次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2019/01/26

活動報告:第6回特別活動を実施しました。

「校庭の巣箱を確認しよう!」を実施。
1月19日土曜日10時半から第6回特別活動を実施しました。
午後からの視聴覚室での活動の準備作業を中断し、集合場所の正門に行くと、例年より多い参加者が待っていてくれました。
例年通り、校舎の西側の屋外階段につけたものから、順番に時計回りに見て回ります。
はしごの下に、Kさんにいてもらい、番号の写真とともに屋根を開けて確認。
でも、今年は何かおかしい?
階段のところは、毎年営巣のあとが見つかるのに、無い!次の物も無い!
ようやく、営巣跡があったのは、正門横のひし形の物。
ここは設置以降、毎年の営巣跡があり。
更に校舎の北側の物を次々に確認していくけれど、無い!
無いどころか、白アリの営巣?跡があるものが2つほどあり、もうボロボロになっていて…。
考えてみると、昨年から今年にかけて、校舎の北側道路は整備工事があり、立派に育っていたサクラが傷んだので切られ、新しい若木に植え替えられるなどの工事があり、環境が大きく変わっています。
はてさてこれが原因かはわからないのですが、いずれにしても、校舎の北側はほとんど営巣跡がなく。
また、昨年秋に襲った台風のせいか、2か所ほどの巣箱は、取付に使った麻ひもだけが残されていて…。
ひし形巣箱には、もう一つ営巣跡があり・・・。
もう一つ、営巣跡があったのは、片流れ型。
こちらは、厚さ7センチほど、びっしりとコケが運び込んだ跡があり、立派な産座(卵を産んで、親鳥が温める丸い凹型のへこみ)が作られていました。
いつもは、番号写真とともにメモを付けるのだけれど、今回は、女の子がキレイに記録を付けてくれて…。
実は⑬に相当するものもあったのですが、ヒモだけになっていたものが一番最後にあり・・・。
13個の内、3個に営巣跡。いずれもシジュウカラの物。
今年は例年あるスズメの営巣跡が1つもなく。
ほとんどすべてに営巣跡がある年もあるので、今年は圧倒的に数は少なく。
また2つの巣箱は行方不明(昨年秋の台風の影響かな?)
回収した巣箱で、そのまま再取り付けが困難なものは、視聴覚室に持ち帰り、ひもを取り換え、修理をし、午後の活動の後に再取り付けをしたものもあります。
まあ、野生の生き物の行動ですので、年によって大きな差があります。
参加してくださった、たくさんのみなさん、ありがとうございました。
参加者は、未就学:7名、1年:2名、2年:7名、4年:2名(小学生の合計:11名)、高校生:1名。未成年の合計:19名。
保護者11名。
代表・顧問・取材(小池、樋村、田村、井上、岡本):5名。大人の合計:16名。
総参加者数:35名。
文章:小池常雄
写真:岡本さん、小池
ブログ編集:小池常雄

2019/01/23

活動報告:第10回定例活動を実施しました。(末尾に加筆あり!)

