ページ

2024/03/19

菜の花と シジュウカラと 子育てと…

 「菜の花が、漸く蕾を持ちました。」  
「子供の頃、春になると、母が毎朝実家の側にあった祖母の家の畑で菜の花(母は、茎立菜(くきだちな)と言っていました)を摘んで来ては、お浸しにしてくれました。」
鉄鋼マンさんからお便りと写真をお送りいただきました。
「私は毎朝それを食べて学校に行っていました。
お弁当だった高校時代は、貴重なおかずでした。
小学生時代の私は田んぼでセリを摘んでは、それもお浸しにしてもらって食べていました。
東京で見る水栽培のセリとは、全く見た目が違っていました。
育つ環境で形状が変わっていたのか、そもそも違うものなのか分かりませんが、風味も違ったような気がします。
そんな子供の頃を思いながら、あわよくば菜の花のお浸しを食べられたら、と思っていましたが、これでは勿体なくて食べられませんね。
今年は花を愛でることにして、来年、計画的に育てようと思います。」

「最近、庭の巣箱にシジュウカラが下見に来ているようです。

昨年は巣立ちを見ることはできなかったのですが、途中まで親鳥が出入りしていましたので、巣箱を掃除しておこうと思い、取り外してみました。
屋根を外して見ると、全く孵化していない卵が数個ありました。
孵化する前に親が死んでしまったのか、それとも、何らかの理由で、全部孵化できないまま、親が放棄してしまったのか。
どちらだろうかと思いました。
「思えば、この巣箱を作ったときに小学校1年生だった長男が、明日、中学校を卒業するわけですから、この巣箱は、丸8年、我が家の庭で風雨にさらされてきたわけです。
その間、何度か小鳥が巣だつ様子を見せてくれました。
子供たちにとっては、『命』に触れるとっても貴重な機会になったと思います。
私自身は、ひっきりなしにエサを運んでくる姿を見ては、3人の子育てに追われる我が身を振り返ってみたり…」

鉄鋼マンさんおたよりありがとうございました。
ご長男の卒業、おめでとうございます。
菜の花は、畑にまだたくさんありますので、是非お出ましください。
繰り返しこのブログでも伝えてきたとおり、野鳥の被害が今年は従来になくひどく…
それでも何度も我が家の食卓に載っています。
杉板製の巣箱は修理調整すれば10年近く使えます。
ただこの切妻屋根型は、頂部が痛みやすく…。
巣箱はご連絡いただければ修理しますよ…。
時期的にはぎりぎりなのですが…。
文章:鉄鋼マンさん
(一部小池の責任で調整)
写真:鉄鋼マンさん
(一部小池がトリミングなどで調整)
撮影日:202403中旬

0 件のコメント:

コメントを投稿

つくし野ビオトーププロジェクトに参加した感想や、質問、希望などをご記入ください!
コメントの記入者欄には、ニックネームなど入れるときは、「名前/URL」を選んで、名前の欄にだけ、ニックネームを記入してください。「匿名」でも結構です。
間違えた内容を投稿したら、もう一度投稿し直してください。最後のご投稿だけを掲載します。
なおスパム防止をかねて、掲載の前に管理人がチェックを行っています。
そのため、コメントが掲載されるまで、少しだけ時間がかかりますことをお許し下さい。
直接の連絡が欲しいときは、その旨としアドレスなどを記載いただければ、公開せずにご連絡します。
現在、パソコンやAndroidのスマートホンからはコメントの投稿ができます。
iPhoneやiPadからはコメントの投稿ができないときがあるようです。