文: 田村校長先生
写真: 三浦さん
11月の活動は、独立行政法人科学技術振興機構(略称: JST)の助成を受けて、2回目のバスによる遠征を行いました。
参加者数は、大人45人、子ども42人、幼児5人の合計92人でした。
行き先は、江東区にある「東京都水の科学館」と「日本科学未来館」です。
バスを2台チャーターしていただけたので、保護者も一緒にバスで行くことができました。
朝7時45分の集合でしたが、全員定刻には集まり、8時前に出発できました。
1号車は1・2年生中心です。2号車は3・4・5年生が中心です。
私は1号車にJST担当の森田さん、顧問の砂長さん、助手の小池君、長岡さんと乗りました。
バスの中の話も低学年向けにしました。かなりおとなしい雰囲気で往復しました。
2号車は、顧問の小池さん、長岡さん、高見さんと助手の砂長君が乗りましたが、かなり盛り上がっていたそうです。
途中のベイブリッジからの眺めが素晴らしく、富士山もきれいに見えました。
水の科学館には、渋滞のため少し遅れて到着しました。
着いたらすぐに、地下にある有明給水所を探検する「アクアツアー」に参加しました。
地下に下がるにつれて海の下になるすごさや、給水管の大きさに驚きました。
1階の掲示に、つくし野セントラルパークの地下にある貯水槽のことがのっていました。
2階、3階では、準備していただいたパスポートカードを使って、ゲームをしながら自分の体はどのくらいが水なのかなど、水の不思議について勉強をしました。
また、ビデオを見て節水について学びました。
次は、日本科学未来館です。11時30分についてお弁当をいただきました。
建物の中で食べる人、外の芝生で食べる人と、思い思いの場所でいただきました。
お弁当が終わると、いよいよ見学です。
入ってまず驚かされるのが、とても大きな地球儀に温暖化の様子やリアルタイムで映し出される雲の様子です。これは、すごかったです。
常設展示は3階と5階で4つのテーマに分かれています。
- ロボットや超伝導の実演・実験をやる「技術革新と未来」(3階)
- インターネットの仕組みを体験できるコーナーがある「情報科学技術と社会」(3階)
- 医療や遺伝について見たり体験できる「生命の科学と人間」(5階)
- 宇宙船の模型などがある「地球環境とフロンティア」(5階)
それぞれのコーナーで実験や体験を通して学べるようになっています。
中学・高校生以上が対象なのでしょうが、子ども達も十分楽しめました。
超伝導の実験を食い入るように見ていたが保護者の方もおられました。
科学大好き人間にとっては、一日いても飽きない施設です。
3時の集合時刻に玄関に集まり、点呼をとってからバスのなかでアンケートを書きました。
マイクを回して、子ども達に一番おもしろかったかのはどこでしたかと話してもらったら、一番人気は「アシモ」の実演でした。
帰りのバスでは、盛り上がっている子どももいれば、お休みになっている人もいました。
帰校予定の5時前につくし野小学校に着き解散しました。
私は、科学未来館の芝生で少しの時間でシロツメクサの花束を作っていた子供が、科学にも興味を持って活躍してくれることを願いつつ帰路につきました。
ご参加、ご協力をありがとうございました。
08年度 第7回ビオトープ活動 アルバム |
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