文:小池さん
写真:井上さん、小池さん
小池です。
5月24日(土)、本年度3回目、年間計画以外の特別活動としては、1回目の活動を実施しましたので活動報告をします。先週の活動の時では、ソラマメの収穫にはほんの少し早すぎたので、1週間遅らせたのです。作物は天候に左右されるので、なかなか収穫する日をねらって栽培することは容易ではないのです。
今回の活動は畑に直接、集合しました。
はじめに、私からソラマメのお話をしました。「そだてて遊ぼう」という絵本のシリーズにソラマメの巻があるのです。この絵本をベースにお話をしました。
ソラマメは、大昔から人類が食べてきた作物であること。アラブ半島が原産地で世界中に広まったこと。マメの仲間では、エンドウとソラマメだけが冬を越すことができ、寒さに当たって初めて実を付けること。日本でも古くから栽培されてお餅に練りこんだり、煮込んだり色々な食べ方がされてきたけれど、生のソラマメはこの時期だけの初夏の限られた時期だけに食べられるものであること。生のソラマメを使った料理(かき揚げ、丸焼き、塩茹で・・・)についてもお話ししました。
そだてる中で、ソラマメに起こる病気や害虫についてもお話ししました。ソラマメはどうしても芽の先端にアブラムシがつきやすく、これへの対応がどうしても必要であることをお話ししました。
お話しの後で、皆で手分けして収穫しました。
サヤが上を向いているものはまだ熟しておらず、収穫するには早いので取ってはいけないとお話ししました。株の下の方についたサヤが丁度、収穫に良いものになっているものがありました。
参加者が少なかったので、それぞれの家族には十分な量が収穫できました。遅れてきた子どもたちにもなかよく分けることが出来ました。
先週植えたサツマイモの苗は、雨が週中まで降らなかったので10~15本くらいが枯れてしまったようです。補植(かれてしまったところをあとから植えたすこと)をするかどうか、もう少し様子を見ます。カボチャとトマトは中村さんが付けて下さった風よけのおかげで元気に育っています。
わたしたちのこの活動は、つくし野の街に育つこどもたちが、こどもたちの時間にこそ経験すべき色々な体験活動を、小学校の活動では実施しにくい内容を優先し、特に環境学習の視点を重視しつつ企画し実施してきました。この考えは当初から一切ぶれておらず、これまでもこれからも変わりません。
今回の活動の参加者数は、児童5名、保護者4名、顧問他3名の合計12名でした。引き続きご理解、ご支援をよろしくお願いします。
ありがとうございました。
おまけ
解散した後、井上さんに手伝っていただき、空いているスペースにウネを立てました。
また次の日、中村さんに手伝っていただき、堆肥にヌカを混ぜ、熟成を促進させました。
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