次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2019/03/17

活動報告:第12回定例活動

「ジャガイモを植えよう!」の活動を
実施しました。
気まぐれな春の天気予報に翻弄されて1日延期し、午後からの雷雨の予報にびくびくしながら3月17日日曜日午後、本年度最後の定例活動を実施しました。
天気予報は午後からの雷雨を伝えていたので、この日朝一番で顧問と相談。
午前中9時ころから準備を開始。
午後からの活動開始時間も30分早め、12時半からにしました。
これは当日午前中、準備した男爵とメークインの種イモ。2箱で20㎏。
1か月ほど前に購入し、車に入れておいたらこんな感じ。
もやしのように見えるのは芽。でも食べられない!毒があるので注意!!
この種イモを半分に切って、切り口に薬を塗る(普通は木草灰を利用)のが大変。
美智さんとゆり子さんで着々と準備。
その間に、私は家庭用耕運機で植付予定地を耕そうと思ったら、踏み固まってしまっていて、歯が立たず。
それで中村さんにトラクターの出動を要請。あっという間にふかふか畑。
茎ブロッコリーも、午後からすぐに配分できるように、あらかじめ一部を収穫。
キャベツはこんな感じ。これは子供たちの手で収穫させたくて、午前中はそのままに…。
準備を早くから始めたし、温度が上がったので途中で給水タイムとランチタイムを実施。
午後から急に雷雨になると困るので、先に種イモを植え付ける場所も掘っておき…。
急に開催日も開始時間も変えたので、参加者があつまるかな?と心配したけれど、沢山の人が集まってくれて…。
わたしからのお話は極力短く。
だって、気象レーダーの情報で「神奈川の大山まで雨雲が接近!つくし野到達は14時過ぎ…」なんて言う情報もあって…
(実際は雷雲は消えてしまって、来なかったのだけれど…)
家庭でも、プランターなどで比較的簡単にジャガイモは育てられるけれど、その時の注意をお話し。
培土(ばいど)と言って、芽が育つのに応じて土を寄せて足していくことがコツ。
(袋栽培の時は土を別の袋で半分とっておく。)
また肥料を少し離した場所に入れることも大切。
お話の後はさっそく植え付け。穴まであけておいた(井上さん、ゆり子さん)ので、次々作業は進み…。
切り口を下にして、丁寧に5㎝くらいの深さに種イモを植え、間に化成肥料も埋めます。
ジャガイモ植付の全景はこんな感じ。全員がそれぞれ自分の役割を見つけてやっていることがいいね…。
これは少し離れた場所の植付。
次に、中村さんのブロッコリー畑の片づけをお手伝い。
大きなブロッコリーは収穫した後だけれど、まだ食べられるわき目がいっぱいついていて…。急に収穫物・分配物が増えることに…。
ブロッコリーの茎は驚くほど太く、大きく。引っこ抜くのも大変。
こんな風にブロッコリーは作られていたのかなんて!茎は太いし根っこも大きい!!
これも自分でやってみなくては、わからないこと。
これは、私が自宅で種から育て、皆で昨年の11月に苗を植えたミニキャベツの収穫風景。
一部結球しなかったものもあるけれど、ほとんどがいい感じ。
小玉の種類を選んでよかった。
春キャベツ特有のみずみずしさがあり…。
活動の最初にお話ししたけれど、私たちの命は、ほかの動物や植物の命を奪うことで支えられている…。
確かにキャベツの収穫の時は、キャベツの命をいただいている実感がする。
だから、無駄にしたりしてはいけない。ちゃんと食べなくては…。
これは中村さんが、粉砕機を使って、たい肥置き場の中にブロッコリーを粉砕して入れているところ。大きいブロッコリーの茎と根っこが次々粉砕!!
子どもたちは、初めて見た光景。興味津々で見学。
エンジン音がとてもうるさく、後ろから収穫するよ!と声をかけても少しも聞こえず…笑。
下の写真は、年末に樋村さんとビニールでドームを作ってコマツナを撒いておいたもののビニールを外したところ。
子どもたちに収穫してもらったけれど、ビニールの中で育てたものとの違いが分かったかな?
「温室育ち」という言葉があるけれど、とてもコマツナのぱっぱの厚さは薄くて…。
いかにも栄養がありそうなのは、普通に外で育てたもの。
まあ、お店で売っているような、すこしひょろりとしているけれど大きさがそろって虫に食われていないものが収穫できたけれど…。
これ以外に、希望者はナノハナの花も収穫。
お約束の記念撮影の前に、1年のまとめを簡単にお話し。来年度は…???
恒例の記念写真。いつもの岡本さんが仕事が重なって来れなかったので、高見顧問にお願い。
開催を延期したり、時間を早めたりしたけれど、多くの皆さんに参加いただきました。
これは分配の時の様子。
長くこの活動を運営してきたけれど、記録的にたくさんの収穫物!
キャベツかハクサイは家庭に2つずつ!!
これが、子供たちが興味津々で見ていた粉砕機。エンジン音がちとにぎやか!
解散した後、顧問とSさん家族が手伝ってくださって、たい肥をたい肥置き場に追加投入。これで、たい肥の熟成がますます進み、いい肥料に熟成されそう…。
最後は、大学生のT君と、高校生のI君が仕上げ。
農業系の大学でもない限り、こんな経験をすることはまずないのでは?
顧問の皆さん、Sさんご家族、T君、I君ありがとう!!
定例も特別も本年度予定していた活動はこれにて完了。
つくし野地区で延18回(定例12回+特別6回)。恩田小で2回。合計延20回の開催。
参加してくださった皆さん、支援してくださった顧問の皆さん、各公的助成先にも感謝!!

この日の参加者は…
未就学:14名。1年:1名、2年:6名、3年:2名、4年:3名、5年:1名。
小学生の合計13名。
高校生:1名(I君)、大学生:1名(T君)。
保護者17名。
顧問・代表(中村一、樋村ご夫妻、田村ゆ、船崎、井上、小池):7名。
未成年者の合計:29名。大人の合計:24名。
総参加者合計53名。
文章:小池常雄
写真:井上、高見、小池
ブログ編集:小池常雄

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