見られなくなったカタツムリ。
ツノの先には、しっかりと黒目があるのは、かつて森の活動の時、書きました。

これ(下)は、顧問の樋村 淳さんの玄関先で見せていただいた、ツマグロヒョウモンのサナギ。
(鉄鋼マンさんからのお便りにもありましたが、いい状態の写真が写せたので、再度紹介)
幼虫は、スミレなどを食草とするいわゆる毛虫。
サナギとなると焦げ茶色で、こんな感じで雨の当たらないところにぶら下がっている。
9月も末だから、このまま春まで冬を越すのだろうけれど、背中の4列のトゲトゲが、野鳥の食欲を減じるのだろうけれど…。それにしても有名な金属光沢の中央2列の内の前方の、5対10個の金属光沢のとげは何のためだろう?
自然界にある金属光沢は、少ないし、特に昆虫のサナギのプラチナ光沢はとても珍しい。
樋村さんは、ダイヤモンドと例えたけれど、私には貴金属のプラチナに見える。
Sさんご家族、樋村さん、ありがとうございました。
文章:小池常雄
写真:Sさんご家族、小池
ブログ編集:小池常雄

2018年9月27日木曜日

ご案内:町田エコフェスタ2018は「中止」となりました。

台風の接近に伴い、
エコフェスタ2018は中止となりました。
「つくし野ビオトーププロジェクト」
写真を「町田エコフェスタ2018」に出展
 町田市より連絡があり、台風の接近で催し全体を中止にしたとの事。お送りした写真のみならず、8月にブログでアップしたスイレンの写真も展示しました…と、事前に連絡を受けていたので残念ですが、台風にはかないません。(9月28日金夜 加筆)
町田市が毎年開催する「町田エコフェスタ2018」の中で「町田生きもの共生フォーラム」を開催しますので、よかっらたどうぞ…との案内を町田市環境・共生課からいただきました。
上と下のチラシは、町田市が発行している「ECOまちだ」の最新号。

実は少し前、市から「つくし野ビオトーププロジェクト」の配布用紹介チラシと写真の提供を求められました。
紹介チラシは提供を遠慮しました(当活動への参加者は、毎回ほぼ満員状態ですので…)が、当団体の活動状況の写真は町田市の活動を支援する意味で提供しました。
それで、会場に写真が展示される…とのご連絡を、今回いただきました。
もし、お出かけの際は、探してみてくださいね…。

以下は、町田市環境・共生課からのメールの転記です。
「日頃から、町田市の環境行政にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

例年開催しています「町田生きもの共生フォーラム」の開催をご案内いたします。
今年度は、環境に関する数多くの催し出展が予定されている「町田エコフェスタ2018」において下記の通り、開催いたします。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
■「町田エコフェスタ」
 9月30日(日)10時~15時 町田市庁舎にて
■「町田生きもの共生フォーラム」
 同日 市庁舎3階3-1会議室にて
①「お家に生きものを呼んでみよう ビオトープ講習会」 11:00~11:40
家の庭やベランダに生きものを呼ぶためのヒントやコツをお伝えします。
※初心者、親子での参加大歓迎。 
講師 伊藤正哉氏 ㈱自然教育研究センター 1級ビオトープ施工管理士
申込 当日10時から開場前で整理券配布 先着40名

②「ビオトープ相談会」 13:00~14:00 
ビオトープの作り方や管理のお悩みに講習会講師がお答えします。
参加自由、直接会場へ

③ミニトークイベント「町田で見られる野鳥」 14:00~14:30
市街地や川、里山などいろいろな環境がある町田で見られる鳥を写真を使って紹介します。
講師 池田倫子氏 (森林インストラクター)
定員40名(先着順) 申込不要、直接会場へ
トークイベント後、会場にお越しいただいた方の間で団体の簡単な紹介などをし、交流いただけるような時間を作ろうと考えております。

④会場内展示コーナー
みなさまからお寄せいただいたビオトープ写真やアライグマ・ハクビシンなどのはく製を展示。
チラシやパンフレットを配布。

ぜひお誘いあわせの上お立ち寄りください。
町田生きもの共生フォーラム(町田市ホームページ)
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/kankyo/midori/biotope.html
町田市 環境資源部 環境・自然共生課  
文章:小池常雄
転載元:町田市発行「ECOまちだ」
ブログ編集:小池常雄

2018年9月24日月曜日

話題:最近、見かけた昆虫たち(その2)

身の回りの昆虫たち(その2)
これは、高尾駅からほど近い、多摩森林科学園で見つけたもの。
トノサマバッタの成虫。(8月18日撮影。)
草原の生き物だけれど、この日は林道の脇の木の葉のうえで休息中。
下は、既に弱ってしまい、路上を歩いていたミンミンセミ。
 
