文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
6月7日(土)に天候にも恵まれ、第3回のビオトーププロジェクト活動を行いました。
参加者は80名ほどで、「水泳指導が始まる前にプールのヤゴを救え」という活動が中心です。
例年、人気のある活動の一つです。
メイン講師を長岡顧問にお願いしました。
最初は活動内容を説明していただきました。
当日は、大人の活動としてトンボ池の整備と90cm水槽の設置、カブトムシ御殿の南側3ますの整備と新しいカブト虫御殿の作成も並行して行いました。
顧問、助手、保護者の皆さんに汗だくになって大活躍していただきました。
まず、プールでのヤゴ救出です。
人数が多かったので半分ずつに分かれて一方がプールに入って網でヤゴをすくいました。
校長がすくい方の見本を示しました。
「網を底に付けてブルドーザーのように進みます」
「網をあげたら水の中でふるいます。」
「網に残った物をプールサイドで待っている人のパッドに入れます」
「生き物を分類して別の入れ物に入れ数を数えます」
「生き物を観察コーナーへ持って行って双眼実態顕微鏡で観察します」
この繰り返しで行いました。
予想以上に大きかったりかわいかったりで歓声がプールに響き渡りました。
合計匹数は
アカトンボのヤゴ | 528匹 |
コミズムシ | 120匹 |
アカムシ | 34匹 |
アメンボ | 25匹 |
フタバカゲロウの幼虫 | 96匹 |
予想していたシオカラトンボのヤゴはいませんでした。
また、今年は例年に比べ、ヤゴもアカムシも少なかったように思います。
その後、観察図をかいて、新しい水中ポンプで池のなかの循環式にしていただいたトンボ池と、水槽に放しました。
家でも飼いたい人は一人3匹を上限に持ち帰りました。
「トンボになった」という報告を聞きたいものだと思います。
カブト虫御殿は南側の3ますの土や木をすべて出し、昨年のように台を設置し、網を張って通気性を向上させるよう整備していただきました。
幼虫が20匹くらいいました。
死んでいる物も3匹いましたので子供と埋葬しました。
新しいカブト虫施設は地面の上に作り直接雨が当たるようにします。
廃材で枠を作り途中までできました。
場所は体育倉庫の右隣です。
すごく頑丈にできそうで、今年の幼虫から入れます。期待しています。
最後に集合写真を撮って解散です。
今回の活動も科学技術振興機構の補助を受け参考図書や水槽を購入しました。
盛りだくさんの活動でしたが顧問、助手、保護者の皆さんありがとうございました。
08年度第3回ビオト |
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