次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2008/08/10

活動報告 08年度 番外編「かぶとむし相撲町田場所」

文: 田村校長先生
写真: 三浦さん、四位さん

町田市制50周年を記念したカブトムシ相撲町田場所が半年以上の準備期間を経て、8月10日(日)に行われました。

会場となった鶴川第二小学校には、午前9時頃から参加者が集まり始めました。



受付をすますと体重測定です。

参加カブトムシ全部のなかから最大、最小を決めるというものです。


それが終わると、思い思いにウオーミングアップです。

当日は3人1組で、18チーム(56人)と引率保護者、そろいのTシャツを着たスタッフとで100名を超える人々が集まりました。

10時から開会式。チーム名を書いたプラカードを持っての入場です。

10時30分から4つのスタジアムにわかれて16チームトーナメントによる1回戦。


最初は相撲のさせ方のこつがわからなかった子どももだんだん慣れて、盛り上がってきました。

きまり技は、カウントファイブの間、えさ場を独占するホールド。

投げ飛ばしたり、持ち上げて6本の足を放したり、土俵から落としたりする一本勝ち。

ホールドに近い回数の多さで決まる判定などです。

土俵は改良に改良を重ねたクヌギ10cmを半割にし、中央にえさ場を設けた物。

3チームが引き分けの場合、円形土俵上で6匹によるバトルロイヤルで、1分後、えさ場の中央を確保していたチームの勝ちです。

両方の土俵はつくし野小ビオトーププロジェクト顧問の小池さん、砂長さんの苦心の作です。


審判は主審と副審の2名が当たりました。

スタジアムの表示や大看板は小池さんと大木さん、写真撮影は三浦さんです。

会場のつくし野小ビオトーププロジェクトを紹介する写真は校舎1階に掲示してある写真を持って行き前日掲示しました。

大会の運営全般を鶴川二小のおやじの会、母親、教職員にやっていただきました。

午前中に、午後の準決勝に進む2チームが決まりました。



お昼は提供していただいたクーラーの効いたランチルームで食べました。

暑さ対策として会場には氷柱4本と扇風機をセットし使いました。

午後は鶴川二小のビオトープ見学から始まりました。

第一、第二カブトムシ園、ホタル池を中心に見学しました。

ホタル池にはつくし野小の高見さんも講師として参加くださいました。

メダカの大きさと、ヤゴなど水性生物の多様さには驚きました。

つくし野小から持参した、JSTの助成で買った双眼実態顕微鏡ファーブルミニ2台が活躍しました。





午後も午前のように新しい組み合わせで新チーム2組を入れて16チームでトーナメント戦を行い、準決勝に進む2チームを決めました。

いよいよ準決勝、決勝です。

あれよあれよという間に、つくし野小2・3年チームが優勝となりました。

一番驚いたのは本人達かもしれません。

閉会式で表彰を受け、賞品のオオクワガタのつがいなどをもらいました。


その他、最大カブトムシもつくし野小の3年生。

力比べも同じカブトムシが受賞しました。

力比べ、はやのぼり、昆虫クラフトなども1回戦や2回戦に敗れたチームからやり盛り上がっていました。

はやのぼりは、昨年まで2年間つくし野小でやっていたやり方で、道具も持ち込みました。

そのほか殊勲賞、敢闘賞、技能賞も表彰され、つくし野小も1年生チームが選ばれました。

ベストバウト賞は、ボランティアで参加くださった大学生のビデオ撮影、編集によるプロジェクターでの発表でした。

予想以上に見応えのある取り組みが多くありました。


心配していた暑さもそれほどではなく、参加した子ども達はまた来年もやりたいと言っていました。

このルールなら十分カブトムシ相撲としてやれるという実感を持ちました。

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