生きているからとても、目がキレイ。
複眼は宝石・玉のような輝き。
額の中央にある単眼は赤いので、ルビーのよう?
額のあたりの深緑色と黒色ロ合わせると、七宝焼きに石を組み込まれたブローチのよう。

これは、園内の掲示板についていたセミの抜け殻。
目の部分のカラは薄く、良く透けて見える。
土の中では目は役に立たなかったろうから、羽化した後のための目なのに、ここだけ薄い。
これは、我が家の山芋の葉っぱを大量に食べてしまうまで気が付かなかった大アオムシ。
私の中指くらいの大きさ!!!










専用畑の片隅で見つけたショウリョウバッタ。
羽根の大きさを見ると、腹まで覆い隠していて、既に成虫とわかります。
少しピンボケだけれど、畑のノートを入れてある木のボックスについていたセミの抜け殻。
桑の木の足元には、セミの幼虫が出てきた穴がいくつも開いていて…。
これは、アゲハ用に庭に置いている柑橘類の鉢。
前に紹介した緑色のアゲハチョウの幼虫の姿になる前、2、3齢の幼虫の姿。
終齢近くの姿とは、似ても似つかない黒白。
これは、トリのフンに擬態していると言われているもの。
確かにこのくらいの大きさだとわかる。
終齢くらいの大きさでこの色だと、ちょっとね。。。



意外に身近に昆虫などの生き物がいて、拡大して写真を撮ると、思った以上に美しい姿に驚くことがあります。
私たちの畑は、最近は一切無農薬。
だからいろいろな生き物がやってきたり、生息したりしています。
あなたも、身の回りを観察してみませんか?
≪おまけ≫
鉄鋼マンさんから、お便りをいただきました。
今朝(9月5日)台風一過の庭に何か異常はないか見ていたら、こんなものを見つけました。
[見にくいけれど、上の方の地面にケムシがいます]
私が鉢に上げて大事に育てているスミレの葉っぱが食い散らかされていました。
先週末、庭に水をやっていたときには、全く気がつかなかったのですが、いつの間にかこんなことになっていました。
トゲトゲのとげをまとい、体は黒&鮮やかな朱色という面妖(注:めんよう:不思議なこと、奇妙なこと)なカラーリング(いろ・もよう)なので、危ない毒虫かと思いましたが、調べてみると、ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫のようです。
良く見ると、もう一つのスミレの鉢も、プランターのオクラの根方に生えていたスミレもすっかり丸坊主になっていました。
成虫の写真を見ると、良く見る蝶の様だし、特に毒もないようなので、このままにしておこうと思います。

しかし、鉢の奥の方にスミレ以外の葉ものもあるのだけれど、こちらは、全く食われていません。
改めて、幼虫の食の厳格さを感じると同時に、何とか、残された葉っぱで、サナギになって欲しいなあと思います。

9月7日には、
先日発見したツマグロヒョウモンの幼虫達ですが、今朝見てみると、数匹いたはずが、一匹になっていました。
 また、植木鉢でサナギになっているのが一匹いました。
モンシロチョウと比べると、
・毛虫が大きいので当たり前かもしれませんが、サナギも一回り大きいです。
・お尻を上にしてぶら下がっている感じるですので、一般的なサナギの状態と比較すると、逆立ちしているように見えます。
余計なお世話ですが、羽化する時は、どうするんだろうか、と思います。

インターネットで検索してみると、色んな方の観察日記が、アップされており、それらの内容と、ほぼ同じ経過を辿っているように思います。
その中で「数年前は、大阪でもあまりみかけなかったが、最近は見かける。温暖化の影響か?」なんて記載もありました。
つくし野で昔どうだったのかは知りませんが、少なくともここ2~3年は、家の周りでも良く見かけます。
昨年は、何匹かのモンシロチョウのサナギがアオムシコマユバチにやられ、スズメガのサナギも、何かのハチの幼虫にやられちしまいました。このさなぎは、元気に飛び立ってくれると良いなあと思います。

昆虫の中でも、特にチョウやガは、幼虫の食べる植物(食草(しょくそう)と言います)はとても厳格。つまり、ある種のチョウはある種の植物しか食べられない!
ナミアゲハが柑橘類(ミカンやカラタチ)の葉しか食べられないし、姿かたちはそっくりのキアゲハはセリ科の人参、パセリ、ミツバの葉しか食べられないということです。
引き続き、身の回りの生き物の情報をお待ちしています。
以上です。
文章:鉄鋼マンさん、小池常雄
写真:鉄鋼マンさん、小池常雄
ブログ編集:小池常雄

