文: 田村校長先生
今回の活動は、今年度助成を受けた(独)科学技術振興機構(JST)の4回目の活動として行われました。
「大学で最先端の実験をしよう」というテーマで森田先生の勤務校であり、連携先の麻布大学へ行って実験をさせていただきました。
今回の参加者はあまり多くはないのではと予想していましたが、予想に反して、90名を超える参加者となりました。ありがとうございました。
当日は、季節外れの陽気で、歩いていても汗ばむほどでした。
つくし野駅12:45分の集合時刻前にはほとんどの方がお集まりくださり予定より早く出発しました。
田園都市線から横浜線に乗り換え、矢部駅で降りました。
助手の長岡さんの出迎えを受けて、歩いて5分ほどで麻布大学に着きました。
遅れて合流した方を待って集合写真を撮(と)りました。
その後、全員が実験室に集まり森田先生から活動内容の説明を受けました。
子ども達はそのまま実験室で水道水の塩素実験をします。
大人は別室でお話の後、ホテイアオイの培養(ばいよう)の実験をします。
子ども達は、まず、人為的(じんいてき)に濁(にご)りを付けた水に薬品を混(ま)ぜてきれいにする実験をしました。
小学校にはない器具を使っての実験です。ピペットからして全く違いました。
次に、いろいろな水に塩素が含まれているかの実験です。
試薬を入れると水道水がうすいピンク色になり、塩素が入っていることが確かめられ、塩素の働きの話を説明していただきました。
一緒に参加した幼稚園年長さんの子ども達が、予想外に大変喜んで実験していました。
実験が終わってから、大学校内で飼育している牛、馬、豚(ぶた)、羊などを見学しました。
牛や豚があまりにも大きいのでびっくりしました。
大人は別室でのお話の後、培養実験でした。
時間内に終わらなかった分は後で助手の方に作っていただきおみやげにいただきました。
大人も飼育動物を見学しました。
それが終わって全員はじめの実験室でアンケートを書いて終了です。
私も初めて理科系の大学の研究棟(とう)に入って実験させていただき、世界が広がりました。
今年度、4回のJSTの助成を受けての活動は、これまでの活動の幅を広げるもので、大変よかったです。
森田先生を始め関係者に感謝申し上げます。
08年度 第10回ビオトープ活動 アルバム |
0 件のコメント:
コメントを投稿