つくし野小のみなさんお変わりないですか?
顧問の高見です。アフリカのガーナからのお便りです。
ガーナ入りして早一月です。早いというかやっとというか・・・。
健康障害もなく何とか無事に暮らしています。
宿舎と事務所が徒歩1分ですので、職住接近で良いです。
こちらは時々まとまった雨があり、その後には虹が見えることもあって現地の気候を楽しんでいます。
日中の最高気温は34度、朝方の最低気温20度前後と日本の夏よりも過ごしやすい環境です。
インターネットで双方向の通話ができますので、つくし野小の子供たちとも中継で対話したいものです。
仕事の現場に出かけるいろいろと発見が続きます。
国内とは違った場面に出会いますので、危険とを測りにかけての体験です。
カエルの卵を採った造成地の水たまりに、我が家?のオタマジャクシたちの兄弟の様子を見に行ったところ、なんと数匹の大小様々の
タイコウチがオタマジャクシを追い掛け回して捕食しており、逃げ惑うオタマジャクシは水から飛び出す始末で、もう大変でし。
国内の個体よりも大きめに感じました。
吸気管を水面上に出していますが、オタマジャクシをかなりの速さで追いかけるのに驚きました。


昨日はバナナ畑で大きなカタツムリの殻を見つけ、沖縄にいる
アフリカマイマイとは比較にならないかなと思いました。

きれいな色彩のバッタも探せば数種類は見つかります。

数日前にはアゲハチョウの仲間(残念ながら羽の一部が齧り取られていた)も。

こちらの住人はグラスカッターという大きな野生のネズミを好んで食べますが、今日も勧められて困りました。
どうも臭いが気になってしまって・・・。
ヤム芋のフライは結構美味しかったです。
蚊(か)に刺されてしまった~。全てが
マラリア蚊ではないのでそんなに心配はしていませんが、判るのは・・・。
タイコウチを捕獲(ほかく)してきました。持ち帰ったところ、アヒル池にはやはりカエルが産卵していたらしく、オタマジャクシが一杯でした。そのうち数匹をタイコウチと一緒にすると、しばらくしてタイコウチが一匹を捕まえ、器用(きよう)に持って口吻(こうふん)を突き刺しました。哀(あわ)れ、犠牲者(ぎせいしゃ)なのですが、生態系とはこうして出来ているのかと実感します。
工事に伴い、採石(さいせき)確保のために伐開(ばっかい=作業現場にある樹木等の植物を刈ること)中の丘があります。
ここに大きな樹木が何本かあったのですが、支障(工事の邪魔になる)木として伐採されました。幸い、丸太として断面が観察でき、年輪は見えます。

雨期(うき)明け間近(まぢか)らしいのですが、朝方、昼過ぎなどに降雨。現場からの帰途(きと)、虹をみることができました。
肉眼ほど写真には写らないのが残念。

事務所で飼育中のオタマジャクシは大小生育に差が出ています。
飼育ケースが入手できないので、たらいのような入れ物です。

カエルに成長した個体も出てきたので採取場所付近の池に放流しました。
池に放流した足の生えた個体ですが、その池にはゲンゴロウもいましたし、タイコウチだっているかもしれませんので、このうち何匹が成長できるのか、多くが無事に成長してほしいと思いますね。
クマシの動物園に出かけました。発展途上国の動物園は期待が持てないのですが、第一印象で言えば、日本の昔の動物園に近いかも。
この動物園は入園者が少ないと見えて、檻(おり)や施設はあっても中に何も展示していない場所がいくつか見られました。
ライオンが計4頭いたのは驚きです。
園内で一番大きな場所を占めて、ここだけは展示スペース良好でした。
チンパンジーも3頭ほどいました。
檻を3つつないだ形で、ひょっとしたら旭山動物園の方法を可能な限り真似(まね)たのかもしれません。
他に、
イボイノシシ、鹿の仲間、猿の仲間など、少数の鳥類、ワニ、
ゾウガメなどの爬虫類(はちゅうるい)などでした。
クマシ郊外のサンクチュアリー(=自然保護区)にも出かけました。昔飲料水確保で造られたダム湖の周辺が結果として保全され、緑多い空間になったもので、
ラムサール条約にも指定されています。
生き物はほとんど見られませんでしたが、熱帯雨林を感じさせる山道は満足できるものでした。
案内人の話によれば「先日、ここに
コブラが横たわっていた」とか・・・。
「殺したのか?」と問うと、さすがにサンクチュアリー、自然を優先して奥に追っただけらしい。
サルの鳴き声がした程度、あとはカモの仲間の水鳥。
偶然出来上がった『bamboo cathedoral』(竹の伽藍[がらん])という空間は暑さを忘れる空間でした。
こちらの人は筍(たけのこ)は食べないので、種類によっては鬱蒼(うっそう)とした竹林になるのかも・・・。
休みの日に、車で2時間ほどのところにある丘陵にでかけました。
イースターの時にパラグライダー祭りがあるとのことで、その展望の良い場所を目指したのです。
この丘陵は山頂部こそフラットですが周りは絶壁で落ちたらアウト。
現地でパラグライダーの発進場に行って写真を撮りましたが、後で下のほうから確認したところ、写真を撮った場所(背丈の高い草で下が見えなかった)のすぐ先は崖でした。
もし見えたら怖くてそんな先端まで行けなかったかも。


現場の進捗(しんちょく)は遅々(ちち)として・・・なのですが、新ベースキャンプの作業がやっと本格的になり、ブルドーザによる表土のクリアリング(除去)ではいろいろと期待する?生き物が登場します。
ちょうど現場にいたときに出たものはサソリでした。
ヘビも頻繁(ひんぱん)に出るらしく、現地人はコブラだと言いますが、現地人はすぐに殺して埋めてしまうので見られないのが残念。
一方、ここに我々は住むので、キャンプ内にそうした生き物が侵入してくる可能性はあります。
カカオ(チョコレートの原料)はこんな感じで果実の中に50粒くらいの種が入っています。

現場への道中、学校がたくさんあるので子供たちをよく見かけます。
下校時などは何人もが集まって本当に楽しそうです。
彼らの習慣なのか、頭に教科書やノートを載せて手をフリーにしている光景も。
町で見かけた兄妹は父親が作ったというハンドルと車輪だけのおもちゃで遊んでいました。
母親を手伝って重いトウモロコシの粉を運んでいる子供もいます。
12月から2月くらいはサハラ砂漠から乾いた季節風=ハルマッタン(こちらではハマタンと聞こえます)が吹き出し、空がかすんで熱波が到来するようです。
体感できるのを期待しつつ、あまりの暑さだったらどうしようかと不安も。
その時期にはまたしっかり報告したいと思います。
それでは今回はこの辺で。
つくし野小の子供たち、ご父兄の皆さま、先生方、お元気でお過ごしください。