次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第11回特別活動は、「カリフラワーなどを収穫しよう”」を2月4日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

よくある質問

《 よくある質問にお答えします 》
2023年5月9日:時点修正 
つくし野ビオトーププロジェクト 
代表 小池 常雄 
 Q :この活動は、どうして?いつから始まったの?
 A 今から約19年前、九州のS市の小学校でひどい事件が起きました。そのことをきっかけとして、故 田村健治 元つくし野小校長が、前任の町田市立鶴川第2小学校で、命に触れ合う活動を開始。つくし野小に赴任した数か月後、約18年前(2005年5月)にこの活動を在校生の保護者と地域に呼びかけて開始しました。
2023年度は、18年度目の活動になります。

 Q ビオトープって、なに?
 A 生き物が暮らせる空間や環境のことです。様々な種類があります。
つくし野小の校庭にも色々なビオトープをつくりました。
今はより広く、つくし野や周辺全体をビオトープとして意識して活動をしています。
活動名称「つくし野ビオトーププロジェクト」を略して「ビオトープ」と呼ぶ人がいますが、ビオトープという言葉の正しい意味を知っていてください。

 Q 環境学習ってなに?
 A 身の回りの環境や、生き物、食べ物などを学ぶことです。
 文部科学省や環境省などが進めています。
当活動は、環境学習推進法や文科省のコミュニティスクールの考えをベースに活動しています。
とくに私たちの活動は、オリジナルの言葉「体験的環境学習」をうたい、先進的な内容を含みます。
これまでに大きな賞を複数、団体、参加者、代表者それぞれの立場で頂いています。

 Q 学校の授業ではたりないの?
 A この活動はあえて、学校教育や商業企画・塾では得にくい内容を企画しています。
プライスレスな(お金の価値で換算できない)ものを意識して実施しています。
つまり環境についての「体験」を重視し、参加者の皆さんにプレゼントしたいと考えています。 
スーパーマーケットで売っている、ジャガイモやタマネギは値段があります。 
私たちの畑で作って収穫する野菜には、値段がありません。 
価格とは違う意味を持つものと考えています。

 Q だれでも参加していいの?
 A 活動の趣旨を理解してくださるすべての皆さんに開かれた活動です。
当初、つくし野小元校長が地域に呼びかけて始まり、当初は在校生だけが参加者でしたが、次第に参加者の属性が拡大。
今ではより広く、地域の小中学校や幼稚園・保育園からの参加者があります。
 活動の趣旨を理解して下さり、団体活動の基本的な約束を守って下されば、どなたでも参加歓迎です。
関心の高いイモなどの作物の収穫のとき、植付の活動に参加していない人は参加できないと思った人がいるようですが、そんなことはありません。
なるべく、作業と収穫を組み合わせる工夫をしますが、どうしても収穫がメインの活動になる場合もあります。
ぜひ、次の年の植付の活動には参加し、収穫の喜びをより多く味わってください。

 Q 年会費や参加費は集めるの?
 A 参加費はありません。基本一切無料です。
一部の材料費(鳥の巣箱を作るプログラムの材料費など)や交通費(子供の国、奈良川や博物館への電車代)は集金(自己支出)しますが、必ず事前に費用と目的をお伝えします。

 Q 活動に必要な費用は、どうしているの?
 A 公的・私的助成を、15〜16年前からいただき運営しています。
毎年の申請によりますので、年によって、助成を頂く先は異なります。
2017年度年度は、「国立青少年教育振興機構:こどもゆめ基金」「町田市児童青少年課:地域子ども教室(予定)」「サントリー世界愛鳥基金:地域愛鳥活動」「セブンイレブン記念財団:地域環境活動」の4つ。
2018年度年度は、「町田市児童青少年課:地域子ども教室」「花博記念財団」「セブンイレブン記念財団:地域環境活動」「(公財)明るい日本を創る協会」の4つ。
2019年度は、「町田市児童青少年課:地域子ども教室」「東急電鉄:みど*リンク アクション 助成」の2つ。
2020年度は、「東急電鉄:みど*リンク アクション 助成」「花博記念財団」「セブンイレブン記念財団:地域環境活動」「キリン財団」の4つ。
2021年度は、「SOMPO福祉財団」「セブンイレブン記念財団:地域環境活動」「キリン財団」の3つの助成。
2022年度は、「SOMPO福祉財団」「セブンイレブン記念財団:地域環境活動」「花博記念財団」の3つの助成。
2023年度は、「SOMPO福祉財団」「㈱東急:みど*リンク アクション」の2つの助成を受けています。
それぞれの規定に沿い、活動報告をし、会計確認を受けています。

→参考:「助成について」

 Q 代表(だいひょう)や顧問(こもん)は、どこからかお金をもらってやっているの?
 A 代表者は主催者として、すべての助成から一切の報酬を得ることはできません。
その他の顧問は、各助成に規定された制度に基づき、交通費や少額の報償を支給できる場合もあります。
ただし午前中から準備する時のお昼のおにぎり代程度のわずかな額です。

