次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第13回特別活動は、「春キャベツ・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月31日日午後の実施します。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。今年度の定例活動はすべて完了しています。

2010/07/31

活動報告 10年度 番外編 「カブトムシ講座&カブトムシ相撲」

写真: 三浦さん

7月31日(土)、夏休み中にもかかわらず、64人もの参加者を迎えて、「夏休みカブトムシ番外編」が視聴覚室で開催(かいさい)されました。

今回はいつもの活動とはちがう特徴(とくちょう)がふたつありました。

ひとつは、「夏休みカブトムシ番外編」としては3年ぶりに開催されること、もうひとつは、保護者主体で活動全体を企画、準備するはじめての試(こころ)みということです。

今回、企画、準備にあたったのは、カブトムシお世話係「チームビートルズ」のお父さんたちです。

準備として、笠原さんが児童たちの「カブトムシ相撲(ずもう)」の縦割(たてわ)りチームの編成をしました。このチームで「カブトムシ講座(こうざ)」のクイズにも回答します。

最初に校長先生から、ごあいさつがありました。

第二カブトムシ御殿に心ないいたずらがあってカブトムシたちがいなくなってしまったことと、「チームビートルズ」のお父さんたちが、「夏休み番外編」を中止にしないために、深夜に町田の公園や林でカブトムシ捕(と)りをしてくれたことが紹介されました。

ほんとうはカブトムシ捕りに夢中になったお父さんたちは照れ笑いをしていました。


いよいよ「カブトムシ講座」の開始です。

1番バッターはカブトハンターの笠原さんです。カブトムシの幼虫と成虫の捕(つか)まえ方を、さがす場所、さがす時、さがすやり方と、おもしろいクイズを交えながらわかりやすく教えてくれました。

次は石田さんのカブトムシの幼虫と成虫の飼(か)い方の説明です。石田さん自身の長年の経験にもとづく、とても役に立つお話(はなし)でした。

3番バッターの佐藤さんは、鶴川二小で二年連続して最大カブト賞を受賞した、巨大カブトの作り方の秘訣(ひけつ)を惜(お)しげもなく披露(ひろう)してくれました。

最後にカブトムシの標本の作り方、カブトムシ相撲の秘訣の紹介がありました。



そして次は、お待ちかね、3年ぶりの「カブトムシ相撲つくし野場所」です。

井上さんと小池さんがこの回のために作ってくれた、新しい2つの土俵に分かれて開始です。

さっき習ったばかりの秘訣を参考にカブトムシをあやつります。一本勝ちがたくさん出て、今までのカブトムシ相撲にはなかったハイレベルの戦いがくり広げられました。

たちまち会場の視聴覚室はすごい熱気に包まれます。カブトムシたちも興奮してたくさん飛び立ちましたが、井上さんが捕虫網でつぎつぎ素早く捕まえます。

小池さんとお父さんたちは、行司、記録係、タイムキーパーなどにわかれて試合をすすめていきます。

そして、当日の特別ゲストの田村先生と小澤校長先生、小池顧問の3人のドリームチームの登場です。カブトムシを借りて、児童たちのチームと試合をしました。

結果はドリームチームの3勝0敗の圧勝でした。

勝ちを意識(いしき)しない、少しだけカブトムシをあやつる戦い方が、かえって好結果をもたらしたようです。

これはあらたな秘訣の発見でした。

試合が終わった児童たちは、棒のぼり競争などを各自楽しんでいます。



トーナメントが終了し、上位チームには賞品として小池さん桑木さんが開始前にビオトープ畑から収穫してきてくれた、カボチャ、トマト、キュウリ、ピーマン、ゴーヤ、サヤエンドウ、ナスなどの野菜の授与(じゅよ)がありました。また田村先生と小澤校長先生から特別賞としておおきなかぼちゃの授与がありました。

つぎに、チームで回答したクイズの賞品の授与です。賞品は小池さんのお手製のクヌギをかまぼこ状に切った、カブトムシの標本のディスプレーの台座です。もらった人はカブトムシが死んだら標本にしてあげてくださいね。

満点のチームが多かったのでジャンケンで勝った2チームに授与されました。



そして、本日の特別ゲストの田村前校長先生への感謝の記念品の贈呈です。4年間のビオトープ活動の思い出がつまったフォトアルバムを、写真を撮影された三浦さんが、お子さんと一緒に贈呈しました。

フォトアルバムはご賛同いただいた保護者、児童の皆さんの寄せ書きもあり、先生に喜んでいただけたようです。皆様ありがとうございました。



最後はミニ収穫祭です。ビオトープ畑で穫(と)れたスイカと田村先生のお土産のブルーベリーをみんなでおいしくしくいただきました。


第二カブトムシ御殿のトラブルを乗り越えて、番外編を成功させることができて、ほんとうによかったです。

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