文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
今年度の活動も9回目を迎えました。
今回は今年で3回目になる小鳥の巣箱作りを行いました。
この活動は年間の活動の中でも、中核的な活動の一つです。
今年も荒板を、小野路の田口木材さんに提供していただきました。
今年はわざわざトラックでつくし野小学校まで運んでくださいました。
1週間前に顧問と有志の方で幅をそろえて切り、使えるようにしました。
今回の活動は、20組、54人の参加者で、図工室で行いました。
最初は校長と顧問の中村さんが挨拶をして次に顧問の小池さんに、つくし野の野鳥や巣箱の取り付け方、えさのやり方などと、これまでの経過をお話してもらいました。
学校でもご自宅に持ち帰って取り付けた巣箱でもシジュウカラがよく入り、実績を積んでいることも紹介されました。


続いて巣箱の作り方の説明です。
1年目の片ながれ型、2年目の切り妻型に引き続き、今年度は菱形の巣箱の作り方を紹介しました。



参加者はそれぞれどの形にするか相談して決め、板を受け取って作業開始です。
曲尺で寸法を測って線を引き、ノコギリで板を切ります。
今年も厚さが15ミリのため、切りにくいかと思いましたが昨年より乾燥期間が短かったため切りやすかったということでした。
2年生の女の子が、最後までがんばって切り終わったときは感動しました。
切り終わったところから仮に組み立ててみて、大丈夫と確認した組からねじで留めていきます。
シジュウカラ用の28㎜の穴は小池さんに開けてもらいました。
各テーブルごとに協力したり、顧問の方に手助けしてもらい、昨年よりは順調に進みました。
できあがったところはシュロ縄を通して、完成です。
ランドセルのようにかついで持ち帰る子もいました。
どこに取り付けようか、シジュウカラが入るかなど、夢がつながる作品ができました。
学校に取り付けてくださいという巣箱も2個いただき、今年は10個、校内に取り付けてみます。
特に、菱形の巣箱にはいるかどうか楽しみです。
合計、24個の巣箱ができあがりました。
たくさんの満足そうな笑顔を見送ることができました。
ありがとうございました。



翌日の設置例
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08年度 第9回ビオトープ活動 アルバム |
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