 Q 活動は月に1回なの? 定例活動と特別活動の違いはなに?
 A 「定例活動」は、活動予定表に記した毎月の12回です。7月は2回、8月はありません。基本、チラシとブログで開催案内をします。
特別なことがなければ、年間予定に沿って実施します。
これまでの18年間の約260回の定例活動の内、中止したのは12年前の3月震災直後と9年前の2月、大雪の翌日の里山歩きの2回だけです。
コロナ禍にあっても、屋外の活動で活動を継続しました。
天候や作物の成長具合によって延期する場合は、ブログなどでお伝えします。
新型コロナ禍対応は、都度状況に応じてて実施します。
「特別活動」は、不定期に開催する主に畑での活動と巣箱の整備などです。
とくに畑の作業は、作物の生育などによって随時、適宜実施します。
特別活動の開催案内は、チラシではなく、ブログや前回の定例活動時に案内します。

 Q 小池さんは、タダでラーメンや野菜を分けて、人集めをしているって聞いたけれど?
 A :7年ほど前、安藤財団の「トムソーヤースクール企画コンテスト」の助成を受け、助成決定時に30食、最高賞の文部科学大臣奨励賞受賞時に360食のチキンラーメンを頂き、なるべく参加者平等に配布しました。
背景を知らない人は、小池がラーメン(物)で人集めをしていると思ったかもしれません。
みんなで作った野菜も、無論、無償で分配しますが、あくまでそれはこの活動の副産物。
この活動で参加者のみなさんに差し上げたいのは物でなく、経験や体験です。

 Q どうして、畑で作物を作っているの?
 A 活動の初めのころは、つくし野小の校庭に、いろいろな施設を整備しました。
 しかし、小学校の責任者が変わると考えが方が都度大きく変わり、悲しい経験もしました。
その後、地域から畑を使わせていただけることになり、現在の畑が3か所目です。
農薬を極力使わない地元で畑での作物作りが、生き物や食べ物について学ぶ環境学習にとても有益なことがわかりました。
次第に栽培する作物の種類を増やし、現在は年間を通じたような作物を栽培しています。

 Q 野菜やおイモの収穫は楽しそうだなあ…でも、草取りは大変そうでいやだなあ…
 A 芋ほりの活動の時に、「草取りだけの活動では、だれも来てくれない」とお話ししたら、笑い声が起こりました。
作物を手に入れることだけが目的に活動に参加する人には理解できないかもしれません。作物を簡単に手に入れるには、スーパーマーケットで売っているものを買った方が、お金はかかりますがそれだけの事。かかる労力を考えれば、驚くほど安く売っています。
野菜を手に入れるまで、長い時間がかかるものもあります。
それらの世話を継続して行うことでのみ得られる経験や、理解できることがあるのです。

 Q 防災力(ぼうさいりょく)にも役に立ってどういうこと?
 A 神戸、新潟、東北に続き熊本でも大きな地震災害が起こりました。
煮炊きできないと困っている人をテレビで見ます。
一方で、近所で助け合って避難生活を過ごしている人がいます。
近隣の人が協力して何かをやることが減っています。
収穫した作物を協力して調理する経験は、とても防災力を高めることにもつながります。

 Q 毎回の講師はだれ?
 A 主催者の小池が務めることが多いですが、顧問一同の皆さんの支援を受けて、活動を成り立たせています。

 Q 代表や顧問は、子供たちに環境をおしえる資格、専門知識は持っているの?
 A 環境大臣認定:環境カウンセラー(事業者部門:1名、市民部門2名)、日本生態系協会:ビオトープ管理士(1級計画:1名、1級施工:2名、2級計画:2名)、技術士(1名)、一級建築士(1名)、日本建築家協会:登録建築家(元1名)など、主に環境系の専門知識をもった、有資格者がいます。

 Q 大学の先生のお話が、とても面白かったって聞いたけれど、本当?
 A これまでに、宮城教育大学、麻布大学、東京大学、東洋大学、一橋大、神奈川県立水産研究所の先生に講師として来ていただいています。
自薦他薦があれば、受け付けます。 お教えください。

 Q 博物館へも行くの?
 A これまでの実績では、神奈川県立生命の星ちきゅう博物館、相模原市立博物館、日本科学技術振興機構:日本科学未来館などへ行きました。
2020年9月の活動は、活動開始15年目を記念して、こどもの国に遠征しました。
遠方への遠征は費用を要し、また最近は畑の活動が忙しく、お休みしています。

 Q ブログってなに?
 A 毎回の活動の開催予告、活動報告、雑誌やテレビのメディア紹介…などHP(ホームページ)で多様に発信しています。是非、見てください。
活動の開催案内、活動報告、スクールニュースの転載、畑の状態や身近な生き物とのふれあい、身近な環境や自然界の生きものをめぐる出来事など、細かく発信するように努めています。既に2006年の配信開始以来、延1500回以上、更新して配信しています。