2018年9月19日水曜日

活動報告:横浜市立恩田小学校にゲストティチャーとして招かれました。

横浜市立恩田小で活動内容を紹介しました。
横浜市立恩田小学校からゲストティーチャーとしてお招きいただき、5学年全員(86名/3学年)を対象に、2018年9月14日金曜午後、第5時間目にお話をさせていただきました。(勤務先からは休暇を取り、無報酬での活動でした。)
同小は、横浜市の最北部青葉区の、更に西北部、三方を町田市に囲まれた地区が学区です。


校内は、ポンプでくみ上げて流れを作った池や、水田、バケツイネなどいろいろな取り組みが見られます。


校内には、このような表示がありました。
よく見るとカメ、トンボ、チョウ、魚、森、池の絵が丁寧に描かれていました。
 
下の写真は準備風景。根市先生、コーディネートしてくだっさったSさんご夫妻、顧問の樋村さんにご支援いただきました。
お話した内容は、主に「つくし野ビオトーププロジェクト」の歴史と、具体的にどのような内容を活動でやっているか…ということ。
これは、私たちを招いてくださった平岡先生から事前に、恩田小の中でビオトープを整備するにあたって、近くの小学校ではどんなことをやっているか聞きたい…というリクエストをいただいていたのです。
つまり、恩田小なりのビオトープ整備などで、生き物と児童との接し方を探りたいのだ…ということが分かり、子どもたちがなるべく幅ひろくバラエティのある自然体験ができるように…と年間プログラムを組立て、13年継続している当活動の概要を説明すれば何かヒントになるのではないか?…と思ったのです。
進行は、係の男の子が担当。
案内の言葉やあいさつなど、若い根市先生の対応も含め、とても良く、しっかりしていて、感心しました。
パワーポイントで活動の概要を説明した後、2018年度の活動紹介ビデオをお見せして詳しく、活動内容を紹介。
 説明の後は、質問を受けました。
5-6人が次々質問してくれました。鳥の巣箱づくりに 関するものが多かったかな?
これはもう13年連続でやっている活動プログラムなので、いつか恩田小でもやってあげられるといいのだけれど…。
私がお話している間も、みな熱心に聞いてくれ、メモも一生懸命取ってくれ、とてもうれしく思いました。
反省としては…、45分は短い!!
お話したかった内容の半分もお話しできず…!
これは、樋村さんも質問に答えてくれているところ。
授業時間が終わり5年生の皆と別れた後、校長室で古屋校長先生と3人の5年生担任の先生方と懇談。
同校が総合学習で取り組んでいるビオトープ作りなどについて、いろいろ質問をもらい、「学校ビオトープ」という日本生態系協会が作った資料をパウチした資料もお貸ししました。
私からは、「いろいろなビオトープのあり方があるし、いろいろな生き物との接し方があってもいいのではないですか?」…と、お話しました。

校長室には、鈴虫などが飼われていました。少し前までクワガタも飼っていたそうで…。
子供たちが時々見せてくださ~い…と、校長室をたずねてくるんだって!!
そういう校長先生かぁ、いいなあ…と思いました。

最後に集合写真を撮影!(86名/3学級だとさすがに大迫力。)
…と、写したのだけれど、小学校側の要望で不掲載。
保護者全員の許諾が必要なのだそうで…。
データ数を落とし、個人を判別できないようにしたらいいのではないか?と思うのだけれど、それでも…なのだそうで…。
月刊誌の取材要望も事前に許可を得ないとだめなのだそうで…。
なかなかにむつかしい。
それでもめげない私は、校長先生と5年生3クラス分を計4枚プリント!!
パウチにしてメッセージを付けてお届けしました。
喜んでくれるとうれしいな!!いい笑顔ばかりでしたしね・・・。
[お届けした集合写真:子どもたちの顔は修正してあります。拡大しても判別できません。] 

今回の授業に、町田市環境・自然共生課から、町田市の生物多様性の取り組みがまとめらた
「町田生き物共生プラン~概要版」をご提供いただき、ほぼ似た内容の横浜市の資料と合わせ、行政の取り組みとして紹介できました。お礼申し上げます。
恩田小5年生の皆さん、古屋澄人校長先生、5年1組担任藤村竜也先生、5年2組担任根市真子先生、5年3組担任平岡喜久子先生、コーディネートしてくださったSさんご夫妻、顧問の樋村さん、ありがとうございました。
文章:小池常雄
PC操作:Sさんパパ
写真:Sさんママ、樋村、小池常雄
ブログ編集:小池常雄