次の活動実施予告・実施済の報告


〇第8回定例活動は日程変更し、11月17日日実施済です。
〇第5回特別活動は、10月27日日実施済みです。次回は未定です。

2012/09/20

活動報告 12年度 第5回「エネルギーを学ぼう!ソーラーカー・ソーラーカモメを作ろう!」


文:小池さん
写真:桑木さん
小池です。
2012年度第5回の活動報告をします。
9月15日土曜日、理科室から視聴覚室に会場を変更して活動をしました。

活動のはじめに、テレビ東京(7ch)で8月24日に放送された「おはスタ」、8月28日に放送された「おはスタ645」の2つのテレビ放送の録画を見ました。
24日の放送は、1分30秒の放送でしたが、全てが「カブトムシ相撲つくし野場所」の取材のもので、参加してくれた皆さんの笑顔がたくさんあふれていました。アップで映った子もたくさんいましたね・・・。
わたしもカブトムシヘルメットをかぶって行司をしていたところがほんの少し映りました。
子どもたちの、たのしい夏休みの1日の思い出になってくれたならうれしいな・・・。

次は、今日のテーマ「エネルギーを学ぼう!ソーラーカー・ソーラーカモメを作ろう!」です。
いつものように10問クイズ3択方式をしながら、お話しをしました。
はじめに、エネルギーを形で表すのはむずかしい、いろいろ探したけれどおばけのようなマンガしか見つけられませんでした・・・とお話ししました。

今のみんなの生活にエネルギーは無くてはならないものになっている、原始時代は、人は2,000Kcal/人・日つまり食物だけだったエネルギーが、いろいろな科学技術を発展させ、いろいろなエネルギーを使うようになり、今は230,000Kcal/人・日ものエネルギーを毎日、一人の人が使っている・・・とお話ししました。

なかでも人間が石油を使い始めて110年ほど。
この間に、すでに地球の石油の半分を使ってしまったようです。
特にこの20年間で急にたくさん使い、1/4を使ってしまった。
私が、大人になって生きてきた時代に急激にエネルギーをたくさん使うようになったようです。
これから先、あと40年間しか石油は採れない。君たちがわたしの今の年齢になったころには、石油はもうなくなっていることになるというお話もしました。

人間が、石油などの化石エネルギー(大昔の生物の体などがもとになってできた石油や石炭など)をたくさん使うことで炭酸ガスが増え、温室効果で地球は温暖化しているようです。
北極や南極の氷、氷河が融けた、海水が増えた・・・なんていうニュースを毎日のように聞きますね。
つくし野の身近でもその変化がわかります。
紅葉が遅い。さくらが早く咲く。落ち葉が遅い。雨がたくさん降ったり、降らなかったり・・・。
夏ひどく暑く、冬あまり寒く、春と秋が短くなったり・・・。
つく小に冷房が入った!!のもこの影響でしょうか
自然(再生可能)エネルギーは減らない、なくならないものです。
地球環境に悪い影響を及ぼさないすぐれものです。
今の時代でエネルギーを使い切ってしまうことなく、次の世代に残していくことが必要ではないか・・・というお話しもしました。

太陽からの熱と光が地球の全生物のエネルギー源です。
太陽と生物が今の地球の環境を長い時間をかけて形作ったのです。
化石エネルギー(石油、石炭、天然ガス)も元は太陽エネルギーと生物の力によってできたものです。

最近の新築・改築の小学校は、必ず太陽電池システムや風力発電システムを屋上につけています。自然エネルギーを昼電気に変え、ためておけば夜も使えます。

このシステムの簡易版をつくり、安全なように組み上げて小学校の昇降口において、常夜灯にしたい、校長先生にお願いしてみたい・・・なんていうお話をしました。

簡単な省エネルギーの工夫として、
白熱電球、電球型電球、LED電球の3つを比べる実験をしました。
それぞれに違いがあって、同じ明るさなのに必要な電気の量が随分違うこともわかりました。
また手回し発電機を使った実験をしました。
一生懸命回しても、なかなか家庭用電源ほど明るく照らすことは難しいことがわかりました。

手回し式発電機を、ミニ4駆のシャーシ(車の下のタイヤとモーターがついた動く部分)に直結したものでは、発電機を回す方向で、車が動く方向が逆にすぐ変わることがわかりました。
小型の太陽電池パネルを使ったソーラーカー・ソーラーカモメ・ソーラーバッタの工作キットを全員に1人1つずつプレゼントし、それぞれで作りました。

出来た人から順番に、外に出て、動かしてみました。
ソーラーカーはうまく走ったかな?
ソーラーカモメの羽ばたきがかわいかったね!
誰だい?ソーラーバッタがゴキブリみたいだった・・・なんていう人は!!でもじりじり動いてかわいかったね。
自宅に持って帰っても、大切にしてね・・・!


今日のお話を簡単にまとめると・・・
身の回りには、いろいろなエネルギーがある。エネルギーは、わたしたちの生活に欠かせないもの。人間が利用できるエネルギーには限りがある。でも、エネルギーの不適切な利用が、環境破壊を引き起こしている。エネルギーを、持続的利用(いつまでも、子どもたちの時代まで使えるように・・・)しなくてはならない。
ということでした。
小学生には、むずかしい内容もあったけれど、いっしょうけんめいわかりやすく工夫してお話ししたつもりだけれど、わかってくれたかな??

宇宙船地球号から人は逃れられない。地球は人間だけじゃない、すべての生き物のもの。今の世代だけで、地球の資源を使い切ってしまってはいけない。
・・・なんてことを、感じました。
今日の参加者は、児童31名、未就学児10名、保護者31名、スタッフ・ゲスト6名の合計78名でした。
今日のゲストは、
田村健治先生、高見元久顧問、小松春奈さん
そして、小山中央小からW先生、VCのYさん
さらに海老名での表彰式を終えて駆けつけてくださった、つくし野小学校 金子校長、菅原先生でした。

今日は、地球を、エネルギーを大切にしなくては・・・と思ってたくさんのみなさんが参加してくださいました。ありがとう!!
エネルギーや地球を大切に・・・そして、つぎの活動をお楽しみに・・・!!

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