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2025/08/21

サイタ サイタ イネノハナガ サイタ

 この時期  バケツイネに花が咲き 
「サイタ サイタ サクラガ サイタ」…は戦前の小学1年生の教科書だけれどこれは我が家の玄関前に置かれたバケツ稲に咲いた花。
毎年解説しているけれど、イネの花はとても地味。
稲穂に着いたいずれモミになるものが、口を開けるようにパカ!と開いて中からオシベが出るだけで地味な事極まりない。
メシベは?というと上の写真の中央のモミの真ん中に控えめに見えているブラシ状の物。
風媒花だから、蜜も、花びらも、香りもなくただただ風任せの花粉。

今年は6鉢が並ぶ我が家の玄関前。
北向きで直射日光はあまり当たらないけれど、天空光で何とか…。
毎年我が家ではお盆のころ、分結した稲の中央部から、稲穂が垂直に突き出す。
その稲穂を見ると、下の方から順番に、オシベが顔を出し、開花していることがわかる。
コンデジの顕微鏡モードで稲穂を拡大してみても、なかなかメシベは見つけられない。
右中央のモミは、受粉が終わったようでオシベを外に残したまま閉じられている。
このまま中が充実して秋を迎えることに...。
文章:小池常雄
写真:   同
撮影日:20250820
撮影場所:小池自宅前
編集:小池

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