「庭に小鳥を招待しよう!」
の活動を実施しました。
1月19日土曜日午後、本年10回目の定例活動を実施しました。
(特別活動6回を併せると本年度16回目の活動でした。)
この日は説明サンプルや資料・工作用資材が多いので、朝9時から搬入を開始。
駐車スペースから視聴覚室までの距離は台車で運ばねばならず、これがなかなかつらい。
でも、支援下さった方が多かったので、おおよそ1時間で下準備は完了。
小学校のH先生が、道具を丁寧に箱に入れて用意してくださっていました。感謝!
午前中の巣箱確認の活動にいったん抜け、戻ってから昼食までの時間で校庭から回収した壊れた巣箱を修理。
修理した中で、すぐに取り付けられるものは午前中に再取り付け。
午前中の参加者が多かったのに対し、午後からの参加者は例年に比べてやや少なめ。
それゆえに参加者一人一人の顔を見ながらお話しすることができました。
なるべくたくさん、写真やイラストや実物で、鳥の巣について説明。
お話しは30分くらいで切り上げて、早々に制作開始。
作りたい巣箱の設計図(エサ台や、コウモリ、ヤモリ用を併せると8種類)から選んでいるところ。
その後は、全員で板にカットするラインを書き、のこぎりで切断。
こちらは今年設計図を書き、初めて作るスズメの集合住宅型(スズメのお宿)を作成中。なんと5人(Hちゃん、高校生のI君、田村さん、岡本さん、小池)で総がかり。
何せ5戸(個?)分を一気に作るのだから大変。
材料も板を4枚使用。大きさも、重さも4-5個分。
巣穴の直径は、シジュウカラ用の28㎜ではなく、35㎜と、ウェストの太いスズメに配慮。
製作作業は順調に推移したけれど16時過ぎて、少し心配に・・・。
それでも、何とか皆それぞれ形になり。
お約束の全員の集合写真と子どもだけの集合写真の撮影後、ランドセルのように巣箱を背負った写真も!これもまた恒例でお約束。
(主催者のわがまま。ごめん!!だって背負って帰る姿はかわいいからね…。)
午前・午後とも参加して下さったご家族も少なくなく…。
みんなありがとう!
参加者は、未就学:6名、1年:1名、2年:3名、4年:3名、5年:1名。高校生:1名。
小学生の合計:9名。未成年の合計:16名。
保護者:11名。  顧問・取材・代表:5名。  大人の合計:16名。
参加者の総合計:31名。
[注]参加者に配布した当活動のオリジナル資料とは別に、町田市自然・環境共生課とサントリー世界愛鳥基金の作成した参考資料を、参加者に配布しました。この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

≪おまけ-その1:岡本さんのバック≫
いつも取材に来てくださる岡本さん制作のオリジナルの袋。
よく見ると、活動の写真がチェキで透明の袋の中に入っている!!
欲しい!!
≪おまけ-その2:スズメのお宿の取付け≫
解散の後、「スズメのお宿」を校庭に取付けました。
落ちては大変だから、縄と麻ひもで3重にしばってヒマラヤスギ(校庭北側)に取付け。
うまく営巣してくれるかな?何事も、やってみなくっちゃ、わからない!!
 
≪おまけ-その3:Oさんの巣箱の取付け≫
当日活動に参加いただいたOさんから、巣箱を取り付けました・・・とのお便りをいただきましたので、ご紹介します。(文章は一部小池の責任で調整しています。)
「つくし野ビオトーププロジェクト 小池様
いつも子供たちに楽しい活動をありがとうございます。
毎回、活動後、レポートをお送りしようと思いながらもついつい毎回参加だけとなり、すみません。今回、初めてレポートお送りします。
活動で作った巣箱を翌日には設置したのですが、報告が遅くなりました。

巣箱の制作は、想像していたより大変で、何十年ぶりかの、のこぎりやキリを使い方を思い出すのに少し時間がかかりました。
普段ノコギリなど使う機会もないので、我が家の小学生も5歳さんもギコギコとがんばって板を切り、いつもの畑の活動とはまた違った、とてもよい経験ができました。

作った巣箱は、翌日、庭のハナミズキに設置完了したのですが、(添付写真) 
実は設置する際に、2つのうち片方の金具のピンがなくなっていることに気が付きました。
扉がパタパタとどうしても隙間ができてしまい、雨漏りしそうだったので、
知り合いの工務店の方に相談したところ、屋根を写真のように修理してくれました。
これで安心!
設置して、一週間たち、昨日、シジュウカラではない(たぶん)
少し大きめの小鳥が巣に入ろうと、何度もチャレンジしていたのですが、
サイズが合わず断念して飛んで行ってしまいました。

シジュウカラが我が家の巣箱を見つけてくれることを祈りながら、
庭をチェックするのが楽しみな毎日です。
また次回も参加楽しみにしております!」
Oさん、お便りありがとうございました。
金具のピンとは、丁番の事かな?それとも針金を縛り付ける金具かな?
いずれにしても、予備はたくさんあるので、連絡下されば、差し上げます。
また、是非次回は、穴の系を変えた巣箱を作ってみて下さい。
樹洞性のトリは、シジュウカラとスズメだけではなく、何種類か、居ますので…
文章:Oさん、小池常雄
写真:岡本さん、Oさん、井上、小池
ブログ編集:小池