文:小池さん
写真:桑木さん・井上さん・小池さん
5月18日(土)、本年2度目の活動を実施しましたので活動報告をします。
幸い晴天に恵まれた1日となりました。小学校の東門に集合し、参加者の確認をしてから徒歩で、新しい畑に向かいました。
午前中に、井上さんや河田さんがブルーシートを広げ、タープを張って、休む場所を作ってくれていました。
はじめに私から、お話をしました。
人間は、いろいろな生き物(動物や植物)のさまざまな恩恵(めぐみ)のおかげで生きていられる・・・とお話ししました。
また今日は、サツマイモ以外に、スイカ、ミニトマト、ナス、キュウリ、プリンスメロン、エダマメなども植えました。
畑で野菜を作るときに大切な、輪作障害(りんさくしょうがい)のお話をしました。
ちょっとむつかしかったけれど、サツマイモは同じ場所で毎年、続けて作ることが出来るけれど、キュウリや、ソラマメやダイコン、ニンジンは、1-2年、間をあけないとうまく育てることはできないのです。ジャガイモやゴーヤ、ピーマンは3-4年、間をあけないといけません。トマトは5-6年です。もっと驚くのは、エンドウ、スイカ、ナスは7年以上も間を開けなくてはいけないなんて、驚きです。
昔は、人のフンも肥料にしていた時代があったけれど、今は使わない・・・でも、人の暮らしや命は、空気や水、窒素や炭素やエネルギーの循環(ぐるぐるめぐること)の中にある、生き物の色々な特性を生かしながら、太陽のエネルギーで私たちの命は支えられている…というお話をしました。
1か所に集めましたが、量にびっくり。
ベニアズマを100本、ムラサキイモを100本近く、みんなで植えることが出来ました。
時間がかかってしまったので、カボチャなどの苗の植え付けは、解散してからの作業にしましたが、みんななかなか帰りたがらず、ずっと手伝ってくれた人たちもいましたね・・・。ありがとう。
スイカやミニトマト、メロンは7月の活動の時、みんなで食べられるといいね・・・。
集合写真も撮りました。今日は人数が多かったので、整列が大変でした。
新しい畑のお隣に住んでおられるSさんの奥様が、途中から加わって手伝って下さったのが、とてもうれしかったです。ご近所の理解の中で、畑の作物が育つといいな・・・。
今回の活動は、児童29名、未就学児7名、保護者26名、講師、顧問他4名の合計66名でした。たくさんの参加者が来てくれました。
特に、隣の小学校区から1家族が参加してくれました。また、学区内から未就学児がおばあちゃんと一緒に参加してくれました。友達に、この活動の事を聞いて参加してくれたのです。この活動は、地域に開かれたものでありたいと願っていますので、とてもうれしく思いました。
ことしも、畑の隅に「お世話ノート」を入れる収納ボックスを移設しました。お世話してくれた人は、何をしてくれたかを書いてくださいね。皆のやさしい気持ちに見守られて、おイモや作物がすくすくと育つことを願っています。よろしくお願いします。
ありがとうございました。
おまけ
次の日、19日日曜の朝、心配になって一人で畑を見に行ったのです。
そうしたら、エダマメのウネにネットが掛かっていました。昨夕の内に、中村さんが掛けてくださったのです。また、そうこうするうちに、中村さんが軽トラックで現れて、水を苗に蒔いてくださいました。ご自宅から近いこともあるけれど、心をかけてくださって、とてもとてもうれしく思いました。
ありがとうございました。
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