庭のクロチクに花が!
タケはイネ科の植物。
イネは毎年稲穂を垂れるけれど、竹はめったに花を咲かせない。
イネのように稲穂もモミも無く、葉の付け根のもしゃもしゃした塊りから、にゅっとオシベが垂れる感じの地味な花。
そもそも日本最古の物語とされる『竹取物語』(平安時代)の様に、日本人とタケとの関わりは長い。
タケは材として、軽く加工しやすく、植物として寒暖差や乾湿などに強いため、日本人は古くから農業や漁業などにタケ材を使い、建材や籠(カゴ)や笊(ザル)など身の回りの日用品、茶道の茶筅(チャセン)や尺八などにもタケを多く利用してきた歴史がある。
在来のマダケだけでなく、早くから中国からたくさんの種類が移入され、孟宗竹などいまや日本の里山を荒らす外来種の代表格にもなっている。そもそもタケはイネと同じイネ科の植物だけれど、生態についてはよくわかっていない。
最期は一斉に開花し、一斉に枯れる。
日本のタケには主に3種類(モウソウチク、マダケ、ハチク)があるが、開花までの周期はマダケで約120年、モウソウチクでは67年目に開花したという記録ある…との事。
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