霜柱の造形
里山の小道を早朝に歩いていると、立派に育った霜柱に遭遇。
継続して水分が下(地面など)から供給されて順次凍って押し出されなくてはならず。
昼間も寒いときは、写真のよう1段(1夜で凍ってできたもの)だけでなく、数日にわたり、数段の霜柱となることもあり。
成長につれて、2つ上のもののように左右にぱっくり割れて成長するものもあり、下の物のようにあちこち自分勝手な方向に伸びていくものもあり。
新治市民の森の北部、穴谷戸という名前の谷戸(小さい谷)に行ってみると…。
市民活動で、稲作が継続されていて…。
冬の太陽高度が低い時期だけれど、午前10時すぎで、このくらい日が当たっている。
谷の一番奥は、水田ではなく少し高くなり、梅林になっている。
その下は、3本の溝が平行に掘られ、ジグザグにゆっくり水が流れる仕掛けがしてある。
声は春先、水田に水を引くとき、大回りさせてゆっくり流し、陽を当て、湧き水の温度を上げようとする仕掛け。
とはいえ、この時期、ほぼ東西に長い谷戸で、陽が当たらない時間も長く、暖かい湧き水の取り込み口から離れたところは凍り付いていて…。
この時期は、相対的に暖かい湧き水をこの仕掛けで冷やしてしまっているようで…。
右下が、湧き水の取り込み口。
水量を調整できるようにしてある。
向かって右が、湧き水を取り込んだばかりの水路。 凍っていない。
左に下がるにつれて、温度が下がり、凍っている。
穴谷戸の奥から、東(下流)方向を見る。
谷の左右(南北)で日に当たり方が極端に違い、気温がずいぶん違いそう。
以下の写真は、別の場所にある水田と湿地。
逆光で写すとモノトーンの世界。
文章:小池常雄
写真: 同
撮影場所:新治市民の森
撮影日:20210109:早朝~昼
撮影機材:撮影機材:ニコンZ5+24-200mm
ニコンF5500+18-300mm
オリンパスTG-5
ブログ編集:小池常雄
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