次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2010/09/11

活動報告 10年度 第5回 「川で学ぼう・川で遊ぼう」

子どもの国線恩田駅近くの奈良川で行いました。

今回の活動は「川で学ぼう」「川で遊ぼう」がテーマでした。水道の蛇口をひねれば、いくらでも水が出てきて、無限にあるかのような錯覚をしてしまう私たちの生活です。しかし、水は貴重なもので、その水がなかったり、あまりにも汚れたりすると、水辺で生きる様々な生き物は生きていけないこと。さらに、世界のどこかでは、安全・安心な生活が脅かされていることを学ぶ機会でした。

奈良川に着くと、タープが張られていました。(スタッフが午前中から出かけ、子ども達の熱中症予防のために日陰を作ってくださったのです。



その中に入れてもらい、高見さんから仕事で行ったタンザニアの話しをしてもらいました。村には水道なんかありません。家の近くには水は出ません。遠くから水を甕(かめ)に入れて頭の上に乗せて運んで来るそうです。その水を運ぶのは子ども達がするのだそうです。しかも、その水は、あまり奇麗ではないそうです。お話しを聞きながら、水のあるありがたさ、水を確保できない人たちの生活の大変さを思いました。

小池さんの講義です。恒例のクイズ形式です。前回の反省を生かし、簡単にしてくれている(???)はずですが、参加者を楽しませながら、驚かせながら・・・・学習を深めようと考え、考え、問題づくりに苦悩する小池さんです。全問正解者には、今回も小池さんからの素敵なプレゼントがありました。ちなみに、田村・小澤の二人は6問正解でした。難しいぞ!!

でも、毎回、楽しみにしています。次回も寝る時間を削って問題を考えてね。




さあ、待っていた「川で遊ぶ時間」です。

川への降り口は草が刈られていました。これは、スタッフ有志が1週間前に半日かけてやってくださったのです(タープを張った所も)。降り口の脇には、こわれた自転車、空き缶、破れた傘、ビデオデッキ等々が積まれていました。子ども達の安全のため、川の中やその周りから片付けてくれたゴミなのです。
有志のみなさん、ありがとうございます。

汚れても良い服装になり、靴もはきかえ、アミを手に奈良川に入りました。今回は小池さんの甥っ子の高田洋平さんが参加してくれました。子ども達の安全確保のため、常に先頭をキープしてくれました。ありがとうございました。

最初は、こわごわの子もだんだんに大胆になり、パンツが濡れてもかまわずに・・・・

生き物をさがしました。台風が過ぎ去ったばかりなので1週間前より奇麗だったそうです。ザリガニをゲット! どじょうメダカアブラハヤ等々。

捕まえた生き物が、入れ物の中にたくさんの子どももいました。ある保護者の方は、仕掛けを用意し、次から次へと魚を捕まえていました。ビックリ。

しっかりと「川で遊んだ」後、小池さんからの最終講義がありました。奈良川で生きてる生き物を紹介する時には、特別講師の田村前校長先生が、珍客のモクズガニについて話しをしてくれました。

こんなに様々な生き物が必死に暮らしているこの川に、自転車や傘や空き缶・・・・を投げ入れていいのだろうか。そんな人になってはいけないのだと、お話しがありました。

現場の片付けをスタッフの皆さんにお願いして帰りました。

スタッフの皆さん、ありがとうございました。

たくさんの付き添いの保護者の皆さんありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。






10年度 第5回ビオトープ活動 アルバム

0 件のコメント: