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2021/12/26

町田市生き物共生フォーラム

  町田市より招聘を受け、活動を報告  
[市役所で当活動について話す小池:撮影/高見顧問]
町田市環境資源部環境・自然共生課主催の「第6回町田生き物共生フォーラム」に招かれ、当活動の概要を説明してきました。
暮れも押し詰まった12月16日日曜午後、町田市役所で開かれたフォーラムには市内で活動する環境保存系の16ほどの団体から、参加者が集まりました。
当活動からは、高見顧問と小池の2名で参加。
メインのプログラムは、和光大の堂前教授による「市民活動と生物多様性」という講演。
お話の内容は、
 ・生物多様性
 ・3つの生物多様性
 ・生物多様性の危機
    等の基本的な内容要から始まり
 ・「One Health」: 人間の健康は環境や自然と切り離せない一部であること
 ・人の手が加わらなくなって失われつつある日本の雑木林
 ・環世界(Unwelt)
    :生物にはそれぞれの感覚器官に応じた異なる知覚世界(環世界)がある
 ・流域:命の循環の単位
 ・谷戸は流域の最小単位
 ・多様な生物多様性
・都市部の生物多様性を考えるには…
   ー生物多様性は危機
   ー都市の自然をあきらめない
   ー人間以外の生物の視点(環世界)
   ーバイオリージョン:流域の視点
   ーひとつの正解ではなく、市民の力で多様な自然を
  …といった内容が、話されました。
休憩のあと、市内で環境保全系の活動をする16ほどの団体が、それぞれの活動で説明。
私は、「つくし野ビオトーププロジェクト」を紹介する資料を全参加者に配布。
そのうえで、3分という持ち時間でお話ししました。
パッドで、HP/ブログを紹介。
つくし野ビオトーププロジェクトは、
自然環境保全を目的とした活動をしている他の団体と違い、
地域の子供や保護者へ環境学習を提供しており、ある意味ユニークな存在なのかもしれません。

講演では「One Health」環世界(Unwelt)」「バイオリージョン」…といった概念が新鮮に響き、記憶に残る言葉となりました。
当活動の広報的意味もあり、新しい環境系の学習の意味もあり、年末の日曜の午後を費やしました。
文章:小池常雄
写真:高見、小池
ブルグ編集:小池

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