柑橘類の新芽の先に、そして…
黄色く輝いて見えるのは、アゲハチョウの卵。長い梅雨の切れ間、雨が止んでいるわずかな間。
庭にアゲハが飛んでいるな…と思い、少しした後、庭においてあるアゲハ食草用の鉢を見ると、新芽の先には、こんな宝石が…。
鉢は見えないけれど、下の写真の左上に黄色い卵が…。
数年前に何かのかんきつ類の種を空いている鉢に撒き、アゲハチョウの専用誘致用スペース!アゲハのメスは木のにおいを嗅ぎつけ、毎年必ず卵を産みに来る。
拡大すると、本当に真ん丸。
1週間ほどした7月28日に探してみると、あれだけいくつも卵が産みつけられていたのに、見つけられた幼虫はわずか一匹だけ。
初齢のアゲハチョウの幼虫。
実際の大きさは、2㎜程。蛹になる直前の終齢の姿と比べると、ずいぶんイメージは違う。
さすがにこの大きさだと、よほど気を付けて探さないと、見つけられない。
休んでいるところを上からだけ見ると、毛虫のようであまり可愛く感じないけれど、活発に活動している姿を真ん前から見るとはこんな感じ。
頭でっかちで、毛の生えたからだと、大きくてつるつるの目の対比が可愛い・・・!
同じ齢でも、生まれたばかりと、少し成長した後では、大きさも色も少し違う。
これは、怒って頭から黄色い2本の角を出しているところ。
やや強いにおいがする。
五齢(終齢)の時には、もっともっと大きく強いにおいを出す角を出す。
更に数日して…、第2齢はこんな姿に…。天敵のトリに食欲を起こさせない、トリのウンチの色に擬態した姿に変わる。
私が子供のころ、自宅机の上でアゲハの幼虫をたくさん飼育したことが思い出され…。
彼らの成長は、毎年、この時期のお楽しみです。
文章:小池常雄
写真:SKさん、小池
(SKさんの幼虫の写真はスマホにアクセサリーレンズを付けて撮影したもの)
(小池の責任でトリミングや色調整など加工しています。)
(SKさんの幼虫の写真はスマホにアクセサリーレンズを付けて撮影したもの)
(小池の責任でトリミングや色調整など加工しています。)
ブログ編集:小池
卵の撮影日:2019年7月20日
初齢の幼虫の撮影日:2019年7月27日
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