2019年は、年間120回、月10回を配信することを目指し、年間151回配信しました。
2020年は、年間163回の配信をしました。
2021年は、年間231回の配信をしました。
2022年は、年間200回の配信をしました。
2023年は、年間200回程度の配信を目指します。

 Q :活動の中で集合写真に写らなくてはいけないの?
 A 毎回の活動の集合写真は、活動当初から継続して写しています。
各助成先に報告する参加人数の証拠にもなります。
しかし、プライバシーに配慮して、誰かは特定できないように加工(画素数を減らすなど)してブログに出しています。
とくに子供たちは良い写真もたくさんあるのですが、本活動のブログの基本として、参加者が特定できないように、個別の子供を大写ししたり、正面の顔がわかるものは出していません。
(個別に保護者の許可を得たものは別です。
TV取材や助成元などの顔が出る取材の場合は、参加者全員の許可を得ます。)

 Q 生物多様性(せいぶつたようせい)って、とても難しそうだけれど…?
 A いろいろな生き物の種類や色々な環境のおかげで、私たちの暮らしがなりたち、豊かになっています。むつかしくなく、生物多様性を学べる工夫を活動のプログラムに取り入れています。

 Q 「水・空気・土・火」の「四大元素説(よんだいげんそせつ)」ってなに?
 A ローマ時代は、身の回りのものは全て、水と空気と土と火の構成でできていると考えられていました。時代は違うけれど、私たちの命を支えてくれるのは、こういった基本的なものと考えます。

 Q 「生態系(せいたいけい)サービス」ってむつかしい?
 A 私たちの命を支えてくれているのは、地球の恵みです。この恵みのほとんどは、大昔から、生き物が生態系という複雑なシステムの産物として築き上げてきたものの集合です。子供たちにもわかりやすい生態系サービスを学びます。

 Q 「SDGs」ってむつかしい?
 A 唯一無二の限られた地球という存在。
その地球に生きていくしかない私たちですが、持続可能な方法で、地球を次の世代に受け渡していけるようにすることが強く求められています。
「持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月に国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。あと7年しかありません!!
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
途上国・先進国共に取り組むべき普遍的なもの。(外務省HPの記載を一部調整)」の視点も、活動に取り込み、小さい子でもわかりやすく伝えていきます。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

8/1のカブト虫勉強会(例年は相撲大会)に参加しました。親子共にこの活動に初参加で、いただいて帰ったカブト虫のつがいを育て始めました。8/20頃、幼虫一匹、卵14個を確認し、別ケースで全ての幼虫を育てています。今朝、また成虫のマット上に新たな卵を発見しました。これ以上にわが家では育てられそうにないのですが、卵はどうしたらよいか悩んでいます。教えて下さい。

匿名 さんのコメント...

先ほどカブト虫の質問をした者です。現状について追加です。

その後にやったこと(報告)→本日9/2新しい卵を確認したところ、18個あり、ひとまず傷つかないようにここしばらくだけのつもりで小型のケースに、全てを等間隔に幼虫マットを入れたところへやりました。

このような状況です。こちらとしては、できれば自然に戻したいのですが、クヌギやコナラの木があるところもよく分からず、適当に扱うこともできないので、育てきれない卵を抱えて困っています。重複しますが、対処法を教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いします。

小池常雄 さんのコメント...

質問にお答えします。(小池常雄)
仮に18個すべてが孵化したとしても、育てる環境にもよりますが成虫になれるのは、半分くらいでしょうか…。 成長とともに次第次第に減っていきますので、最初から減らすのは考え物です。 もう少し育ててそれでも多すぎると思ったときは、小池宛ご連絡ください。 このコメントにアドレスなどを書き込んでくだされば、こちらからご連絡し、書き込んでいただいた連絡先は公表しません。
活動案内チラシには、小池のアドレスや携帯番号を記載しています。
多すぎた幼虫は、自然環境の中に適当に放してしまうとエサの問題が生じます。
当活動で畑の隅で作っているたい肥置き場に放すのが一番、確実です。
例年、ここには自然繁殖しているカブトムシが卵を産み、幼虫が多きく育っているのを見かけます。
それで、カブトムシのエサには適さない針葉樹の落ち葉などは入れずにたい肥を作っているのです…。
お返事なりましたか?

匿名 さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
匿名 さんのコメント...

早速のお応え、ありがとうございました。よく分かりました。活動で使われている畑など安心して放せる場所が身近にあるとのことで、安心しました。全てが成虫になれるとも限らないこと、そういえば自分でも経験していました。2年前に幼虫数匹で譲り受けたカブト虫のケースの中で、羽化できたのがオスのみで、その代で終わってしまいました。初めての世代交代を見届けたいので、様子を見ていきたいと思います。放したいとき、質問などあったときはまたよろしくお願いします。