次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2019/03/01

スクールニュース Vol.397で紹介されました!

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スタート地点。これから奥にみえる尾根をぐるっと回ってくる
あり続けることに気付く力
2014年:初めて参加だったのに…前日の大雪により中止。
2015年:2年越しの初参加。東急沿線にこれほどの自然が残っているのかと驚く。
2016年:身近な自然がみせる春の兆しを感じる、気づきを学ぶ。
2017年:近年は1月の方が寒いと思っていたが、まだまだ2月も寒いと認識。
2018年:実際にどのくらい春を気付くことができるかチャレンジも、玉砕。
そして2019年もつくし野ビオトーププロジェクトは、2月の定例活動「春を探して、里山ハイキング!」の日がやってきた。

ここでいっている「気づき」とは、小池常雄プロジェクトリーダー(環境カウンセラー)の言葉を借りれば2つある。
1つは「四季の変化」
2月はまだまだ寒さが厳しい。学校の桜も茶色一色で、メダカ池もしんとしている。けれど、どんなところもよくみれば生き物が春を迎える準備をしている。
もう1つは「つくし野にかつてあった自然」
ずっとそこにあり続けるものをしっかり認識することで、今と比べた変化の様子もまた分かる。
そんな気づきを身のまわりから感じてもらおうと、2月16日のつくし野ビオトーププロジェクトはあたたかな日差しの中でスタートした。
スタート地点。これから奥にみえる尾根をぐるっと回ってくる
スタート地点。これから奥にみえる尾根をぐるっと回ってくる
コースは町田市立つくし野小学校をスタートして東急田園都市線「つくし野」駅前を通過、横浜市に入って長津田小学校北側の森を歩く。
国道246号を渡って里山の残る丘陵地を上り、再び246号に出るので、町田市に戻る。
ゴールはつくし野セントラルパークに近い「プロジェクト専用畑」で全行程およそ5km。これを今年は10名の未就学児とスタッフを含む46人が歩く。
里山を歩く子どもと保護者。今年は折れた細い竹を杖代わりに持つのが流行
里山を歩く子どもと保護者。今年は折れた細い竹を杖代わりに持つのが流行
気付きを意識してもらうため、プロジェクトで用意したのが「春の兆し」をまとめたイラストビンゴ。
もらった子どもたちは保護者と一緒に、または子どもたち同士で探し始めるが、鳥の声に空を見上げたと思えば、木の根元で罠をつくるアリジゴクを探し、遠くに赤く実っているカラスウリを見つける…元気である。
ところで、今年は意識しなくても分かるほどの大きな変化があった。
昨秋の台風の爪痕だ。管理者によって多くは片づけられたといえ、森の中には裂けて、倒れたままの大木が残る。
神社では樹齢200年以上のモミの木が倒れ、切株だけが残る。
毎年プロジェクトが集合写真を撮る目印にしていた木もなくなり、あったであろう場所には新しい苗木が植えられていた?。
コースの一部は7月の活動場所にもなっているが、台風による倒木を前にみんな声を失う
コースの一部は7月の活動場所にもなっているが、台風による倒木を前にみんな声を失う
その一方、昨年伐採された竹林では早くも次が成長をみせるなど、自然による破壊と成長の力を両方目にする機会となった。さて、気付きや違いと繰り返し書いているがこのコース、夏はどうなっているのか、気になりだしている。
昨年は奥と同じ状態の竹林を昨年は全て切り倒し、粉砕までした場所が、1年でこの変化
昨年は奥と同じ状態の竹林を昨年は全て切り倒し、粉砕までした場所が、1年でこの変化
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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引用:月刊誌「スクール・アメニティ」が発行する
Webニュース「スクールニュース」
ブログ編集:小池常雄

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