中村さんと二人で、たい肥作り。
3月1日日曜日午後、春が来たと感じる週末の午後。
中村さんと二人でたい肥作りをしました。
毎年この時期の恒例ですが、畑のたい肥置き場に、イモのツルを乾燥させたものや、剪定した枝などをエンジン式でパワーがある粉砕機で粉砕したい肥作り。粉砕した後はそのまま放置して1年くらいすると、自然にたい肥になるのだけれど、最初のこの作業が一番大変。
この作業をしてみると、一人で作業することが如何に作業効率が悪いか!を思い知り。
更に、エンジン式のパワーがある粉砕機で、固いやや太い直径3センチくらいの枝までを粉砕できるのでまで、信頼できる人と一緒に作業しないととても危険。
エンジンを回しているときは、とても大きな音がするので、しゃべった言葉は聞くことができず、身振り手振りで意思疎通するしかなく。
最初は、当活動のたい肥置き場。
最初に手前の仕切り板を外すと、そこには野ネズミが作ったと思われる地下の巣穴の断面が見えており…。
考えてみれば、真冬でもたい肥の中は分解するときに出る発酵熱で温かく、雨が降っても水没することもない。
更には、たい肥の中には野ネズミの大好物のミミズやコガネムシやカブトムシの幼虫がごろごろいる。
部屋中ぽかぽかの暖房付きの住処のすぐ横には食べ放題のごちそうがうなっているようなもの。
これは粉砕したサツマイモのツル。
今年は、冬の間に芋づるを何度もひっくり返して十分乾燥させることができなかったので、べたべたしていてやや作業は難航。
でも何とかたい肥置き場は満杯に…。
次は中村さんのたい肥置き場の1つ目。
太い剪定枝もあったけれど、毎年お手伝いしていると、次第に機械の中に入れていい枝、入れてはいけない枝との区別はつくようになり…。
選別して入れたので、この日は粉砕機を詰まらせることはなく…。
これは3か所目のたい肥置き場…。
最初は2人がかりでも、この日のうちには終わらないだろう…と思っていたら、暗くなる前には作業を終えてしまうことができ…。
[向かって右半分がこの日粉砕したたい肥の素] |
一緒に作業すると、農作業に関して、書物では学べないいろいろなことを中村さんから学ぶことができる。
毎年、お願いして手伝わせていただくのだけれど、この作業を毎年春先にやっていると、
「ああ!春が来たのだな…!」…と思わせてくれる1日となりました。
[いい感じに育っているホウレンソウ] |
できたたい肥は、サツマイモの植付の時に畑の土に混ぜて使うなど有効に利用したいと思います。
中村さんありがとうございました!![畑の手前に景観用に植えた菜の花は満開] |
文章:小池常雄
写真: 同
ブログ編集:同
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