文・小澤校長先生
つくし野小学校の校庭に30数名の参加者が集まりました。今回は、こぢんまりとした集団です。里山の散策には安全上も手頃でした。
小池さんから里山ハイキングについて話をしてもらいました。
そして、ハイキングに出発です。最初に体育館裏の畑の階段の所に行き、これから歩くコースを確認しました。その土地、その地域にはランド・マーク(その地の目印)があることを教えてもらいました。背が高い樅ノ木や針葉樹が多いそうですが、今日は、それをつなぐ途(みち)を歩くことになりそうでした。
森村学園の林に向かって歩きました。途中のある家の植栽に驚きました。ラブ・マーク(ハート)に剪定(せんてい=枝が刈られている)されているのです。愛のある家なのです。ちなみに、前の週に男二人(小池・井上)が実踏して発見したそうですが、どういう気持ちで見ていたのかは不明です。
森村学園の森の中の鎌倉古道を歩きました。夏に来た時とは、森の中は一変していました。広葉樹の木々の葉で出来た緑の天井、葉と葉の間からの木漏れ日は消えていました。すっかり葉を落とした木々、枝のはるか上には少し重い曇り空。足下には茶色に変色してカサカサと音を出す落ち葉。長い年月で土に戻り、また、木々に栄養を与え緑の葉になる流れをおぼろげに感じました。
子どもが「この木で、1ぽんブランコをしたんだよね」と懐かしそうにつぶやいていました。
「御野立所」に着きました。今回、OBで中2年Y君が参加してくれました。いろいろな場面で得意分野を生かしてガイドしてくれました。こういう参加が増えることが、地域でのビオトープ活動にはとても大事なことだと思いました。
かつて、昭和天皇がこの場所に立ち、陸軍の演習をご覧になったのだそうです。それを記念して石塔が建てられたそうです。
次に大石神社に行きました。小池さんが考えてくれた「ビンゴゲーム」〜春をさがして、注意深く目を配って歩く大切さを学ぶ〜の中に「カラスの巣」がありました。高い木の上に発見しました。葉っぱが落ちていたから見つけられたのでしょう。大きな樅ノ木(もみのき)が2本ありました。ランド・マークでした。
次に王子神社でした。ここにも大きな樅ノ木が1本ありました。トイレ休憩をしました。
王子神社を出て、国道246号を渡りました。Y君が、昭和39年頃撮った写真を見せてくれました。作られたばかりの道路でした。谷戸(やと)の水田や畑を埋め立てて道路が出来たようでした。246号を渡り、福泉寺の近くを通っていよいよ里山です。畑の脇には、いろいろな花が咲き始めていました。昨年もミモザの前で写真を撮りましたが、今年も集合写真を撮りました。先日の雪のためでしょうか、太い枝が折れていました。きれいな、ミモザの花でした。
Y君は小川村や長津田の歴史に詳しく、天王社についても説明してくれました。天王社から中村集落のお地蔵さんに行きました。お地蔵さんは、樹齢?年の立派な柘植の木(つげ)に護られていました。

東工大裏の尾根の畑を見ながら上がりました。手入れが行き届いている畑の土は、細かな土で赤土と黒土が混ざっているようでした。この付近で一番高いところまであがりました。冬枯れした雑木林の中で、出血大サービスでスタッフが用意したおやつを配ってもらいました。チョコレートを口に入れ少し元気になったところで、ゴールのセントラルパークに向かって歩き始めました。
先頭はセントラルパークを左手に見て、尚も、直進していきます。一体、どこへ行こうとしているのか?先頭に追いつき、皆が見つめている方向を気合いを入れて見つめると、はるか彼方に未完成のスカイツリータワーが見えるのです。今日の重大ニュースの一つです。完成して、てっぺんにライトが灯ったら・・・・・
セントラルパークに行き、残ったおやつを配ってもらい、感想を話して終わりにしました。
去年より、1〜2週間、春が来るのが遅れているかもしれません。昨年も歩きましたから比べられるんですよ。と田村先生がお話してくれました。
ゴミが捨てられている所もありましたが、こんな素敵な里山がこれからも続いてくれるといいですね。
スタッフの皆さん、保護者のみなさん、ありがとうございました。