次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/09/30

話題:最近接した生きものたち(その1)

こんな生き物と接しました。
これ(上)は、稲刈りの畑から救出されたアマガエル。
指先に丸い吸盤が見える。Sさん撮影。
アマガエルは、私も子供のころからずっと大好き。
以下の3種の生き物は、Sさんの家で飼われている生きものたち。
これ(下)は、つくし野小学校の池で採取されたアカハライモリのメス。
1年半を経て、ずいぶん大きくなりました。
水棲の両生類。指先はものをつかみやすいように先生に細い。
接写してみると、正面から見た顔と横顔は、ずいぶん違う。
なかなか、美人??
これ(下)は、ご自宅近くで採取されたヤモリ。
夜行性だけあって、目がぱっちり大きく。
可愛いよね…!
さてこれは、ヤモリの指先。

イモリと体全体の形は似ているけれど、指先は全く形が違う。
有名なファンズワース力(りょく)でガラスにも貼りついて移動できる特殊構造。

これ(下)は、カナヘビ。
接写してみると、ぱっちりした目に焦点が合った写真でとてもかわいい。
また、長い長いしっぽが、スマート。
指は細く爪がとがっている。
恐竜映画に出ている恐竜は怖い顔をしていることが多いけれど、口角(口の両端)が上がっていて、人間の表情では、笑っているものに感じられる。また、正面から接写しているから、細長い顔が丸く見え、にっこりしているように見えて、かわいい!!
 
[手前の水槽の中が生きているカナヘビ。奥(水槽の外)のものはフィギアのカナヘビ。
さすがにリアルに再現してあるフィギアも、こんなに長いしっぽは再現しておらず。]
[追記]:写真を撮影して送ってくださったSさんちのAちゃんは、写真を写してみて、両生類と爬虫類が、「瞳孔の形が違う!」と気が付いたとか。(カエルは上下に閉じる。ヤモリは左右に閉じる。)自分たちで飼っていても、拡大して接写したから分かったこと!!私も知らなかった。スゴ~~イ。

下は、最近、酸性雨の影響もあってか、なかなか身近で見られなくなったカタツムリ。
ツノの先には、しっかりと黒目があるのは、かつて森の活動の時、書きました。

これ(下)は、顧問の樋村 淳さんの玄関先で見せていただいた、ツマグロヒョウモンのサナギ。
(鉄鋼マンさんからのお便りにもありましたが、いい状態の写真が写せたので、再度紹介)
幼虫は、スミレなどを食草とするいわゆる毛虫。
サナギとなると焦げ茶色で、こんな感じで雨の当たらないところにぶら下がっている。
9月も末だから、このまま春まで冬を越すのだろうけれど、背中の4列のトゲトゲが、野鳥の食欲を減じるのだろうけれど…。それにしても有名な金属光沢の中央2列の内の前方の、5対10個の金属光沢のとげは何のためだろう?
自然界にある金属光沢は、少ないし、特に昆虫のサナギのプラチナ光沢はとても珍しい。
樋村さんは、ダイヤモンドと例えたけれど、私には貴金属のプラチナに見える。
Sさんご家族、樋村さん、ありがとうございました。
文章:小池常雄
写真:Sさんご家族、小池
ブログ編集:小池常雄

0 件のコメント: