野生で生きるということ…
つくし野には、何匹もタヌキがいるらしい…。
11月9日にアップしたブログで下記のように紹介。
その後、このタヌキの消息を聞かないと…と思っていたら、
12月に入って複数の人からつくし野で昼間、タヌキを見かけたとの連絡が入り。
中でも、AYママは、小学校のすぐそばで、動画が撮れた…とお送りくださり…。
AKママからは、
「瘦せてしまっていて。 ちゃんと食べているのかしら…。」
…と、優しいママ目線のメッセージが来た。
どこかで読んだことがあり、検索してみると、どうやら「疥癬(かいせん)」という病気に侵された個体らしい。
日本獣医学会HP
横浜動物園ズーラシアHPより
上記のズーラシアのHPでは、この病気にかかりながら持ち込まれたタヌキの治療と保護の経緯が紹介されている。
分かりやすいので、この部分の記述を転記すると、
「疥癬症とは、ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生することで起こる皮膚病です。感染すると痒みを伴い、毛が薄くなるなどの症状が出ます。
重症化するとその範囲は広がり、皮膚の表面に分厚いかさぶたができ、毛がごっそり抜けてしまいます。
ダニが原因の病気なので、駆虫薬を投与することで治すことができます。
しかしこの寒い時期、毛がなくなって裸の状態になってしまったタヌキは寒さで凍えてしまいます。
ダニが原因の病気なので、駆虫薬を投与することで治すことができます。
しかしこの寒い時期、毛がなくなって裸の状態になってしまったタヌキは寒さで凍えてしまいます。
そのため、低体温で衰弱してしまったり、免疫力が落ちて別の病気にかかってしまうこともあり、場合によっては死に至ります。」
…とある。

以下は、上記の静止画を切り出した、元の18秒の動画。(撮影:AKさん)
先日、預かったことを書いたオカメインコのピーちゃんは、ヒトのペットになり、人懐こい性格により、私を含め、ヒトから手厚い庇護を受け、寒い東京でも快適な温度の鳥かごで暮らしている。
イヌも猫もその他いろいろなペットは皆、同じ。
いっぽうこのタヌキは、誇り高く、ヒトが作った環境:住宅地の片隅を借りながらも、野生としてなんとか生き抜いている。
けれど、病気に関しては、なかなか対応するのは難しい。
何とか、生き抜いてほしい。
文章:小池常雄
動画:AKさん
(静止画は、小池により動画からの切り出し)
撮影地:町田市立つくし野小正門近く
撮影日:20221209
引用:日本獣医学会HP、ズーラシアHP
ブログ編集:小池常雄
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