次の活動実施予告・実施済の報告


〇 第12回特別活動は、「茎ブロッコリー・ハクサイ菜の花を収穫しよう!」を3月24日日午後の実施しました。次の特別活動の実施日・内容は未定です。
〇第12回定例活動は「畑のお世話~種ジャガイモの植付など」は3月9日土を翌10日日午後に延期して実施済です。

2013/12/14

活動報告 13年度 第9回活動「たき火をしよう!火を学ぼう!」

文:小池さん
写真:井上さん、小池さん

小池です。活動報告をします。12月14日土曜日の午後、本年度8回目の活動をしました。このプログラムはもう8回目、例年最大の参加者を集める人気活動です。

いつもの活動と違い、たき火の材料を1月前から準備して小学校に運んでおき、当日も朝から保護者の皆さんに準備を手伝っていただきました。

はじめに私から、火のお話をしました。
人は、火を使うことを覚えて、体が強く大きくなり、火のエネルギーを使って様々に文明を発達させてきたことをお話ししました。

ローマ時代の4大元素説(万物は水・空気・土・火によって構成されている)は、人の暮らしにもっとも近く、重要なものを伝えているけれど、「火」だけは、現在の人々の暮らしから危険なものとして遠ざけられてしまっている。でも、見えない形になっても今も人々の暮らしを支えてくれている。しかし、ひとたび大震災などの災害が起これば、人々はたき火などで食べ物を作ったり、暖をとったりしなくてはならなくなる。

また、火を見ているととても心が落ち着いたり、幸せな気持ちになったりすることもある。今日は、子どもたちだけで、たき火の準備をし、焼き芋を焼いて食べる経験をする中で、最近なかなかできない経験をし、色々なことを学んでほしい・・・とお話をしました。

災害時の事を考えると、こうやってみんなで食べ物を作る経験は、いざというときに、貴重な体験になると思うというお話もしました。

はじめに、子どもたちを縦割りで6つのグループに分け、子どもたちだけでたき火の準備をしました。6年生のグループ代表に、マッチを付けるテストをし、合格した人にだけ、マッチを2本だけ渡して火をつけました。今年の6年生は、皆、理科でアルコールランプにマッチで火を点ける授業をしたのだそうで、とてもうまかったことが印象に残りました。

たき火でつくるメニューは、本年はなるべくシンプルにし、たき火そのものを楽しめるように配慮しました。それでも、焼き芋、カボチャの丸焼き(チーズ入り)、ポップコーン、ロイヤルミルクティー、クルミ焼き、簡単スープ(2種)を楽しみました。
北里大学生の三澤さんと小松さんがスペシャルメニューとして作ってくれた、サツマイモのワイン・レモン煮は、とてもおいしく鍋一杯に作ったのに、あっという間になくなりました。



ここ数年、ウッドキャンドルと言って、直径50cmほど、高さ1mほどの丸太に十字に切れ目を入れ、上から火を点けるもの(過去のこのプログラムのブログを見てください)をやっているのですが、今回は用意する時間がありませんでした。そこで、本年は太い住宅用梁材を下部でつなぎ合わせたウッドキャンドル類似品を作りました。

6年生の参加者は6名でしたので6名分のたいまつを作り、同時に着火しました。今年は6年生が継続して参加してくれています。在校生としては最後の参加になるのでちょっとしたプレゼントという気持ちもありました。

ご支援いただいたみなさまにお礼申し上げます。

今回の参加者は、児童47名、未就学児10名、保護者45名、講師・ゲスト他14名の合計116名でした。未就学児の参加も多く、よい就学前体験になったならうれしいです。

今日のゲストは、
小学校からの参加者は、副校長の中村先生、栄養士の野中先生、養護教諭の前田先生、音楽専科の河原先生、算数担当の日沖先生、1年担任の浅井先生(順不同)の6名でした。卒業生の中2男子も1名参加してくれました。
北里大学生の三澤さん、小松さんが参加して、手伝ってくださいました。
そして、教育委員会から田村元校長先生、顧問の中村一幸さん、高見元久さん、月刊誌「スクールアメニティ」の岡本さん、平嶋さんが参加してくださいました。

おかげさまで、みなさまのご理解とご支援で、今年の活動を無事終えることが出来ました。参加して下さった皆さま、活動を支えて下さった皆さまにお礼申し上げます。

ありがとうございました。

0 件のコメント: